みなさんこんにちは。
WRMのぐっちぃです。


今日は



試合中に
どんなアドバイスをすれば選手は勝ちやすくなるのか?




ということについて
話をしていこうと思います。

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試合中の
アドバイスとはいうのは・・


主にベンチコーチで
選手の後ろに入ることだったり、



団体戦で一緒に戦っているときに、
ベンチで応援しているときもアドバイスできると思います。




そういった
個人戦や団体戦それぞれ、


試合で勝てる
アドバイスのやり方が明確にわかれば、


選手も勝ちやすくなってきます。



どういったアドバイスがいいのか?




こうアドバイスしたほうがいいと、、


いろいろな意見が出てくるコーチの話なんですが、


実は、



年齢やレベルによってアドバイスを
変えた方が効果的ということを今日は紹介します。



もっとバックを狙えーとか、


そういう
内容は対戦相手を見て、


アドバイスの仕方が変わると思うので、



具体的な効果作戦などではなくて、



今日は
効果的な選手自体の能力をアップさせる・引き立たせるアドバイスを紹介します。




いいアドバイスをするために・・



実は年齢によって
アドバイスの仕方が大きく異なっているんです。


だからコーチによって
やり方が違うんですよね。




①小中学生へのアドバイスはシンプル作戦&根性、褒め上手が大切である。


これが
非常に大きなアドバイスになります。



小中学生の選手は、



まだ卓球歴が浅く、


経験も少なくて、


メンタルも崩れやすい選手たちです。


そこで、
アドバイスをするときに、


いかに気持ちを
乗らせるかが大切になります。



1ゲーム目取られたりして、
気持ちがガクっと落ちてしまう。。。



大会を見てると、
よくありますよね?



そのままベンチ戻って、
コーチにあれこれ言われて、



またガクっとしたたまま
ベンチから戻されるときの子供って、



そのまま落ち込んだ気持ちを
引きずったまま試合をしちゃってます。




こういう
パターンをたくさん見てますが、


気持ちがガクっとなった状態の
小中学生が次のゲーム、




正常にプレーできる可能性が低いです。



本当の
上級者の小学生中学生なら、



そこから
気持ちを立て直せるほどの、



メンタルがあるので大丈夫ですが、



私たち一般クラスでは
非常に困難なことです。



そうなると、
普通の入れるプレーもミスが出て、



なぜ入らないの?



って、
メンタルがだんだんと崩れてってしまいますね。


なので、
小中学生にはアドバイスでいいのが、



実は根性系、
褒め上手が大切だと感じています。



いいぞーナイスボールだー。



とか、
勝ってるから、


フォアドライブいいぞ!


サーブ効いてるぞ!

足動いてるぞ!


大丈夫、大丈夫!

いいプレーだよ!




足が動いてなくて
負けそうでも、



足をもっともっと動かしていくぞー!!


フォアガンガン振っていくぞ!


ってノリノリにさせていきます。


など、
どんどん気持ちを乗らせるような

アドバイスが一番効果的な年齢
です。



メンタルも崩れやすい子たちですが、
気持ちを乗らせたら、


なんでもボールが
入るようなミラクル選手へと変貌することもできるんです!!



子供たちがやる気になって
ノリノリになると格上にも結構勝っちゃう現象が起きます。



メンタルが
高校生や大学生や社会人以上にとても影響度の大きい年齢層なんです。





相手が
いくら強い小学生でも



1ゲーム取られて、


泣いちゃったりしたら、



こっちは褒めて乗せまくったら、


一気に勝敗がひっくり返りますからね。



小中学生は
気持ちの面をいかにプラスにもってけるか?





これがセット間で
非常に重要なポイントだと思います。



これで試合の内容がガラっと変わるのが子供たちです。



そして
小中学生の子たちに


具体的な戦術アドバイスは正直、
一般クラスではそこまで難しいのは言わない方が賢明です。




あそこに回転かけて打って、
効いたら、ストレートに持って、また空いたクロスへ・・って



戦術的なアドバイスをされると、





実行できません。


そして
考える力も大人や高校生ほどありません。



考えながら作戦を実行しようと
必死になるよりも



気持ちを上手に褒めて
乗らせてあげた方がプレーの質は遥かによくなる年齢層だと思います。



ちょっとした
バックが弱点だからバック狙え。


あのサーブ効くからあのサーブ使え。



その程度の
シンプルアドバイス・弱点アドバイスならナイスですが、




具体的な戦術になってくると、
コーチはアドバイスしたときに充実感ありますが、




小中学生は
上の空の可能性があったりします。



何度もそういう子たちを見てきました。


熱心なコーチの話聞くけど、
難しいから、聞いてない子たちもいます。




子供たちでも
実践できるシンプルな弱点アドバイスを与えることと、



いいプレーが出てるとこの、
褒め上手で気持ちを乗らせるようにアドバイスをすることが


小中学生の一般クラスには
非常に勝ちが近まるアドバイスだと思います。



言いたい戦術は我慢して、
乗せる、気持ちを上げさせる方が、単純に子供たちはプレーが躍動してくれます。



子供たちにはメンタルが
一番難しい年齢なので、褒め上手で、
実行しやすいシンプルアドバイスが非常に有効で有能なコーチだと感じます。









そして
二つ目が





 

②高校以上のクラスは戦術が大切。
 



高校以上のクラスになると
メンタルも安定して、


実力もついてきて、
やれる技や全面コートで戦えるエリアが一気に広くなってきます。



個人的にも
高校生の時が


一番何でもできる
運動力がありますからね笑


もう自分で
練習を考えてやれるクラスになるので、



アドバイスで
効果的なのが効く



シンプル戦術の弱点を狙うものと、



効いてるサーブを出すこと、


それだけでなく、



予測を使った戦術を多く使っていきます



褒め上手で、
褒めさせるベンチコーチも実は、



高校より上の大会を見ると、
褒めてあってる学校さんって少ないんですよね。



小中学生の子たちには、
褒め前向きにさせようとしているベンチコーチさんが結構多いのに対して、




高校以降はいいプレーには褒めるけど、
無理矢理すべてを褒めまくるような状態は高校以上ではなくなりますね。



それ以上に冷静に
効果的な戦術と作戦を立てて実行している感じです。



相手のバックは
そんな強い持ち上げがないから、


バックに流したり、
バックにツッツキ切って、



バックでのっけさせたところを狙え!



とか、
そういった戦術ですね。



あとは、



コーチが相手の弱点と
こっちの選手の得意予測プレーの状態を見切って、



相手の弱点と
こっちの得意をぶつけるような読みや戦術を1セットで作ることができれば、



それを高校生や
社会人や大学生選手なら実行力がかなりあるので、


実行させて
自分の良さと相手の弱さをぶつけさせるような
素晴らしい戦術アドバイスができるコーチが、



高校以上で素晴らしい指導をされている
コーチの方が多い感じがありますね。



なので一瞬で
相手の弱さを見抜ける力がないと高校以上は特に大変です。


当たり前ですが



どの層でも
ベンチ入るなら、



味方のこともよく知ってないといけません。




もちろん
相手チームも戦術を考えてくるので、

考えのウラを
狙い合うような


高度な試合になることが
インターハイやインカレでは非常に多いです。



自分がバックが1ゲーム目にミスが多くて、


次は2ゲーム目突入!


バックにきっと戦術で狙ってくると
相手を予測して、それをフォアハンド待ちして打ち込め!



バックが弱いと思わせた
誘い作戦ですね!



それを読んで
回り込みドライブ待ち!


2ゲーム目も
圧倒できる戦術です。


バックにボールを集めさせる



相手の戦術のウラ戦術で返すというハイテクなものですね!

とか・・



自分の戦術と相手の戦術のウラを
つきあう感じの好ベンチバトルが


全国大会では
当たり前のように繰り広げられています。





というので

勝てるアドバイスというのは? 



選手の舞台に
よってアドバイスは大きく違うということですね。



小中学生なら
シンプル作戦&褒め上手なアドバイス主体!


高校生以上なら
シンプル作戦&戦術の読み合いバトル!




実際どちらも
万能にベンチコーチで


こういう
使い分けを自然とやり


小中学生でも勝てる選手を育てる。



高校生以上でも育てる。



そういった
超万能コーチがいるのも、


日本の凄いところです。


みんなに同じアドバイスを
してはいけないということですね。


相手の弱点を探しまくってたら、
味方のメンタルがボロボロなのを見逃して、


持ち上げさせるのに
失敗すると敗退が濃厚になる小中学生のベンチコーチの難しさ、



高校以上だと戦術を
すぐ相手のやり方を見抜いて1ゲームでいい戦術を作らないといけない
高校以上のベンチコーチの難しさ。



それぞれやり方や
コンセプト自体が効果的なものが違っていたから


指導者やコーチで
アドバイスの仕方が違ってたりするんです。

 

なので
これを知っといてもらえるといいアドバイス、


勝てるアドバイスが
できる近道になるのではないかと思い書いてみました。

 

ただ全体的な一般クラスでの効果的な傾向なので、
超強い張本選手みたいな小中学生は戦術アドバイスでいけます。


考えられる・全国大会でランク入るクラスは
小中学生であっても②のやり方がおすすめです。


逆に多くの選手は
①のやり方で十分いいアドバイスで、

自分のレベルに応じたシンプル戦術を実行でき、
気持ちをを乗らせて勝つことが一番多い層なのかもしれません。


 

1人1人の選手によって
①と②のタイプがあるので

それを大体で平均的に分けましたが、
個性や強さや能力によっては小学生で②がいい。

大人からスタートした初心者には

①で褒めさせた方がいいタイプと、
②で考えて試合するタイプ


完全に2つ半々くらいに分かれますが、

結果的にはどの選手も
2パターンのうちのどちらかが合う方が多く


効果的なアドバイスとして知っておくと、

選手が伸びる、勝てるアドバイスができます!!

2つのやり方を
選手ごとで読み切り、柔軟に対応していいアドバイスができるコーチが


今必要とされている
伸びている指導者だと思います。


1つの鉄則のようなアドバイスのやり方に
固執している方よりも、

1人1人への対応力が高いアドバイスできる指導者が
素晴らしい指導者になりつつあります。


なので、この2パターンを
感覚的に読んで、1人ずつ選び


どちらかのタイプでやると
非常に勝ちやすいアドバイスができると言えます。




みなさんはどちらのタイプが伸びそうですか?


少しでも参考にしてもらえたらうれしいです。


ありがとうございました。
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