みなさん
こんにちは。


WRMのぐっちぃです。


今日は
私のバックハンドについてのお話をします。



動画を見ていればわかるのですが








私は
バックがそこまで振れません。

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もう頭を抱えるくらいです。







そこまでというか


全然
振れないです(笑)



リアルに。



バックの感覚が
極端にないです。

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動画を見ていれば
フォアハンドで動き回る私の試合ですが



バックは
ヘボ化しています。





どうして
こんな下手なのか?



疑問に思う方もいると
思うので


この両ハンドという
高速化が進んでいるときに


なぜ



私は
オールフォアで動くスタイルなのか?


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それは



器用じゃないからです(笑)



これも
答えは簡単です。






草の根プレーヤーの感覚よりも
ないかもしれない(笑)





それくらい
不器用なんです。





上手い人はいいですよね。
器用だから。(笑)





私は


中学時代に


カットモドキをやっていたことによって


中学3年間
バック粒でした。





それで
粒高の感覚で3年間バックを貼ってて




裏で
基本打法なんて





やることを
知らないですから(笑)




今思えば
バックなんで粒にしたんだろうーって思ってます。


中学の先輩が
粒だと勝てるよーって


言ってたなー(笑)





それで
カットモドキで変化幅の大きい粒高を貼りましたね。




裏だったら
今もうちょっとバック振ってたかもしれないのに・・・(笑)





やっぱり
カットモドキで3年間やったことで




粒高の
バックを3年間やってたから




そこから裏ソフトで
バックをやっても





感覚がない。





『弾く感覚』と『かける感覚』の



2つの
感覚が




初心者で
覚える最優先事項だということは




もう
私もWRMも




口酸っぱく言っているので
みなさんもご存知だと思います。





私のバックは
その2つの感覚がないんですよね。





私を
実験台にして思うことが



やっぱり
卓球を始めたときの環境で





早くに
バックの2つの大事な感覚を覚える裏ソフトを使っておけば・・




最初の3年で
粒高を使ったことで





バックの攻撃感覚が
全く発達しないままになってしまいました。
 


なので
今もその後遺症が残ってます。

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バックが
そこまで強く振れないです。





不器用で
感覚がない。




ただ
唯一バックでできたのが



『相手コートに入れること!』



これだけです(笑)




やっぱり卓球って
感覚を覚えたもの勝ちなんですが



指導者が
いない状態で

我流で
成長してしまい


感覚に
偏りができてしまいました。


そうなると
元々ない感覚を今から生み出すのって本当に大変なんです。




ということで




不器用な卓球&努力し続ける才能だけ唯一あった



そういう
状態で


高校から
シェークドライブで始めて



努力×練習量


これを
究極に高めて



練習量の多さで
もっと多いという方がいるかもしれませんが


個人的には
このブログを見ている方の中でも


自分は
高校時代は一番多いと思ってます(笑)



それくらい
追い込んだ自信があります。




講習会で
大盛況で動画も多くの方に見て共感してもらってるのが



自分の中の
感覚のなさ、不器用さが武器だと思ってます。



多くの選手の気持ち、
自分も同じ位置から卓球しているというので




講習会も
草の根感覚の状態での知識なので


おかげさまで


750か所も
何度も何度も呼んでもらってます!


私の技術動画も


草の根プレーヤー目線で出しているもので



トータルで
1億回再生してます。
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卓球界の底辺=ぐっちぃだと思い
活動を続けてます。




というので



やっぱり
卓球を始めたときに



初期の段階で
フォアハンドしか感覚を積むことができなかった


バックは
粒で当てるだけだったので、


フォアだけ超感覚
バックだけ当てる感覚




やっぱり
これで


3年間やっちゃいましたからねー汗



大事な時期に、、汗



せめて
バック裏だったら


もうちょっと
感覚があったんだろうと思います。



そして
高校の時


非常に偏った感覚の中



さらに
私が一番圧倒的に追い込んだのは

フットワークです。

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特に
私は32歳という年齢が大きな影響を




及ぼしているんです。




32歳??



どういうこと??



って思いますが


実は
32歳というのは




日本最古の
オールフォア世代の最後の年代だった!!!





ということです。



自分の年までなんですよ><


オールフォアの時代の
日本選手。




ちょうど私の下から

両ハンドを
革新的に入れた岸川選手や松平選手や丹羽選手が登場!!




高速両ハンド化が
一気に進みました。



私の年代の
32歳以上の方って



バック振ったら怒られる年代なんです(笑)

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えええ


って思いますよね?汗




フットワーク中に
バック振ったりしたら


さぼってるということで
怒られました。



バック振るのは
さぼりだ。


という
昔の日本のオールフォア時代の練習の仕方を



私もしてました。



なので
バックの感覚が


ほとんど
練習の相手をするときのブロックのみ




あれだけ
バックハンドでやりました汗



なので
バックブロックの固さと安定度は


今も
自信のあるものになってます。



入れるだけなら
できる感じがありますが



ほんとに
バックのブロックをするときに



バックの練習ができるくらいで


基本
全てフットワークで


オールフォアで動きまくる
練習ばかりしてて



当時
バックハンドを振る風潮は


ありませんでした。


実際
強豪校で


同い年で
活躍していた


愛工大名電の方々!!



大滝選手や
神谷選手や篠原選手や千賀選手や関根選手!!



そして
監督をしていた今枝さん!!



みんな
超動きまくるオールフォア最強人みたいな感じで


愛知県の
県で王者になる人たちも


みんな
オールフォアの塊だったんです。



なので
県内の超有名強豪校のトップ選手たちの


オールフォアで
動きまくる卓球を見て



そして
オールフォアがそのとき


日本で
最強だった時代なので

トップ選手も
オールフォアばっかりでした。


バック振らない戦型が
日本のトップを覆ってました。




バックを
振ったら負けるという考えがかなりあった時代で



フォアで
動いてかないと勝てないという


バックハンドを
許してもらえない時代でした。


指導者やコーチの
大半が


フォアで振れ!!

バックは使うな。



この風潮が確実に強くありました。


バックの理解度は
非常に少ないですね。


特に
昔からの指導者が多かった時代なので

若い指導者がほとんどいなくて


オールフォアの
黄金世代だった


高齢の方々の感覚が
強く指導に反映されていました。






そこで
私は

高校3年間
オールフォアで

バック振ったら怒られる
時代を経験し


元々バックが
粒で3年間やって


今度は
裏になったけどバック振ったら怒られるから


当てるだけで
3年間やって





そして
社会人になったら




バック両ハンド化が
一気に進み


バックが
日本の卓球に受け入れられ始める時代になりました。



指導者も
だいぶ若い選手が増え


両ハンド卓球の
理解が進み


バックハンドを
多く使う練習が非常に増えてきました。



しかし
その時



私は
社会人になって


周りが
両ハンド化した学生たちに対抗するために





バックハンドを



振り始めましたが




結局
振れませんでした。。




もう
大事な


学生の時期を
バックがないままで



完全に
過ごしてしまいました。




卓球始めた超重要な若い6年間!!



バックを振らないままで
過ごしたため



もう体も
フォアハンドの振りで固まってしまいました。。



悲しいです。


バック振ろうとしても

体の姿勢が
フォアハンド向きになっちゃうんです。





しかも
バックの感覚がほとんどないから



振ったところで
入らないし。。





なので
結果的に



元々
得意の超動き回る足がその分


私は
ついたと思ってるので




それで
バックを無理矢理振るよりも


フォアで全部動いて

振った方が
勝てるという構図になりました。
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私のフォアは
クセ球で


粘着ラバーの
超回転球が


結構効いてくれるのもあって



フォアで
連打すると


みんな結構嫌がってくれる選手が多い



というのもあり




バックを中途半端に覚えて


足が止まって
フォアの球威が落ちるくらいなら



バックは基本ブロックで
フォアでがんがん動いて打ってく方が


相手は
嫌がってるし勝ちやすかったです。



バックで
自然に


ラリー中に
流れるようにバックドライブ振れれば簡単なんですが




私は
その打ち方を


やってない。


感覚ない。



当ててた。




というので
フォアとバックで


相当偏った感覚の状態で



大事な6年を
過ごしたため




両ハンド化が進んでも
バックは下手のままでした汗



逆に
フォアもそのくらい下手だったら


両ハンドぐっちぃになりますが



悲しいことに


フォアだけ
感覚が結構あるので


今まで
それで自分の卓球ステージの位置ができてるので





もう
フォアでやるしかないですよね。。



なので
逆にUSオープンで


絶好調だったのは


バックを捨てて
フォアの練習をすべての時間に使った!!



練習を
限定させて




バックをあきらめて
フォアをどんどん切れ味や球威を増すことに成功してます。



それで
海外の試合で

絶好調でしたし


今も
フォアハンドが伸びてます!!




動画を見ていればわかりますが

年々
フォアハンドの球が早くえぐい球を

がっつり
出せるようになって



今32歳でも
成長していると感じます。




ただ
バックはクソになってますが汗





というので

最後のバック禁止令の


日本の卓球の年齢だったので


高校のときも
バックドライブをやってないので



重要な時期に
フォアハンドだけ偏ったスタイルになりました。


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なので
私はバックを振れません。




みなさんも
この私のパターンになってはいけません。



フォアもバックも
両方同じくらい打てないといけません。


私の年代より上は
フォア主戦が多いですが


若い年代は
両ハンドの舞台です。



なので
若いうちに



フォアもバックも
同じくらい感覚がある選手



意識して
成長してください。



今偏ってる方は
両方同じくらいに持ってくれるようにしましょう



昔と今では
時代と卓球の速さが全然違います。



バックが振れないと
ついてくことができません。


私は
フォアで得意の足があるから
超動けばいい



という感覚ですが


みなさんは
フォアとバックで偏りができないように 


最初の段階で
覚えてください。



私は
偏ってるので



バックの感覚が
もう出てきません汗




悲しいことに、、、




一生私は
バックの感覚がないままで終わると思います。





それくらい
最初の学生時代に感覚を両方磨いとけば


大人になっても
伸びやすいと思います。



私は32歳でも
フォアハンドは確実に伸びてますし。



①感覚あれば=あとから強くなれる!!(32歳で伸びるフォアハンド)



②感覚なければ=あとから終了する!!(ぐっちぃのバックが今も振れないまま )



これをみなさん
定義として知っておけば



社会人になっても強くなれる・伸びる
卓球が分かると思います。


将来勝てる2つの方程式を
2つ書かせてもらいました。



フォアは
伸びしろがある。


バックは
伸びしろがない。



感覚の偏りは
こういうことを


引き起こして

みんなよりも
成長しづらい部分もある。


というのを
知っておいてください。



なので
両ハンド頑張りましたが、、




私は
諦めて捨てました。




捨てることも
覚悟として勇気がいりますが


バックを直そうとして
意識して何年間か


2時間バック練習するよりも



2時間フットワークしてた方が




私は
少し最近勝てるようになりました。




普通なら




下手で感覚ないから

逆にやらないと!!

って思いますが



感覚がないから
本当に時間の無駄になってます。



なので
その成長しなかった6年間くらいの時間を


今30歳超えてから
フォアで打った方が
成長してるという悲しい現実。。



最初から
フォアで6年間全てやっとけばよかった。。。


皮肉なものです。。



6年間感覚ないところで頑張りましたが
無で、超後悔してます。





そう思うと

いかに
それだけ


若いうちに伸びしろを作れるかが鍵です。




じゃないと
私みたいに長年悩みバックが振れないことに苦しみ


社会人になってから
大きな悩み、壁となって立ちはだかることでしょう。


バックが下手で
高速化し6年頑張りましたが去年捨てました汗


まじ
もったいない。。




私の
失敗を


みんなにも
知ってもらって


成長の糧にしてもらえたら
嬉しいです。

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