みなさん
こんにちは!


WRMのぐっちぃです。


先日



次世代のオリンピックチャンピオンを
担う


ユース五輪というのが
開催してまして


日本からは
張本選手が男子シングルス決勝戦まで進出し



決勝は

中国の若手
王楚欽選手に



敗れて

準優勝でした。




今日は
最近

中国の
若手ナンバーワンの1位を取りつつある


王楚欽選手の
強さを


紹介します!!


決勝戦では
張本選手と王楚欽選手の素晴らしい試合ですが



実際
見ていただきたい試合は



こちらの
準決勝の


王楚欽選手と
世界ジュニア2位になったスウエーデンのTruls 選手との


超バチバチバトルが
かなり面白くて強いです!!



こちら。



中国で今
かなり若手売り出し中の選手と言えば


この
王楚欽選手ですよね。



今回
若手の中では

しっかり
張本選手とスウエーデンの選手に勝って優勝したあたりが



今後も
プロツアーにどんどん出てくるでしょうね。


彼の強さは

サウスポーながら

①ゴリゴリ連打のフットワーク力がある


王楚欽選手が
フォアハンド連打してると


ほとんど
彼が取ります。


それくらい
フォアハンドの連打の


精度と球威があるだけでなく


動きがとても早い!!!!



すぐ
フォアのハジからバックのハジまで



一瞬で動いてしまう
!!!


この
スピードには驚きました。



左の選手で
フットワークがこんなにいい選手



中国だと
許シン選手が


とてもいいですが

この
王楚欽選手も


シェークながら
がっつ溢れるフォアハンド連打!



動き出したら
連打し出したら


誰も止められない感があります。



とても
キレキレなフォアハンドを持ってるので


参考になりますね。


特に彼がすごいのが
勝負所のガッツを使って


動くシーンが



とんでもない移動距離を
フォアハンドで


ぐいぐいと
動いて


勝負所も
『足』で持っていく!!





これは
手ごわいですね。


②フォア前のフリックが上手


左の選手といえば
台上がうまいのが武器なんですが



台上チキータやドライブも
非常にうまいだけでなく



シェーク版許シンのような
フォア前フリックが非常にうまい選手です。



これもまた
基本は


台上ドライブやチキータや
ツッツキストップをうまく使っておいて


勝負所
低い球でも

フォアフリック

払いのけちゃう。


浮いてたチャンスをフリック強打なら
まだわかりますが


彼は
浮いてないレシーブを


しっかりフォアフリック強打できる力を
持ってて相当怖いです。



これが
彼はレシーブ力が


非常に高いですね。



このフォアフリックが
しっかり強打できるとなると



チキータ対策だけしてても
どうしようもない状態になるので


相当手ごわいです。


③丹羽選手のようなバックの感覚非常に良い場面がある



彼は
バックハンドのタッチがとてもよく



バック連打ドライブで

相手のフォアドライブを
打ち倒す力があります。


まさに
現代っ子。


フォアでがんがん
動けるのに


バックだけで
全面の3分の2面までいきなり振り出して



丹羽選手みたいな
バックスタイル戦法も使えます!!




しかも精度が高い。



なので
フォアで動きまくるパターンとバックで振りまくるパターン


どちらも
得意にしてて



フォアハンド主戦になったり
バックハンド主戦になったり


それが
王楚欽選手の武器です。


モードをチェンジできるすごみ。。。




台上はとても強い。

④サーブがシンプルだけど浮きやすい縦回転が主体



フォアハンドで
強打しまくれるし


バックでもガンガン振れるから


サーブは意外と
縦系の回転が主体で

シンプルです。


ただ
下回転とナックルの変化がすごいので


めっちゃ相手の人レシーブが浮いてたりしますね。



質の高いレシーブを出来ないようにさせて


低く合わせたストップやツッツキに対して


フォアで3球目ドン!!


バックで3球目ドン!!

ストップならフォアフリックか台上ドライブドン!!




どこレシーブしても
王楚欽選手は




強打できる状態にあるサーブになります。




全面どこからでも
モードをチェンジして


フォア主戦になったりバック主戦に変えるので



相手も
戦術を絞ったり、実行するのが難しい、



そして
慣れたと思ったら


主戦を変えられる!!


この
繰り返しで

王楚欽選手の
パワフルかつフォアとバックの生き生きした卓球は




若手では
止めることができませんでした。





王楚欽選手は
まだまだ若い状態で


こんな強さを持ってます。


フォアに動かせても
動いて連打してくるし


バックに動かせても
強烈バック連打待ってる!!


これで
一般の年齢になってきたら



未来の五輪チャンピオン候補だと思います。



王楚欽選手を倒すのは
簡単ではない。

そういう
成長の兆しをさらに見せつける今回のユース五輪でした。


中国は若手が
育ってないんじゃ。。。

っていう憶測が経ってましたが


実際王楚欽選手の強さは
ジュニアのレベルで張本選手に完勝する力がある。


尋常じゃありません。



この素晴らしい試合をご覧ください。


最近の子はフォアフリック強打もしっかりしてて
点や勝負所でフォア主戦とバック主戦を入れ替えるようなことができる能力を持っています。


王楚欽選手は
まさにその選手


フォア主戦ですーって言ってた時代は
もう変わりつつあるということですね。
 


彼のこの試合を見てると


丹羽選手に見えることもあれば
許シン選手に見えることがあるんです!!



彼は
主戦を変えながら戦ってる。


そんな感じの
どこを狙っても、どこからでも点数が取れる爆発力を秘めた

恐ろしいジュニア世代の中国選手です。