WRMのぐっちぃです。
私は全国各地を訪れ、講習会を通じて
本当に大勢の卓球選手の方々を見てきました。
その中で
卓球は大きく分け、3タイプのスタイルがあることに気が付きました。
今回では、
この卓球タイプを見分ける診断方法を考案してみたので、ご紹介したいと思います。
今まで
あなたの戦型を言葉で表すのに
ドライブマン・前陣速攻・カットマン・ペンツブ・バック表を使っている道具や、
プレー領域を表した言葉が使われていましたが、
その選手のスキルやレベルを表現する言葉はありませんでした。
そこで今回ぐっちぃが考えた
新しい表現ができました。
それが、今回ご紹介する
『卓球タイプ診断』です。
全戦型共通で診断でき、
どなたでも必ずどれかのタイプに当てはまります。
この『卓球タイプ診断』は、
今までになかった新しい指標で簡単なテストを行い、
自分で判定することで自分の弱点や、
目指すべき目標が明確になり、どんな練習をすれば強くなれるのか?
自分にはどんな道具があっているか?
など
自分の卓球をより深く知ることができます。
ぜひ、あなたもこのタイプ診断をやってみてください。
★3つのタイプ
それでは早速ですが、
今回記事の肝になる卓球タイプと戦型を紹介します。
▼タイプを3種類
・一発タイプ
・コツコツタイプ
・コツコツ一発タイプ
▼戦型が4種類
・未完型(まだ形が固まっていない段階)
・ブロック型
・オールフォア型
・両ハンド型
この組み合わせで、
あなたの卓球タイプを表現していきます。
ここから
さらに詳しく、各タイプと戦型の特徴を、解説していきたいと思います。
■一発タイプ
アマ選手のおよそ95%はこのタイプ。
ラリーが短く、次の1球を打つことだけを考えている。
攻撃で点数を取ることを考え、攻撃後の守備がおろそかになる。
一発の決定力は持っているが、止められると連続攻撃ができない。
ドライブを打って入るか入らないか、サーブの効き具合が勝敗をわける。
ボクシングに例えると、ノーガードでブンブンパンチを振り回すハードヒッター。
■コツコツタイプ
攻撃と防御を兼ね備え、無理せず確実に点数をとっていくタイプ。
ツッツキやブロックが得意。常に相手のコースを読みながら卓球をしているので
格下相手に取りこぼしが少ない。
安定感は持っているが、自分の能力を超えたスピードに対応できないこともある。
稀にペン表やフォア表などの極端な一発タイプに取りこぼすことがある。
ボクシングに例えると、打ってはすぐガードをあげて強打をもらわず、安定した試合ができるボクサー。
■コツコツ一発タイプ
繋げるだけでは勝てないので、一発強打を組み込んだハイブリッドタイプ。
ベースはコツコツタイプだが、一発強打をいれることで、相手にプレッシャーを与え、
コツコツタイプの中にも一発タイプの怖さを兼ね備えている。
ボクシングに例えると、細かいい基本のジャブから、
ワンツーなどのコンビネーションが多彩で、隙がなく強いタイプのボクサー。
【各戦型の説明】
●未完型
まだ、基礎技術が足りてないため戦型がはっきり決まっていない選手。
カットマン・粒高選手などの守備型選手も最初の段階ではここに位置します。
●ブロック型
自分で決めるより相手のボールにあわせて、チャンスが来るまで、ラリーで粘る戦型です。
●オールフォア型
積極的に回り込んでフォアで攻撃する戦型です。
大きく動くので、素早いフットワークと素早い戻りが要求されます。
●両ハンド型
フォア強打・バック強打どこからでも攻撃できる戦型です。
いろいろな攻撃手段があるので、
フォア・バックのどっちで打つか悩むようなミドル処理の判断力が要求されます。
ブロック型から移行しやすい戦型です。
3つのタイプと戦型をまとめると
このような流れになります↓
▼3タイプは卓球の実力順であり、『一発』→『コツコツ』→『コツコツ一発』のステップで強くなっていく。
■診断テスト!【あなたは「一発タイプ」?それとも「コツコツタイプ」?】
上の診断テストをやってみてください。
■タイプ判定
判定の結果はどうだったでしょうか?
テスト4まで全部クリアできた選手が
コツコツタイプです。
一つでもクリアできないテストがある選手の場合、まだ一発タイプということになります。
コツコツタイプの実績の目安として
高校生なら、団体戦県大会ベスト4以上のレギュラークラス、県シングルスベスト16以上ぐらいの選手が、
クリアできるかどうか?というテストでしょう。
成人なら、オープン大会、ベスト8?入賞クラスがクリアできるかどうか?というようなテストです。
テストに使用した攻撃技術で、
ブロック型・オールフォア型・両ハンド型をわけます。
ブロック型は
積極的に攻撃ではなく、相手のボールに合わせて、
つなぎを重視、ボールを入れることを重視している選手です。
粒高・カットマンなど守備型選手も、コツコツタイプのブロック型(一発タイプなら未完型にあたります)
■一発タイプとコツコツタイプの違い
一発タイプの選手に足りなくて、
コツコツタイプの選手がもっているもの、決定的な違いは何でしょうか?
卓球以外の対人競技を例に考えてみましょう。
ボクシングで安定的に勝つにはどんなスキルが重要でしょうか?
相手を倒すことだけ考えて、
ノーガードでパンチを振り回す選手より、打つところは打つ、守るところは守る。
攻撃と守備のバランスがいい選手が安定的に強いですよね?
野球で安定的に勝つためには、どんなチームスキルが重要でしょうか?
打順の1番から
9番まで守備力の低い強打者を並べるよりも、
投手力があり、守備力が高い。その中で強打者もいるチーム。
攻撃と守備のバランスがいいチームが安定的に強いですよね?
将棋はどうでしょうか?
まず最初を手駒で王将を囲い守備を固めます。
自分の王将を守らず、相手の王将を取りに行く棋士はいないですよね?
まずは防御から、それが将棋の定石です。
これからほかの対人競技においても、安定的にかつために重要なことは『防御力』だということが、
おわかりいただけると思います。
一発タイプと
コツコツタイプの決定的な違いはこの『防御力』です。
あなたの卓球の防御力は高いでしょうか?低いでしょうか?
■卓球の防御力とは?
安定的に勝つためには
防御力が必要だということはわかりました。
普段の練習の中で、防御力をあげるためにどんな練習をしているでしょうか?
そもそも、卓球において大事な防御技術とはいったい何でしょうか?
私は、『ツッツキ』と『ブロック』技術が重要だと考えています。
ツッツキやブロック技術を磨かずに
サーブから3球目攻撃ばかり練習をするということは
ノーガードでパンチを振り回す行為と一緒です。
相手があなたの攻撃にあわせてブロックをする、
もしくはカウンターを打たれると、あなたは打ちっぱなしでノーガード状態・・・
たちまち主導権を握られ、点数を奪われます。
もし、あなたが打った後すぐにガードを固めていれば、
体制をすぐに立て直し、連続攻撃、最悪ブロックで
相手の反撃をかわすことができます。
レシーブが浮いたとしても、ブロック技術が優れていれば、
ミスをうまくカバーすることができるかもしれません。
レシーブでブッツリとツッツキを切ることができたらどうでしょうか?
相手は強打するのが難しく、
相手の打ってくるコースを限定することができるかもしれません。
これらのことから、ほかのあらゆる対人競技と同じように、
卓球にも防御力が大切だということがおわかりいただけると思います。
■一発からコツコツになる方法
コツコツタイプになるための方法は、大きく分けて2つの方法があります。
1つ目の方法は、実績のある指導者に習うこと。
もしくは、レベルの高い、練習環境に身を置くことです。
実績のある指導者は、卓球のセオリー(予測)を知っているので
「一発タイプのオールフォア型」から「コツコツタイプのオールフォア型」へ、
または「一発タイプの両ハンド型から「コツコツタイプの両ハンド型」へ直接指導で導くことができます。
またレベルの高い練習環境に身を置き練習を重ねることで、
高いブロック技術を自然と身に付けることができます。
もう一つの方法は、
指導者がない、練習環境が整ってない場合には、
オールフォア型・両ハンド型を一度捨てて、『ブロック型』を
目指す方法です。
多くの中級者は、「一発タイプのオールフォア型」から「コツコツタイプのオールフォア型」へ、
または
「一発タイプの両ハンド型」から「コツコツタイプの両ハンド型」へ直接目指そうとしてもなかなか
辿り着くことができません。
辿りつけない大きな原因は、
卓球のセオリー(予測)を知らないために、
攻撃してから次の打球までどう待てばいいのか
わからず時間的な余裕を持つことができないため、
次のボールを予測しながら打球することができません。
指導者がいない
練習環境が整ってない選手は、
ブロック型からカウンターが取れるようなブロック技術を磨くことができればそこから
「コツコツタイプのブロック型」を経て「コツコツタイプのオールフォア型・両ハンド型」に移行することが可能です!
■何故?多くの選手が一発タイプから抜けられないのか?
一番の大きな理由は、
決定力を高めるために攻撃力をアップすれば、その分、攻撃した後の防御が難しくなるからです。
例をあげて説明すると、タイプ診断テスト2で、
③~④のラリー部分で
▼ゆっくりドライブを、クロスに打って(③)
ストレートにブロックしてもらう(④)
▼速いドライブをクロスに打って(③)
ストレートにブロックしてもらう(④)
決定力があるのは速いボールですが、
次のボールが打ちやすいのは、ゆっくり攻撃したときですよね?(相手がプッシュしたり伸ばしたりしないことが前提です。)
攻撃のスピードをあげて決定力を高めるということは、
スピードが速ければ速いほど自分の防御力が高くないと
対応できないということです。
卓球道具の性能の進歩により、ボールスピードが速い、ラケットやラバーが開発されてます。
あなたがコツコツタイプになれなかったのは
自分の能力以上のスピードをだしていたからかもしれません。
攻撃技術において大事なことは、
もちろん、得点を取るためにチャンスボールを決めることは大事ですが、
それと同時に相手の返球を考えた
連続攻撃できる範囲のスピードで攻撃るということが大事なことだと思いませんか?
■さいごに
各タイプ別に注目して深く観察していくうちに、少しずつ面白いことがわかってきました。
ほとんどの一発タイプの方は、中学校から卓球をやり始めていたりして、
なかなか地区大会を通過するかしないかぐらいの選手が非常に多いです。
そして最近は
指導者がいるところは大丈夫なんですが、
いないところでは
YOUTUBEで世界のトップ選手の派手なプレイ映像を参考にしてしまい、
より一発型の悪い面を出してしまう
悪循環になりやすい傾向があります。
各地回って
そのようなシーンがたくさんありました。。。
アマチュア選手の大半を占める、この一発タイプの方を「脱・一発」にしていくこと!
これが
ぐっちぃの役目であり、
みなさんも
これから意識して練習に取り組む大事な方向になります。
今日はとても長い記事でしたが、
非常に大事な
強くなる、伸びる選手になるための方向性を
しっかり
作ってあげることが
大切だと思い
今回書かせてもらいました。
みなさんは
現在何タイプですか?^^
今後強くなる方向性が見えてきたと思うので
一緒に強くなっていきましょう!
最後まで
読んでいただきありがとうございました。
↓動画でもタイプ別で強くなるところを話しています。
この記事の内容の半分までやってます。
よりイメージしやすいので、よかったらどうぞ♪
私は全国各地を訪れ、講習会を通じて
本当に大勢の卓球選手の方々を見てきました。
その中で
卓球は大きく分け、3タイプのスタイルがあることに気が付きました。
今回では、
この卓球タイプを見分ける診断方法を考案してみたので、ご紹介したいと思います。
今まで
あなたの戦型を言葉で表すのに
ドライブマン・前陣速攻・カットマン・ペンツブ・バック表を使っている道具や、
プレー領域を表した言葉が使われていましたが、
その選手のスキルやレベルを表現する言葉はありませんでした。
そこで今回ぐっちぃが考えた
新しい表現ができました。
それが、今回ご紹介する
『卓球タイプ診断』です。
全戦型共通で診断でき、
どなたでも必ずどれかのタイプに当てはまります。
この『卓球タイプ診断』は、
今までになかった新しい指標で簡単なテストを行い、
自分で判定することで自分の弱点や、
目指すべき目標が明確になり、どんな練習をすれば強くなれるのか?
自分にはどんな道具があっているか?
など
自分の卓球をより深く知ることができます。
ぜひ、あなたもこのタイプ診断をやってみてください。
★3つのタイプ
それでは早速ですが、
今回記事の肝になる卓球タイプと戦型を紹介します。
▼タイプを3種類
・一発タイプ
・コツコツタイプ
・コツコツ一発タイプ
▼戦型が4種類
・未完型(まだ形が固まっていない段階)
・ブロック型
・オールフォア型
・両ハンド型
この組み合わせで、
あなたの卓球タイプを表現していきます。
ここから
さらに詳しく、各タイプと戦型の特徴を、解説していきたいと思います。
■一発タイプ
アマ選手のおよそ95%はこのタイプ。
ラリーが短く、次の1球を打つことだけを考えている。
攻撃で点数を取ることを考え、攻撃後の守備がおろそかになる。
一発の決定力は持っているが、止められると連続攻撃ができない。
ドライブを打って入るか入らないか、サーブの効き具合が勝敗をわける。
ボクシングに例えると、ノーガードでブンブンパンチを振り回すハードヒッター。
■コツコツタイプ
攻撃と防御を兼ね備え、無理せず確実に点数をとっていくタイプ。
ツッツキやブロックが得意。常に相手のコースを読みながら卓球をしているので
格下相手に取りこぼしが少ない。
安定感は持っているが、自分の能力を超えたスピードに対応できないこともある。
稀にペン表やフォア表などの極端な一発タイプに取りこぼすことがある。
ボクシングに例えると、打ってはすぐガードをあげて強打をもらわず、安定した試合ができるボクサー。
■コツコツ一発タイプ
繋げるだけでは勝てないので、一発強打を組み込んだハイブリッドタイプ。
ベースはコツコツタイプだが、一発強打をいれることで、相手にプレッシャーを与え、
コツコツタイプの中にも一発タイプの怖さを兼ね備えている。
ボクシングに例えると、細かいい基本のジャブから、
ワンツーなどのコンビネーションが多彩で、隙がなく強いタイプのボクサー。
【各戦型の説明】
●未完型
まだ、基礎技術が足りてないため戦型がはっきり決まっていない選手。
カットマン・粒高選手などの守備型選手も最初の段階ではここに位置します。
●ブロック型
自分で決めるより相手のボールにあわせて、チャンスが来るまで、ラリーで粘る戦型です。
●オールフォア型
積極的に回り込んでフォアで攻撃する戦型です。
大きく動くので、素早いフットワークと素早い戻りが要求されます。
●両ハンド型
フォア強打・バック強打どこからでも攻撃できる戦型です。
いろいろな攻撃手段があるので、
フォア・バックのどっちで打つか悩むようなミドル処理の判断力が要求されます。
ブロック型から移行しやすい戦型です。
3つのタイプと戦型をまとめると
このような流れになります↓
▼3タイプは卓球の実力順であり、『一発』→『コツコツ』→『コツコツ一発』のステップで強くなっていく。
■診断テスト!【あなたは「一発タイプ」?それとも「コツコツタイプ」?】
上の診断テストをやってみてください。
■タイプ判定
判定の結果はどうだったでしょうか?
テスト4まで全部クリアできた選手が
コツコツタイプです。
一つでもクリアできないテストがある選手の場合、まだ一発タイプということになります。
コツコツタイプの実績の目安として
高校生なら、団体戦県大会ベスト4以上のレギュラークラス、県シングルスベスト16以上ぐらいの選手が、
クリアできるかどうか?というテストでしょう。
成人なら、オープン大会、ベスト8?入賞クラスがクリアできるかどうか?というようなテストです。
テストに使用した攻撃技術で、
ブロック型・オールフォア型・両ハンド型をわけます。
ブロック型は
積極的に攻撃ではなく、相手のボールに合わせて、
つなぎを重視、ボールを入れることを重視している選手です。
粒高・カットマンなど守備型選手も、コツコツタイプのブロック型(一発タイプなら未完型にあたります)
■一発タイプとコツコツタイプの違い
一発タイプの選手に足りなくて、
コツコツタイプの選手がもっているもの、決定的な違いは何でしょうか?
卓球以外の対人競技を例に考えてみましょう。
ボクシングで安定的に勝つにはどんなスキルが重要でしょうか?
相手を倒すことだけ考えて、
ノーガードでパンチを振り回す選手より、打つところは打つ、守るところは守る。
攻撃と守備のバランスがいい選手が安定的に強いですよね?
野球で安定的に勝つためには、どんなチームスキルが重要でしょうか?
打順の1番から
9番まで守備力の低い強打者を並べるよりも、
投手力があり、守備力が高い。その中で強打者もいるチーム。
攻撃と守備のバランスがいいチームが安定的に強いですよね?
将棋はどうでしょうか?
まず最初を手駒で王将を囲い守備を固めます。
自分の王将を守らず、相手の王将を取りに行く棋士はいないですよね?
まずは防御から、それが将棋の定石です。
これからほかの対人競技においても、安定的にかつために重要なことは『防御力』だということが、
おわかりいただけると思います。
一発タイプと
コツコツタイプの決定的な違いはこの『防御力』です。
あなたの卓球の防御力は高いでしょうか?低いでしょうか?
■卓球の防御力とは?
安定的に勝つためには
防御力が必要だということはわかりました。
普段の練習の中で、防御力をあげるためにどんな練習をしているでしょうか?
そもそも、卓球において大事な防御技術とはいったい何でしょうか?
私は、『ツッツキ』と『ブロック』技術が重要だと考えています。
ツッツキやブロック技術を磨かずに
サーブから3球目攻撃ばかり練習をするということは
ノーガードでパンチを振り回す行為と一緒です。
相手があなたの攻撃にあわせてブロックをする、
もしくはカウンターを打たれると、あなたは打ちっぱなしでノーガード状態・・・
たちまち主導権を握られ、点数を奪われます。
もし、あなたが打った後すぐにガードを固めていれば、
体制をすぐに立て直し、連続攻撃、最悪ブロックで
相手の反撃をかわすことができます。
レシーブが浮いたとしても、ブロック技術が優れていれば、
ミスをうまくカバーすることができるかもしれません。
レシーブでブッツリとツッツキを切ることができたらどうでしょうか?
相手は強打するのが難しく、
相手の打ってくるコースを限定することができるかもしれません。
これらのことから、ほかのあらゆる対人競技と同じように、
卓球にも防御力が大切だということがおわかりいただけると思います。
■一発からコツコツになる方法
コツコツタイプになるための方法は、大きく分けて2つの方法があります。
1つ目の方法は、実績のある指導者に習うこと。
もしくは、レベルの高い、練習環境に身を置くことです。
実績のある指導者は、卓球のセオリー(予測)を知っているので
「一発タイプのオールフォア型」から「コツコツタイプのオールフォア型」へ、
または「一発タイプの両ハンド型から「コツコツタイプの両ハンド型」へ直接指導で導くことができます。
またレベルの高い練習環境に身を置き練習を重ねることで、
高いブロック技術を自然と身に付けることができます。
もう一つの方法は、
指導者がない、練習環境が整ってない場合には、
オールフォア型・両ハンド型を一度捨てて、『ブロック型』を
目指す方法です。
多くの中級者は、「一発タイプのオールフォア型」から「コツコツタイプのオールフォア型」へ、
または
「一発タイプの両ハンド型」から「コツコツタイプの両ハンド型」へ直接目指そうとしてもなかなか
辿り着くことができません。
辿りつけない大きな原因は、
卓球のセオリー(予測)を知らないために、
攻撃してから次の打球までどう待てばいいのか
わからず時間的な余裕を持つことができないため、
次のボールを予測しながら打球することができません。
指導者がいない
練習環境が整ってない選手は、
ブロック型からカウンターが取れるようなブロック技術を磨くことができればそこから
「コツコツタイプのブロック型」を経て「コツコツタイプのオールフォア型・両ハンド型」に移行することが可能です!
■何故?多くの選手が一発タイプから抜けられないのか?
一番の大きな理由は、
決定力を高めるために攻撃力をアップすれば、その分、攻撃した後の防御が難しくなるからです。
例をあげて説明すると、タイプ診断テスト2で、
③~④のラリー部分で
▼ゆっくりドライブを、クロスに打って(③)
ストレートにブロックしてもらう(④)
▼速いドライブをクロスに打って(③)
ストレートにブロックしてもらう(④)
決定力があるのは速いボールですが、
次のボールが打ちやすいのは、ゆっくり攻撃したときですよね?(相手がプッシュしたり伸ばしたりしないことが前提です。)
攻撃のスピードをあげて決定力を高めるということは、
スピードが速ければ速いほど自分の防御力が高くないと
対応できないということです。
卓球道具の性能の進歩により、ボールスピードが速い、ラケットやラバーが開発されてます。
あなたがコツコツタイプになれなかったのは
自分の能力以上のスピードをだしていたからかもしれません。
攻撃技術において大事なことは、
もちろん、得点を取るためにチャンスボールを決めることは大事ですが、
それと同時に相手の返球を考えた
連続攻撃できる範囲のスピードで攻撃るということが大事なことだと思いませんか?
■さいごに
各タイプ別に注目して深く観察していくうちに、少しずつ面白いことがわかってきました。
ほとんどの一発タイプの方は、中学校から卓球をやり始めていたりして、
なかなか地区大会を通過するかしないかぐらいの選手が非常に多いです。
そして最近は
指導者がいるところは大丈夫なんですが、
いないところでは
YOUTUBEで世界のトップ選手の派手なプレイ映像を参考にしてしまい、
より一発型の悪い面を出してしまう
悪循環になりやすい傾向があります。
各地回って
そのようなシーンがたくさんありました。。。
アマチュア選手の大半を占める、この一発タイプの方を「脱・一発」にしていくこと!
これが
ぐっちぃの役目であり、
みなさんも
これから意識して練習に取り組む大事な方向になります。
今日はとても長い記事でしたが、
非常に大事な
強くなる、伸びる選手になるための方向性を
しっかり
作ってあげることが
大切だと思い
今回書かせてもらいました。
みなさんは
現在何タイプですか?^^
今後強くなる方向性が見えてきたと思うので
一緒に強くなっていきましょう!
最後まで
読んでいただきありがとうございました。
↓動画でもタイプ別で強くなるところを話しています。
この記事の内容の半分までやってます。
よりイメージしやすいので、よかったらどうぞ♪
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