みなさん
こんにちは!


WRMのぐっちぃです。



先日
絶好調であった、



USオープンの動画を2つ出したのですが





多くの方が感じ取ってくれた




ぐっちぃが強くなってる!(笑)




カウンターやばい。



ぐっちぃが
攻め始めたときのキレがやばい。





最高峰のぐっちぃ(笑)



などなど



いろいろと
お褒めの言葉を頂いてます。



実は
USオープン前に練習法を思い切って大きく変えていたんです!!
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それを


お伝えさせてもらいます。



実際
2か月前から




週5日練習させてもらいまして



日本から
出させてもらうのに





感覚ない。
練習不足。






そんなこと言ったら
日本の出させてもらってる日本卓球協会さんや日本のみなさんに失礼なので






動画の編集時間を
大幅に減らして







動画の
上げる本数も減らして







鬼のように
特訓させてもらいました。








その結果
どんどんUSガチ練動画シリーズでは







キレキレ度が
日を追うごとに上がっていったのが








お判りいただけたと思います(笑)








そこで





今日は






なぜ、
31歳という年齢のぐっちぃが



成長を
続けることができたのか?







というのを
書きたいと思います。






ただ
年代別という試合の観点から強くなるのはわかりますが







一般のガチ選手
20代10代の中で




ベテランの
30代という位置で






みんな30代になったら
30代の部に出るのでそこで活躍の場が用意されているので





勝てる能力値を作りやすいですが







ガチな
一般クラスで




もう
10歳以上離れた若い選手とも




毎日鬼練している
学生さんとも




ガチ対決を
続けてます。







結構
きついはずなんですけどね(笑)

















31歳で
ガチな一般でも成長して強くなって勝てたと感じてます。







今が
一番強い。








おそらく
動画の体のキレを見る人は








こんなキレキレでカウンターが
面白いように入るぐっちぃを見たことないですよね(笑)







こんな体の
いい状態を





30歳でも
持ってこれるんだ・・






というのを
証明することが出来ました。










ただ
実は



WRMに
務める前は






実は
今よりも練習してて




毎日4時間ぐらい
やってたので







今のUS上がりと
同じくらいか




もしくは
今よりも






もっと
フォアで全部体動けてキレキレだったんです(笑)







動画を始めてから
日本中の講習会や動画制作に追われ、練習する時間が無になり






当たり前のように
動けなくなっていきました(笑)







ただ
キレキレ度では





実は10代や20代前半が
一番あって







今そこに追いつきそうな
31歳!!







でも昔よりも
勝てる状況ができたので




USの結果だけ見ると





正直
今までで一番強い状態を作り上げることに成功しました。







なぜ
31歳でも試合で勝てるようになったのか?






ここを
しっかり分析してみました。




分析をすることで
一般的には若い選手10代20代が一番強い。







こういう
卓球の選手の年齢がありますが





年齢がピークを過ぎても
どんな選手にもチャンスがある
というのを






お伝えできればと思います。


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ピークが過ぎても強くなったワケ①
『ぐっちぃの主導源である、フィジカルとキレキレが戻った!』





先ほども
書きましたが






10代20代の
ピーク時のキレに






相当近いところまで
戻ったと感じてます。






特に
動きの良さが






大事なドライブ主戦型なので








練習量を
熟せば






環境や
意識によって








ピークの
体に戻すことができる。







やってた練習は
かなりシンプルなんですが







体のキレを
戻させるために







4つの練習を
最も多くやりました。





①1本1本のフォアとバックのハジハジでゆっくり大きく速くフットワーク!(5分程度)

これでコート全体を大きく
素早く動ける力を付けました。






②フォア1本バック2本!(5分程度)
フォアはフォアで打って
バックは一回バック振って、2球目はフォアで回ってやり





フォアの
回り込み




バックの切り替えし




フォアの飛びつき



切り替えやフットワーク力





全てを
鍛えることができる非常に効率の良い練習をしてました。






そして
③サーブをバックに出して→全面ツッツキしてもらって→オールフォアでバック対オール!(10分程度)




サーブから3球目で、そこから全面ロング戦を
強化する内容です。







ぐっちぃの試合で使う技術が
このサーブからの練習ですべて使える練習です。






④レシーブから厳しいレシーブを多くしてオール(10分)



相手のサーブを
固定ではなくて




いろんな回転、ロングサーブ
ストレートコースなど・・






試合さながらの状態で
出してもらって





厳しいレシーブを
心がけてからオール対オールをやっています。




厳しいレシーブとは
ツッツキなら必ず上書きツッツキ




ストップなら必ず
切って台から出さない




台から少しでも出てきたら
即ドライブ攻め!




チャンスがあれば
一発狙い。




などなど

多少ミスしてでも
上書きして相手のサーブの影響を受けずに、強いレシーブができるように





このような心掛けで
やって特訓しました。







というので
全部で40分





相手の練習や基本打法やゲームや休憩も考えると
約2時間程度の内容です。





この4コマの練習だけは
絶対週5の練習に毎回入れてました。





全部
ぐっちぃの持ち味の



フォアドライブ系の技術
フィジカルを鍛えることができるだけでなく
得意なサーブレシーブの細かいものを含めてます。






そして
バック系の練習が全然ない?両ハンド系は?






それに
気がついた方も多いと思います。






バック系の練習や
ガチ練の近所の高校生との動画を見ればわかりますが



切り替えし系を前は






多く入れてましたが
今は切り替えし練習や、バック系をあまりやってないのです。







オールフォアの中で
たまに振ったりする練習はしてますが








基本ぐっちぃは
切り替えしの練習やバックハンドの練習を最近しなくなりました。



なぜか?






それが
次に続いてます。


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ピークが過ぎても強くなったワケ②
『やることを限定させた。』








これは
非常にすごい意味を示しています。






要するに
高校生や20代始めには







練習量がたくさんあり4時間やってから
全部を鍛えていました。






フォアも鍛えて
バックも鍛えて・・






なので
全面性が高かったですね。






フットワークしたら
切り替え。




これが
当たり前。






ですが
ぐっちぃは





練習時間が限られてます。





そして
試合中バックハンドの強打はそこまで使わない。







バックで安定してブロックで粘ってミスなく繋ぐのが
ぐっちぃのバックの役割。





なので
バックハンドは






実は
相手が





はじめちゃんだったことが多いので






はじめちゃんの
ドライブ練習時に





バックブロックを鍛えて





ノーミスになる意識で
先にブロック側はミスっちゃいけない。







相手のドライブVS自分のバックブロック。






この構図の意識で





ずっと
相手の練習中





自分の試合で
実際一番使うバックミートやバックブロックが







一緒に鍛えることが出来ました。






これが大きいですね。







相手の練習時間で
自分の練習時間にしてしまう感覚が







なんとも
お得です(笑)








前までは
相手をしている意識が強かったのですが







相手の練習時間は
自分の練習時間でもある。







というので
鬼のようにミスのないバックハンドを意識して守り続けました。







その結果







自分の練習時間で
バックを鍛えることをせずに






ぜーーーんぶ
フォアハンドのフィジカル・フットワーク系に時間を費やしたり、
得意のサーブレシーブに費やす割合が増えました。






なので
昔は






みんなが
全部やるから







それに合わせて
全部鍛えるように特訓しますが







社会人で
練習量が限られている中、







本当に
今自分が勝てる必要なもの、






試合で使うものだけをちゃんと選び








使う技を
限定させて







それに伴った
限定させた練習メニューをこなすことで








以前は
切り替えし、両ハンド系をしっかりやろうとして







フットワークの
時間が半減していたのですが








今は
2倍になり







結果的にフォアの
超キレキレが31歳で戻ってきました!!








しかも
持ち味が生きて






バックハンドは
相手の練習で地味にコツコツブロック練習をして
ブロック力を高めることが出来たこと。







結果的には
少ない週5日の練習で





自分が使わない
バック系の強打系や高速両ハンドを捨てて






通常の
2倍の持ち味の練習をすることで





結果的に
フォアがイキイキして





常に
攻撃が入る状態だったので





バックハンドも
打ちやすい状態になり





結果的に
バックハンドはミスのない鉄壁バックができた中で





フォアの
練習量を2倍化させ







31歳という
年齢的にはピークを越えても









練習量を
全盛期ほどしてなくても









ピーク時の
体のキレを蘇らせることができました!!






これは
練習を変えて、切り替えしなどをやらなくなって





不安に
なるところではあるんですが









社会人まで
卓球をやると






自分の卓球が
よくわかってくるんです。






別に
バックドライブがんがん振る練習で




できるようになったとしても





試合では
長年の安心感のフォアで動いてしまう。





体が
そのフォアで10年以上やってきたものなので





ある意味
本能みたいな感じです(笑)





なので
そうなるんだったら




得点源のフォアだけ
徹底して2倍鍛えて






バックは
相手のときに鍛えよう!




バックブロックは
よく使うし、フォアに結び付けられるように鉄壁になろう。






というので
やる技術を限定させたことによって






結果的に
効率よく強くなることができました。







みなさんも
効率よく強くなるために






バックハンドは今の若手には
必須だと思うので





捨てれませんが








ほかに違うもので
限定して鍛えることで





より
自分が強くなることがあるんだよ。






社会人になると
よりその使う技術を限定してくるので





その限定した状態で



強さをキープしたり、




強さをアップさせている選手が
社会人では非常に多いですね。





自分の得意武器だけ
超強い展開を持ってるから







動きや球の威力は高校生だけど
大人が試合を持っていく。





そういう
シーンが非常に草の根クラスだと







あちこちの大会で
見られます(笑)







小中高校生くらいだと
柔軟なので




いろんな技を覚えることが出来ますが




社会人になると
なかなか覚えるのが大変なので




ある意味
自分の得意なものだけを




究極にして




そこに
持っていくサーブレシーブの展開を



極める!!





これが
今の日本の強いマスターズ選手です。


なので



大人になってくると
だんだん使う技術が限定されだすので





それで
鍛えるものも




考えていくことで
効率よく強くなれますね。




私の場合はバック強打が
不要バージョンで限定しましたが






動くのを
不要バージョンで限定して




フットワークをやめ
両ハンド張り付いて、振り回せるブロック力を鍛える。





フットワークは
鍛えない。





ブロックとバックハンドを鍛える。





そういう
限定して





大人で
動かないで張り付いて、振り回す選手も強いです。






やはり
毎日練習が4時間ぐらいできる環境なら



全て鍛えて全面性高めるのが強さupですが



大人になってくると
強さを持たせる練習で





ときには
技術を捨てて、練習をすることが必要なんだよ!



限定させることで
自分の技術がさらに伸びるんだよ!!





っていうのが
よくわかるUSオープンでした。





ということで




若い時のキレキレが復活して





10代20代の若手ぐっちぃになりました。(笑)





でさらに






31歳で
パワーアップした理由が・・






ピークが過ぎても強くなったワケ③
『サーブレシーブは常に進化していた!』



これが
大きいです。



サーブレシーブは


確実に20代前半よりも今の方が



進化してたので、





やはり
30代になってくるとサーブが超うまくなってくるんです。






体力的な衰えが
サーブでは感じない。



むしろ
いろんなボールの捉え方ができるようになってきて





どんなサーブが効くのか?





経験の多さで
わかってくるようになります。





大勢の人と
試合して




効くサーブを
長年集めこんで、





30代まで
どんどん増える一方です(笑)




しかも
相手もうまいサーブを使ってそれを受けることが多くなり


その



相手の上手いサーブも





取り入れようとしたりして





いろんな方向からサーブレシーブは





30代でも
鍛えられます。





フットワーク系、ラリー力は
20代が一番ですが






サーブレシーブは
まだまだ30、40、でうまくなっていくジャンルの技術だと思ってます。





あと
力を入れてるバックブロックも。



ということで



結果的に
今が1番強くなりましたね。



練習方法を
限定させることによって




フィジカルフットワーク系練習を2倍にし



体をキレキレに戻すことができました。




若い時のキレキレが復活して、
サーブレシーブは進化してたので、結果的に今が1番強くなりましたね。

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そのおかげで
31歳という体的にはピークを少し過ぎた年齢でも、






卓球で勝つためには
一番強い時期になり結果を出すことができました。




USに
向けた





新しい練習法。





思い切って
バック強打や切り替えをやめたこと。






これが
非常に力を発揮した。




全てが
プラスに働いたという内容です。






ぜひ、
みなさんも練習量に制限されてたり





社会人になりつつあったり




人によって練習環境というのは

大きく違いがありますが





ぐっちぃは
こういう思い切った練習法で






31歳で
一番強い状態を作ることができました。





勇気は要りますが





ときには
こういう思い切った練習法も必要なときがあります。





少しでも参考にしてもらえたらうれしいです。



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