みなさん
こんにちは。


WRMのぐっちぃです。


今日は
用具について書きたいと思います。



用具にこだわる人は



ラバーとラケットを接着するときの



接着剤の種類だったり


接着剤の塗り方を


研究していることがあります。

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実際
私も

接着層を
重ねる


重ね塗り!!


という裏技テクニックを
使い


粘着ラバーで
4層くらい

接着層を
厚くして



効果を感覚が
変わることがわかってます。
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接着層が
溜まりやすくておすすめのなのが


ニッタクの
ファインジップですね。

ベトベト系水溶性接着剤で


私が
長年愛用しているやつです。

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接着層を
薄くしたい人には



フリーチャックだったり
バタフライの接着剤などの


しゃびしゃび系の
水溶性接着剤が


非常に
薄く塗りやすいです。
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わかりやすくすれば
ファインジップは膜が厚くなりやすく、厚塗りが出来て



その他のおおまかな接着剤は
厚塗りよりも薄塗りに長けた接着剤になります。




ファインジップだけ
という区別でやれば





かなり簡単に
水溶性の種類が大まかにわかります。




なので
・薄塗り派なのか?


・厚塗り派なのか?



それで
使い分けてもいいですね。





実際
トップ選手で


厚塗りをしているのは



中国選手が
多くやっていることがわかります。


こちらが
実際の写真です。
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mlrubber1

馬琳選手が
テンキョクブルースポンジにすごく厚く接着層が覆いかぶさってますよね?




中国選手は
厚塗りが当たり前です。



そして
薄塗りで有名なのが



ヨーロッパ選手ですね。



そこまで
厚く塗りません。
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ティモボル選手も
1回

バタフライの
水溶性の薄い膜で


塗って
貼ってるようです。


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中国の許シン選手のラケットはこちら!
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膜がかなり溜まってます!!





そこで
この中国は厚塗りで、ヨーロッパは薄塗り?



見事に分かれる理由が・・




実は
ラバーにあります!!




粘着ラバー=厚塗りが効果的



と言われてて


テンションラバー=薄塗りが効果的



と言われています。



なので
ラバーの種類によって




厚塗り派と
薄塗り派が


しっかり
分かれているんですよねー!




粘着ラバーに
厚塗りをすると


なぜ
ちょっとだけ変化するのか?



そこについて
書いていくと


粘着ラバーの厚塗り
メリット
【①打球が食い込むようになる(簡単にボールが安定しやすい)】


接着層が
厚くなればなるほど


粘着ラバーの
打球が食い込みやすくなります。


粘着ラバーは
比較的シートやスポンジが硬めであることが多く


膜が
薄いと

板みたいな硬さになり


インパクトが
結構必要になります。


しかし
厚塗りをすると


接着層の
厚みが増え、


弾力、食い込み系の
ゴムが入り込み



薄塗りよりも
打球感が変わり



球を長く掴みやすくなります。


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強いインパクトが
できなくても


いい感じに
その硬い粘着ラバーを深く食い込ませることができるようになります。



なので
硬い粘着ラバーが


厚塗りをすることによって
少し柔らかく感じて



扱いやすくなります!!






硬い粘着のいい部分


超回転
超クセ球などが


ちゃんと
生きます。


ラバー自体は
硬いままなんで、


ただ
弾力材として


接着層が
入ってくれると


このカチカチ粘着ラバーが


超回転を発揮するだけでなく

インパクトが
弱くても、食い込んで超回転を発揮して


打球も
安定しやすい!!

メリットが
いくつもあるんですよね。


キョウヒョウは
カチカチですが


超回転が
好きなんですけど



厚塗りをすれば
硬さが少し取れて


超回転のまま
食い込みやすい状態に。。



なので
薄い接着層で


粘着ラバーを使って
硬いなーって感じたら


2層、3層って塗れば


少し
柔らかく感じて


一気に
扱えるようになった!!


という
感じになりやすいです。


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実際4回塗りのこだわりを持つ
選手の話とキョウヒョウを使ったラケット!




【②回転がかけやすくなる(硬いラバーが食い込む)】

厚塗りをすると
インパクトが弱いままでも


食い込みが強くなるので
回転がかけやすい状態ができます。



回転量もあるし
回転のかけやすさもピカ1。

やっぱり
厚塗りは

粘着ラバーの硬めのものに

特に
最高ですね。
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【③ゴム層で重量が重くなりさらにパワフルな球が出る!】


厚塗りをすることで
粘着ラバーのパワー不足が



重量が
上がり


振ったときの
パワー(ボールのスピンとスピードのトータル値)が上がりやすいです。



単純に
ラケットが重くなれば



粘着の
回転をかけて飛ばす!!


という
2速の伸びで高速卓球をすることが出来ます。



なので
重量が重くなると


粘着ラバーで
飛ばしやすくなりますね。


単純に

厚塗りは補助剤とかの効果とは違いますので


誤解しないでください。



厚塗りは



ラバー自体の反発力は
上がってないのですが





重量が重くなることで
間接的に威力が出るということですね。



補助剤は
ラバー自体にテンションをかけることです。



なので
厚塗りは

パワーテープと
同じような概念で



間接的に
ボールを飛ばしている
感じですね。
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なので
厚塗り=弾む

という感じが
粘着ラバーでは起きやすいです。




最近は

粘着ラバーにも


已打底という
タイプがあります。


みなさんも
ご存知のやつですね。


接着層が
すでにスポンジに散布された状態で


市販化されているものです。





已打底が実は
接着層効果がある!!





ということです。


実はぐっちぃは
厚塗りのこだわりがあるのに



木星2ブルースポンジには
1回しか塗ってません!!


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已打底=接着剤の厚塗り3回4回分!




この認識で
間違いないと思います。



なので球持ちが
とても長くて

重量が
重めになり


パワフルで安定感のある球が
出やすくなるんですよね!



なので最近の
接着層が

あらかじめ厚く塗ってある
已打底は


粘着ラバーのコンディションを
最高にしてくれるということなんです。




そして
この粘着ラバーの硬いやつには厚塗りがいいということですが



デメリットも存在します!!


デメリット
①【接着層でラケット総重量が増える】


これがありますね!



やはり1層、2層



個人的には

ファインジップを
厚塗りで


1回塗ると
ラバーが1グラム増えますね。

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まあ
人によって



1回塗りの
量が違うので



差はありますが



塗りすぎて
重くなりすぎて


自分の振れる限界を
超えたら



意味がなくなります。



振れないと
粘着は力を発揮できません。




なので
厚塗りは

ちゃんと実力が
ついてないと


ラバーの性能が発揮できませんので

力が足りないと
厚塗りして


だめになることもあるので
気を付けてください。



そういう方は1層から2層


2度塗りくらいで
やってみることがおすすめです。



ぐっちぃは
4度塗りなので


いきなり
4度塗りすると

これは上級者です(笑)


なので2度塗りから
スタートして


まだ力が余ってるなら
3度塗り、4度塗り

としてもらう感じが

一番厚塗りを
うまく利用できると思います。

偉関さんも
4度塗りのこだわりです。
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偉関さんの999CHN!!
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かなり
接着層が厚くなってます。




デメリット
②【必ず4mmを超えないようにせよ!】




これが結構大事なんですが





ルール上では
シートとスポンジと接着層を含めて


4mm以内にすること!!


というのが
ルールで決められています。


なので
何も気にしないで



厚塗りをすると




4㎜を超えることが
あります。



特に
スポンジがもともとMAX系のあっつーーいスポンジだと



3層塗ると
4㎜超えます





中国の選手は
スポンジを2.2にせずに2.1だったり2.15にしてます。



まあそれは


補助剤を
塗って膨張した時に4mmを超えないようにするために


2.2のスポンジ厚で
やってしまうと

4mm超えということなんですよね。



なので
個人的には

紅双喜の2.2mmの
スポンジには

4層塗ったら
もうぎりぎりです。

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4mmジャスト近い。




いつも
ニッタクさんのルーペで


確認してから
試合出てますね。



厚塗りする人は
必ずこのルーペを


持ち歩いていた方がいいと
言えます。

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結構簡単に
4mm超えますから(笑)



一度
ラケットを変えよう!!


って
厚塗り4層したやつに


違う
ラケットに


張り替えたら

はい。4mm超え!!(笑)



ってなりますから。



なので
本当に4mmは簡単に超えてしまうものなので


ルーペで
気を付けて厚塗りをしてください。



なので
そこに神経を使わないといいけないので



ちょっと
面倒です(笑)

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今度は
テンションラバーの方で薄塗りがいいということでしたが


薄塗り自体は
ごく当たり前の普通の貼り方なので


特に変化というか
ニュートラルな状態で書きづらいので


テンションに
厚塗りがだめな理由を書きます。




厚塗りダメな理由

①【弾みが落ちる!】


実は
テンションラバーに


厚塗りをすると







弾みが落ちていきます!!

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厚く塗れば塗るほど
ちょっとずつですね(笑)





やっぱり
テンションの場合は、板の感覚がある方が飛ぶみたいで




板の感覚が
なくなってブヨンブヨン状態になると




弾きが悪くなるということですね。



逆に言えば

今使ってるテンションラバーで

弾み過ぎてる場合は
厚塗りすれば


ちょっとくっつくようになるので
弾みが落ちます。


それを
上手く利用して


テンションラバーで
厚塗りを好んでいる方もいる!!




この事実も知っておいてください。


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テンションラバーが厚塗りがダメな理由
②【重くなる!】



やはり
これも粘着ラバーと一緒で


重さが
upします。



厚塗りすればするほど。。。



まあ
好みで


調整できるかもしれませんね。




【③回転の絶対値が落ちる!】


えええ!!


って思いますよね?



粘着ラバーでは
回転量を出しやすくなるのですが


テンションだと
厚塗りしてなくて


柔らかい×板の硬さがある状態が


厚塗りをすると
柔らかい×柔らかいの状態になってしまい



食い込んで掴むけど
回転量が出せない!!




ずっと安定した前進回転で、
安定した球は出せるけど


回転量が減るんですよねー。



食い込みのMAX値が
すぐ到達できるので



安定感抜群なんですが
均一した回転量で


ずーーっと
増えずに


量をキープした球で
安定して、変化がないですね。




あまり。




膜が薄い方が
板の硬さがあり



テンションの食い込みがあり



擦ったり
超回転をかけたドライブをするとき



薄塗の方が
超回転系ショットを出しやすい!!!



なので
回転とスピードのトータル値は


薄塗りの方が高い!!



厚塗りは
トータル値は低いけど


柔らかく安定する!!




テンションラバーへの
厚塗りは

イメージ的には


テナジー05なら05FXの感覚
エボMX-PならEL-Pの感覚



という感じで


少しスポンジをソフトタイプに

替えたい!!



そんな感覚になる
厚塗りなんです。


やっぱり
粘着とは


厚塗りの
相性が違うんですよね



なので
テンションが硬くて使いこなせないときに


厚塗りで
FX系にさせて


全体的に
食い込みが大きく出るようにさせる!!



この名目で使うと
いい感じに


テンションラバーで
厚塗りのメリットを感じますね。







テンションで厚塗りがいい場合
①【弾みを落とし、食い込みをアップさせる】



これが
厚塗りで実現できます。






食い込みが長くなり


テンションラバーが
ソフトになります。


より
ゴムの接着層で



ながーく

掴むようになるので


安定して
回転はかけやすくなりますね。



ただ
テンションの武器である弾みは


落ちている状態なので


弾くことが
あまりできず


持って
ドライブ安定型。



そういう感じのタイプは
厚塗りはいいかもしれませんね。



ただペンでテンションで
厚塗りをすると

フォアは球掴むからいいけど
バックショートが弾かなくて、きつい。


という感じになる方も多いです。



なので
テンションで厚塗りをする人は


フォア面!!


バックは薄塗りテンションが圧倒的!!



厚塗り
しない人が多いですね。

バックは弾きや
スピード系をする方が多いです。



フォアは
テンションでちょっと硬くて



弾けちゃう場合に
2度塗りくらいにして


ちょっと球持ちを増やして
フレックス系にさせることで



安定度は増します。

そういう
ちょっとした微調整で

テンションに少し塗るのは
アリですね。



逆に粘着みたいに

3度塗り、4度塗りすると

打球感が
ソフト過ぎてなくなります(笑)



無音ドライブみたいな感じで

テンションの飛びがなくなりますね。


食い込み過ぎて
回転も強くかからないので


やっぱりテンションに
塗りすぎはだめです。





というので
粘着ラバー=厚塗り派
テンションラバー=薄塗り派



それぞれ
メリットデメリットが




大体わかっていただけたと思います。



粘着ラバーは
厚塗りで威力と扱いやすさが増します。




テンションラバーは
薄塗りで威力と回転量が増します!




テンションで厚塗りするなら2層までにとどめる。


粘着は4層以内(厚い已打底なら1層さらに塗るだけでよい)にとどめる。


これが

一番いいのかなと思います。



人によって
厚塗りの効果の体感の仕方が


全然違ったりするのは


こういう
ラバーの特性や技量によって



大きく変わることが
わかってます。




これで
みなさんのフォア面、バック面



お好みのラバーで
厚塗りと薄塗りの両方の機能を知ってもらって



最適な
ラケットを作り上げてみてください。



ありがとうございました!


たまに
十八番入りしていた


硬かったラバーが

ラケットをいろいろ試すごとに

接着層が増え


新品のときよりも

何回か貼ったラバーの方が
柔らかく、食い込むと感じたことはないですか?




実は
それは接着層が増え


球持ちが長くなっていくから


どんどん
馴染んでいく感覚にラバーがなっていく!!



という
ちゃんとした理由があったんです。






上手く使えば
今使ってるラバーで


性能はいいんだけど



ちょっと硬い。。。


そういう感じのときに
一度貼り直ししたら



球持ちが
長くなったり少し柔らかくなるので


ラバーを
違う硬度でまた新品買わなくても微調整でラバーを使える可能性がありますね。



そういう
節約や感覚の微調整にもなる可能性がある厚塗り薄塗りのノウハウでした。



ありがとうございました!

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