みなさん
こんにちは!


WRMのぐっちぃです。




今日は、



ぐっちぃの
持ってるラケットは何グラムのものを使っているのか?




ラケットラバーの総重量について
こだわりの話をしていこうと思います。






みなさんは
自分のラケットの総重量が何グラムになっているかご存知ですか?





正直なところ総重量というのは



ラケットの重心の位置で



感覚が
変わってしまうことも多く



単純に
数字だけが正解というわけではありません。



手前重心の
180グラムなら体感的には175グラムくらいで、相当軽いですし



先端重視の
190なら相当重たくて、体感的には195グラムくらいに感じます。






ただ
でも






一般的に
一番多い総重量って







何グラムか
ご存知でしょうか?








シェークの
攻撃マンという






一番多い標準型の
標準グラム!





答えは







175グラム~185グラム
一番一般クラスにはいいとされてます。







無難な重さですよね。



軽すぎず
重すぎず




多くの選手に
理想的な重さになりやすく





一番
バランスのとりやすいグラムになります。





そこで
今日は




私のお気に入りラケットの
重量を測りたいと思います。





最近グラム測ってなかったんですが




USで使った用具
そのまま


本職ラケットとスペアラケット



2本を
それぞれ重量を測ります。


使ってるラケットは
2本とも


ヴィルトーソ+
木星2ブルー
ラザンターR47 2.3



これは不動です(笑)





まずはスペアの方から








じゃん!!!


AEE98556-E5E7-417B-AECF-07971D2F50CA




190グラム!!







ぐっちぃのラケットは
いつも平均の175から185グラムに収まることは



非常に
稀です(笑)





いつも
やや重めにしてます。



190。



練習しているときに
最高の数値です。


おそらく
練習してないと


190でも
重たく感じますね。




あれ

次見たら・

E30B4326-54AB-4D24-B444-35BBF30391FC


189グラムになりました(笑)




190と189の隙間をさまよってる
スペアラケットです。




基本は
190グラムですね。






本職ラケットはこちら!!


EDCC7467-D441-4C71-A3CC-32B8B82867A0

本職ラケットも
190グラムです(笑)






個人的には
190が今の自分のベストですね。



ちゃんと
本職とスペアの重さを



同じにするように
うまく調整しました。




ちょっとでも
グラム差を感じるといやなので・・(笑)




同じグラムで
2本作ってUSに出場してました。





逆に
まったく一緒の2本を作り上げてしまったことで



USの
会場に着いてから



練習しながら


こっちがいい。


これがいい。。



最後まで
悩み続けてしまいましたけどね(笑)
IMG_7422



あまりに
同じ過ぎても




最後まで
同じだから悩んで選びようがありませんでした(笑)



ちょっと軽い
ちょっと重い


そういうのが
あればいいんですけどねー



使ってる用具の種類が
同じなので


基本重心も
そこまで変わらないので




最後まで
どっちを使うか、




スペアラケットの


精度高い
再現度によって



悩み続けました(笑)
8437206E-7C7B-4B67-AB57-D8015CAEBB16




ちなみに

ラケットの
総重量が軽い、重いの


長所短所は
こちらの表なんですが






重量が重たい場合のメリット

①威力が出る

②振った時に回転量が高い

③相手の球に負けない

④強打に対して特に強い

⑤一発でぶち抜けることが多い

⑥ブロックで回しやすい

⑦打ち合いで負けない

⑧後ろからでも伸びのある球が出せる






デメリット

①重たいので振り遅れやすい

②自分の範囲を超える重さになり失敗しやすい

③怪我をする可能性がある

④台上の操作性が悪い

⑤打球スピードが出るので戻りが要求される

⑥毎日練習してないときつい

⑦プレーに波ができやすい






重量が軽いのメリット

①台上の操作性が良い

②両ハンドの切り替えしがしやすい

③とっさの反応がしやすい

④フォアハンドで動きやすい

⑤怪我をしにくい

⑥練習が出来ない状態があっても比較的安定

⑦回転がかけやすい

⑧プレーに波ができにくい






デメリット

①球が軽い

②回転量の絶対値が低い

③下がると失速する

④パワーボールに押されやすい

⑤回転に負けやすい

 


という感じで
それぞれのメリット・デメリットを書き上げてみました!







まだまだ
これ以上にたくさんあると思います








やはり
一番いい重量の用具選びは









自分が
振れる範囲で重めを選ぶ!!!





ここに
尽きると思います(*・ω・)ノ






その結果
自分は190グラムが


練習しているとき限定で
使えます!!




ただ
やってないときは

180後半がいいなって感じですが



あまり調整ができないので



練習してなくても
頑張って190を振ることになりますね(笑)





ちなみに
なんでぐっちぃは重めが好きなのか?



ということですが



実は
粘着ラバーの特性を生かしやすいのが、、、、、、











重量が重めの方がいいんです!!

image

トップ選手系用具↑




実は
中国の選手は





ブレードの大きいラケットに
キョウヒョウとテナジーで





非常に重たいラケットを
がんがん振ってますが





やはり
粘着ラバーは




回転量が
武器なので



この
回転量を出せるのが


実は



重量が重たいラケットの方が
回転量が多いんです。



逆に
180グラム以下のラケットを使うと



体はキレキレにあるかもしれませんが




ループドライブの回転が少し減って


叩かれやすくなります。





球が
軽いということですね。



ラリー戦も
入るけど


ボールの回転が減るから





結果的に
相手にもしっかりカウンターされやすくなってしまいます。




動いて
一生懸命打ってるのに




簡単に
返されてしまう!!



そういった
悔しい現象が起きるのが



軽めの重量に粘着ラバーですね。





調子いいけど
相手も返される



そんな体感です。




ただ
いれることが一番。



という方は
軽くて大丈夫ですが



相手のレベルが中級者以上になると



総重量が軽くて
相手の球に押されてしまいやすく、



粘着は
ブロックで回せないから結構きつくなります。




IMG_7809




実は
軽めの重量はテンションユーザーは意外と



ドライブが
多少軽くなっても


ブロックやミートがしやすくなってるので


叩けたり
ブロックワークが早くて




振り回すことが
軽量ラケットでできたりします。



なので
テンション系は



重いラケットでは
威力出て


軽いラケットでは
操作性・ブロック系に優れる!



というメリットがあります。



比較的
軽くても重くても



やることを選べば
いい感じに試合をすることができます。




テンション使ってて
175グラムくらいなら



振って止められまくるなら



打たないで
ブロック作戦すれば、勝てる道はあります。



しかし
粘着ラバーは





重たいと
遠心力が超かかり、




得意の
超回転ボールが


さらに生きて


粘着特有の
2速の強烈な伸びも


ラケットの重量が
後押ししてくれます。




個人的には
2速の伸びは




使ってる
ラケットが重たいほど




2速の伸びがある印象です。




2速とは相手コートにいってから
加速してスピードが上がることです。




粘着ラバーではこの2速の早さが
重要視されてます。



キョウヒョウとかは
2速がありすぎて




球がうねって伸びすぎて
対応できないと思います。






ただ
軽いラケットだと粘着ラバーの





遠心力が
半減し





回転量が落ちて




球も
飛ばなくなってしまう。





なので
ブロック型になればいいじゃんということですが






粘着でブロックで粘るのは
ちょっと難しい。。





というので
結構苦戦してしまうんですよね。




粘着に重めの重量は




使いこなすのが
大変かもしれませんが




185グラム以上の重さを
確保すると




超回転で
2速の伸びを使い





反発力を
大幅に上げることができます。




要するに
回転でスピードが出る感じなんです!






185グラム以上のものを使うと


粘着ラバーが
スピード不足だと感じづらくなってます。





回転量で
ボールが乗るので




飛ばないという感じは
なりにくいですね。


なので
強い粘着使いの球は




えげつない
ボールの飛び方をしてますよね??






あれは
ラケットの重さを利用して





遠心力で
超回転をかけ





回転で
ボール速度を大幅に上げることができてるからですね。



中国選手も
当たり前のようにこんな感じで







自分の
師匠だと




偉関晴光さんですね!!





元オリンピック王者ですが




ラバー999なので



元祖粘着系のカチカチラバーで


IMG_5906

全然弾まないのに




ラケットが重たい中で





スイングして振ってるので




超高速に見えますよね?






フォアドライブが
鬼のように速く感じませんか?





あれは
自分の振れる範囲の重めの重量で粘着ラバーを使うことで








反発力不足を


一気に
反発力MAXにして超回転を生む!!




この状態になった

粘着×重めラケットのコンビは


正直卓球界の用具では
最強だと思ってます。



テンションでも
勝てないでしょうね。



実際

このやや重めの用具と

粘着を合わせて振った時のボールが
やばすぎて

トップ選手たちでも


キョウヒョウと
少し重めの総重量ラケットを使う選手たちが



国際大会でも
テンションユーザーよりも勝ち上がってます。







トップの
一時期



200グラムくらいある
中国選手がいたりしましたが





私たちクラスは
そこまで重たいのは無理です。



筋力的なものもあります。

ぐっちぃも
絶好調で疲労がないときだけ使えてた


image


こちらの
ビスカリア国狂40度 196グラム!


今は
無理です(笑)



振れない振れない(笑)


ここまで
重くするのは


一般クラスには
要らないと思います汗


むしろ
使いこなせてないことの方が多いですね。



ぐっちぃも
190がベストで


196は
奇跡が起きてるコンディションなら



使えたぐらいなのものでした汗






なので

私たち一般クラスの力で





粘着ラバーが
飛ぶようになって、超回転が生きるゾーンというのが



185グラム以上
だと感じてます。






これより
下は回転がかなり落ちると感じてますね。



初心者の方は



185グラム以下がいいですが



中級者の粘着使い以降は



185以上190グラム前後くらいが





粘着ラバーの
覚醒ゾーンで使うことが出来ます!





なぜ
上手い人の粘着ラバーはボールが飛ぶのか?




そのナゾは
こういう重たい用具を選び






反発力の弱点を
回転加速ワールドにすることで、






完全に消してしまう。






逆に
軽さを求めると





反発力不足が
顕著になり





動けるけど
ボールが飛ばせない、回転量をマックスに生かせないという負の連鎖状態になり





メリットとデメリットが
出やすいです。





ただ
ボールをまず相手コートに返す!!



という
初心者の世界でしたら



軽く粘着で
入れること重視でいけます!!!!



なので
ダメというわけじゃないです。


自分のやる舞台を
見ていただいて


おすすめはーって
ことです。




なので
私は




一つの答えで
190グラムという粘着ラバーの飛びを





完全に
回転量でボールを速くさせてます。







粘着ラバー覚醒ワールドを作るため、
上手い選手の粘着使いのボールの速さの謎は




総重量が
大きなヒントになってました。







扱える範囲内で
重たいものが粘着ラバーは特におすすめです^^




185から190グラムの間が
粘着使いの一般クラスには特におすすめです。




逆に言ったら

この重量が使えたら



粘着ラバーの良さを
感じやすいです。



結果的に
粘着使いの名手はみんな重量が少し重めなんです。



使いこなして
回転という名の反発力を出すことで


一気に粘着ラバーの良さを
引き出せると思います。




少し重めが振れる選手が
粘着ラバーの性能を最大限に発揮できる傾向なのは間違いありません。



振れない方は
逆に言ったら



少しスイング力上げて
フィジカルを成長してもらえると




今まで反発力に我慢しながら
回転を使ってましたが





一気に
粘着ラバーの性能が、すべてプラスになる働きに持ってくることができます。




あともうちょっとということですね^^







ぜひ、やってみてください。





テンションユーザーは
175グラムから185グラムくらいがベストで





好みがあるという感じです。





みなさんの
ラケットの総重量は何グラムですか?






少しでも
粘着ラバーとラケットの重量の秘密について知ってもらえたらうれしいです(*・ω・)ノ



意外と
数字だけじゃない


とても
奥深い


重量の
面白さでした。
EDCC7467-D441-4C71-A3CC-32B8B82867A0
AEE98556-E5E7-417B-AECF-07971D2F50CA