みなさん
こんにちは。


WRMのぐっちぃです。



先日
伊藤美誠選手が




中国選手を4連破して
優勝した


スウェーデンオープン!!




主力の


世界ランキング2位の丁寧選手

6位の劉詩文選手


1位の朱 雨玲選手!!




特に
朱 雨玲選手との決勝戦は



もう
4-0の完勝といったところでしょうか。






伊藤選手が
今回のオーストリアオープンでは残念ながら香港の選手に接戦で敗れてしまいましたが





中国が最もマークを付ける選手であることには



間違いありません。


伊藤美誠選手の試合を見ていると







まるで
ワルドナー選手を思い出させてくれるような



試合ごとで
やり方を



がらっと変えたりして


中国選手に
対応させない!!



これが
ワルドナー選手が大事な舞台になったとき



やり方を
その場で大きく変えて


中国選手を
唖然とさせた。。



あの
大舞台でワルドナー選手が


中国選手に
やるような



そのとき
初めて見るようなサーブレシーブやラリーの数々で一気にぶつけてくる!!



対策を練ってきた
中国選手は


その
今までのワルドナー選手の対策で頭が固まっているので



大舞台で
やり方を変えてくるワルドナー選手に



度肝を抜かれてしまう!!


こういうのが
今まで


たくさんの
世界大会やオリンピックで

中国選手に勝ってきた
ワルドナー選手の天才的なやり方なんですが



この
伊藤選手の試合を見て、、


また
再び丁寧選手や朱選手や劉詩文選手に


勝ってしまう。。。



この3選手に


2回ずつ
勝ってるんですかね??



それって
本当にすごいことです。



中国選手は
1回は海外選手に負けることはあっても


2回目に
同じ選手に負けることって


滅多にないです。


それは
強靭なフィジカルがあり



そこに
完璧な対応力と戦術を持っているので


平野選手みたいに
一度勝ったあとは


なかなか
正統派同士では勝たせてくれない、、、


より
中国選手がパワーアップしてしまう。



そういう状況だったんですが



伊藤美誠選手は
やってくれました。


2度目の勝利も
平気でやってのける。。



尋常じゃありません。。



しかも
中国の主力ですからね。。


まるで
その快進撃は


あの
ワルドナー選手とすごい似てるって思いました。



プレー的な翻弄感と
快進撃の感覚の両方で似てると思いました。




今回の
伊藤美誠選手は


また
今までと全く違う伊藤美誠選手になってました(笑)



主力の技は同じですが





伊藤美誠選手も
中国選手に研究されようとしても



今回みたいに
全く違う伊藤美誠選手を見ることは


誰も
予想がつかなかったと思います。。。






最近
中国選手に


ジャパンオープン以降


五分五分の
展開を見せていた選手でしたが



今大会
まず全然違うのが



①サーブの出し方が全く別人に!!


巻き込み系が
かなりテイクバックが大きくなって


かなり
オーバー気味!?


って思っちゃうくらい
大きな巻き込みサーブを使って



打球後の
フェイクも



いつもと
ちょっと違う。


これは
いつもの伊藤美誠選手を知ってたら


だいぶ
大きなフォームの巻き込みでびっくりしちゃいますね。



結構
サーブが

中国選手に
今回ジャパンオープンのときよりも効いている印象です。


中国選手が
いつものサーブと違うから



レシーブが
やや不安そうにやってるのが印象的です。





②レシーブのバリエーションを増やしている!!



レシーブの
変化度がえぐいです。



ツッツキやストップのうまさだけでなく


下回転系の
チキータを多用し



表特有のフリックも
相当使ってます。



逆チキータもあって



バックドライブのあって、、



バックだけで
どんなけレシーブの種類と


回転量の差を使ってるんだろ、、



今大会は
レシーブも


相当
下回転チキータやフリック系を


多く使い


相手の足を止めまくりました。


あんなに
精度高くやられると困りますよね。。




伊藤選手の
レシーブが変化が超えぐいだけでなく、怖い!!



その
怖さと超変化球



これで
普通にレシーブしてるシーンってあまりなくて


常に
変化をつける意識が高い選手です。



回転的には
上回転の入ってない横下回転のチキータと


表の
テンポ系の快速ナックルフリック



この
コンビネーションは鬼です。




相手も
引きつけて待っても怖すぎますね(笑)


最近
レシーブの幅と精度が
相当高くなってます


何してくるか
分からない状態
になります。



チキータやツッツキやストップの
3択が


世界的にも多い中


伊藤選手は
10種類くらいはありますね。


細かい回転やコースを数えなくても
たくさんのレシーブがあり、


今大会見ての通り
中国選手が伊藤選手のレシーブの的を絞れません。


そこまで脅威になる


レシーブの質と変化と種類の多さに
誰もが驚きました.



一般的なショートサーブには
中国選手でも、バックではチキータやツッツキやストップ待ちの3択から


伊藤選手はバックの短いレシーブだけで


チキータ
ツッツキ
ストップ
逆チキータ
下回転チキータ
弾きフリック
掛けるフリック
台上ドライブ
サイドスピンレシーブ
ナックル押し


などなど
10種類近くは
簡単にありますね。。。


これは
相手も待ちづらい。。




③中国選手にラリー勝負でも、非常に強くなった!


中国選手と対決しても
ラリー戦で

完全に
五分五分の力を持ってる


伊藤美誠選手。


いつの間に
そんなラリーの強さを。。。




ジャパンオープンから

さらに
ラリーが磨かれてました。


しかも
中国選手が
ドライブして来たら


バックは
ナックルで落ちるような、止まるバックハンドをたくさん多用し



フォアは
みまパンチこと、カウンターパンチ



そして
その中に



バックのミートがあったり
バックドライブがあったり


フォアのブロックや
フォアドライブがあったり


ループドライブも
両ハンド持ってるし、、




なんでも
ラリー中に



超回転球から
超高速ミートまで



ある意味
中国選手よりも


幅のある球で
球威を出して戦ってます
!!!




中国選手は
高速ドライブの質、質、質



って感じに対して


伊藤美誠選手は

高速ドライブの質からの遅いナックルブロックや


回転のない高速ミートまで




卓球の
能力としては



中国選手以上に
幅広いベクトル



広い視野を持って
ラリーでぶつかってきてます!!



この
幅広いラリーのベクトル。



今大会かなり開花してましたね。


持ち前の
ラリーの早さ!!


それに
いろんな変化をつける。



中国選手が
その早さがある上で、


いろんな変化を
毎回対応するのに


かなり手間取った。。




想像以上に
ラリー戦で


がっつり
堂々と技を駆使する伊藤選手に衝撃しかありません。




まるで
堂々とプレーを大きく変えて


翻弄する
ワルドナー選手みたいな


風格、
雰囲気が


この
4試合には非常に詰まってます。



中国選手たちも
伊藤選手に


ラリーバトルに
持ってっても



何してくるかわからない!!



変化をつけた球と
高速ミートとドライブと一撃技



いろんなのが
伊藤選手には


入ってる状態で



それを
中国選手が



恐る恐る
そのラリーを受けながら立つ!!



という
決勝戦の試合も

まさに
そういう状態になってました。



伊藤選手は


早さ変化
世界最高レベルで


両立させてる選手です。



ある意味
先頭を走ってます。



一番卓球的には
新しいので



高速ラリーの中で
スマッシュ打法を組み込み、変化球も使う!!



ただ
早いだけの時代は変わってきつつあるかもしれません。





堂々とした
プレーで


4連続勝利し
一気に優勝。



ワルドナー選手みたいな
女子選手が現れた!?



対策練っても
前回の対策と


プレーを
大きく変えられる!!



だから
対策が逆に効かない。



高速女子卓球で
常に進化し続ける、


伊藤選手は
最前線なのかもしれません。



①サーブが
全然違うし



②レシーブも
強烈に変化してるし


③ラリーも激つよになってるし


④堂々としてるし、、




高速卓球のみでは
中国選手がリードしている状態でしたが


変化+早さの
状態では


伊藤選手が
一番の改革者になってる状態
です。



なので
中国選手も対応しようとしても


追いつく前に
伊藤選手が


どんどん進化を続けて
改革者でこの調子で進んでいくと




中国選手も
追いつけないままになる可能性もあります。



今後が
非常に楽しみですね。



早さと変化の
頂点をこのまま伊藤選手は、突っ走り続けることができるのか?



中国に
一つ風穴を開けたスタイル
なので


このまま
最先端として勝ち続けてほしいですね!