みなさん
こんにちは!


WRMのぐっちぃです。




先日
高田馬場店にて



ぐっちぃさんに
新しく改良して作ったラケットがあるので





ということで



こちらのラケットを
持ってきてくれました!




じゃん!!

IMG_8505




通常の
ラケットが



右側!



そして
今回



こだわりのラケットとして
持ってきた方のが


左側になります!!




何が違うのか?



右のラケットと
左のラケット・・・


重ね合わせるとよくわかるのですが


こんな感じです。

IMG_8480


下の方が
今回のラケットです!




なんか

全体的に小さい??




こちらです。


IMG_8479



おお!!



ニッタクのオーダーブレードって書いてありますね!!

ニッタクの特注ラケットで


面がとても小さいラケットを制作したようです。




話を聞いていると

現在の一般的に多いブレードサイズの





1割小さくしたラケットを
作ってほしい!!



というので
作ってもらったそうです。



1割って
ちょっとだけ小さくなっただけじゃんって思いますが


実際見ると
面積的にもかなり小さいように思います。



標準ブレードの
ラケットを重ね合わせると

IMG_8504



こんな感じです(笑)


縦と横が
1割減ることで



ミニラケットみたいな小ささに
なるんですね。






そして
この方が作ったのは


1割減らしたことにより




気に入った合板を使い



①ラケットの軽量化と
②スイートスポットの限定化でより弾ませる!!
③気に入った合板

というのを
目的にしたそうなんです。




ちゃんと
狙いがあるんです。






自分の使ってる合板が
超気に入ってて





でも
もうちょっと軽くしたい



もう少し弾ませたい。




でも
板は変えたくない。




じゃあ1割
ブレードを削ってみようか(笑)



特注で
やってみた。



こんな流れです(笑)

IMG_8503


上から見ると
こんなにブレードの大きさに差があるんですね!!







どんなラケットになっているのか?

ちゃんと目的通りできたのか
チェックしてみます(笑)





まずは
フォア面!

IMG_8479




フォア面は
ラザンターがお気に入りです。

IMG_8481


ラザンターのR47の2.3mmを
チョイスしてます



この時点で
かなりぶっ飛びで回転もかけやすい



ナイスフォア面になってます。


これで
さらに1割ブレード減らして



飛びと
軽さを追求したんですね・・



相当弾みそうです。。。




グリップテープにこだわりがあり


IMG_8484


この
中心にちょっとグリップテープをやることで


ANに近い感覚だったり
手の中で密着感が生まれ



安心するようです。



ちなみに
こちらの板は・・



あまり
見かけないブレードだなーって思ったら・





ニッタクの
5枚合板



ラティカライトの
合板構成を使っていたんです!!

IMG_8487



5.8mmの
しなり系5枚ですね。



この
弾まないけどかなりしなるタイプのよくある5枚。




これを
もう少し弾ませるために



ブレードをコンパクトにさせる発想は
ナイスですね!!



グリップの底はこんな感じです。

IMG_8485



何のタイプの
グリップ材質かはちょっとわかりませんでした。






そしてバック面!!

IMG_8483

ちいさ!!!




V>15 Extraですね!



やや硬めで
しっかり弾んで回転も強くかかるラバーです。



ちょっと
重たくて振るとかなりの威力が出るラバーです。


一般クラスだと
少し上のレベルが


大絶賛されている印象の
ラバーですが



こちらの
改良ラケットは



とても扱える状況になったと
制作者は喜んでましたね。


IMG_8482






サイドテープを張ってある側面を
見ると


IMG_8488
一瞬で
一周してしまいました(笑)




サイドテープの量が
少なくていいのもメリットがありますね!


少しですが・・(笑)




実際こちらのラケットが
ラティカライトの通常版から




①しっかり重めのラバーを貼っても
軽量化されているのか?




②コンパクトにしたので
弾むようになっているのか?


検証してみたいと
思います。





では
まずは


重量面!!!




こちらは
数字に出るので


グラム測れば
わかりやすいと思います。


両面
やや硬めのラバーで


今流行りの
テンションラバーですが



これを
両面に貼ってもがんがんいける軽量さを出したい!!





というので
重量を測ると・・











じゃん!!

IMG_8506


うおおお!!!!





147グラム!!!???






1割ブレードを
コンパクトにしただけで




ここまで
総重量が



変わってしまうとは
思いませんでした。






もはや
5グラム6グラム軽いとかのレベルじゃないですね。






標準のシェークが

180グラムから
190グラムぐらいが多いので



そう思うと
147グラムというのは




飛び抜けた次元になりますね。




特注で作った方も
想定内か聞いてみたら・・





想定を超えたそうです(笑)




ラケット単体での重量も
気になりますが



ブレードが
小さくなったことで



ラバーを貼る面積が
大きく減少するのが


一番軽さを出している要因です。


2枚分のラバーですからね。



しかも
この2枚


決して軽いラバーじゃないです。
分厚いやや硬めの本格派テンションを


両面貼って
この重量!!


IMG_8506


グレイト過ぎますね(笑)



こちらの方は



5枚合板の
しなり系を使うのが大好きで


ぐっちぃも
5枚合板のしなり系が


本当に
好きなので


この板にこだわる気持ちが
よくわかります。




でしかも



両面硬めのラバーが
大好きなんですよね。




硬めの摩擦力の高いラバーと
球持ちの長い5枚合板は



最高の相性で


非常に
強い回転をかけられます。



ぐっちぃの場合は
フォアが硬くて、バックは柔らかくていいので



まだ重量面は
大丈夫なんですが



こちらの方は
両面硬いので超スピンで押すのが好きなので




ただ
重量がきつい。。。



弾みも
ちょっと5枚だと足りない



そういったので


まずは
重量面は


大幅カバーして
両面硬いラバーがへっちゃらで貼れるような状態になりました。



素晴らしいですね!!



軽いから
球も軽くなるかな??

飛ばなくなるんじゃ・・



って思いますが


スポットが狭まってるので
弾みは上がってると思われますので


どういった感じになるのか?


球を突いてみました。



②コンパクトにしたので
弾むようになっているのか?


球突きで
ですが



やってみよようと
思います。



球を
突くと






コンコン!!









間違いなく
ラティカライトの従来品よりも


音が
高くなってます(笑)




飛ぶ!!
IMG_8479






飛距離が出てますね。






本人も
実際台で打ったら


飛ぶようになった
というので喜んでました。
IMG_8490




やはり
面積を小さくするほど




スポット内の
威力は上がるんですよね。






ペンの単板と
同じような


スポットの狭さなので



それで
集約されて



弾みが高くなっています。





ちょっと
気になったのが



真ん中は
超飛ぶ!!


そして
少しだけ芯から外れると



飛ばないんです(笑)





これは・・・




やはり
ストライクゾーンを絞るようなブレードサイズにしたことで





中心に当たれば
超とぶ!!




外れたら
びっくりするほど、飛ばないです。



この差が
すごいですね。





球突きで
それを感じます。




しかし
こちらの方は



ペンの単板を
使っていたこともあり




ペンの単板の
スポットの狭さに慣れているので




シェークで1割減ったブレードでも
ちゃんと芯に当てて卓球ができるそうなんです!!

IMG_8504


ぐっちぃ的には
このスポットの狭さが



試合になったりしたら
不安定になりそうで


ちょっと
正直不安なところもありました。



特に
シェークの標準タイプのブレードに


昔から慣れているので
そのスポットの広さ、シェークの安定感の大きな丸形。




これに慣れて卓球してたので


ペンの単板のように
小さめのスポットで


やったことがないので



不安になりますが




この方は
ペン単板を熟知されてて





ペンのスポットだと思って





打てば
簡単にパワフルなボールが出るから



慣れたら
問題ない。



という話でした!!





しかも
ちょっとハジの方に当てると


全然飛ばないので


短くサーブを切りたいときにとかに
ハジの方で切ると



めっちゃ
止まるみたいです(笑)



超軽量で
硬めのラバーが使えて、ぶっとびの5枚合板で・・・


最高の状態になってますが



小技までラケットのブレードのハジに当てながらかけることで



しっかり
切れたサーブが出せるので、メリハリがつけられるそうなんです。





ちょっと
器用な方じゃないと難しい感覚ではありますが




コツとして
慣れてしまえば




自分の理想が
手に入ったと



ボールの飛び具合の能力値は
想定内だったそうで



しかも
プラスアルファで



ラケットのハジで
出す、切れたサーブ!!




これが
ついてくるの



かなり
大満足な1本に仕上がったそうです。
IMG_8505




ペンドラの
スポットの意識でいれば

ちゃんと
中心に当たるよ。



というので

確かに
ラケットが超軽いから




意外にも
ラケットの中心で打球しやすいそうなんです。




ブロックとかも大変そうという感覚がありますが


速くラケットを
その場まで動かせることができるから



それで
真ん中当てれば



超速いボールが
相手に返ってく。




サーブから3球目のパターンでは


サーブが切れて



3球目も超軽量ラケットで
スイング待ちやすい。




回転のかけやすい5枚と
硬めのテンションで


スイングスピードが
かなり上がっているので




超回転のパワーボールがでる。

IMG_8501





というので
2つの検証結果




①しっかり重めのラバーを貼っても
軽量化されているのか?




②コンパクトにしたので
弾むようになっているのか?






2つとも
結果としては、成功!!




ということでした。



板は超お気に入りの5枚合板
ラバーも超お気に入りの硬めラバー両面


軽量化させたい
もう少し弾ませたい
ペンの感覚で慣れたらいける。



というので
自分自身の最高のラケットとして



成功させた方の
自信作でした。





シェークからずっとやってる人は
ちょっとできるかはわかりませんが




ペンのスポットの感覚ができる!!


器用な打球位置を変えることが出来るような選手!!


こういうのが
できる選手には




5枚合板愛用者の1つの答え、ゴールとしてありなんだと



非常に
勉強になる



研究会でした。


ニッタク特注で卓球7不思議!


板は超お気に入りで弾ませたい!



ブレードを1割小さく設計するとどういう効果を得るのか?



研究結果は
素晴らしいものでした。



特に
この重量は感動ものですね。
IMG_8506



世界にはいろんなこだわり、工夫をされている方が
いるというのを知ってもらえたらと思います。

IMG_8503




IMG_8505