みなさん
こんにちは!

WRMのぐっちぃです。


先日
かんなぎくんの島根の家に泊まりに行き



おそらく日本最高峰の
用具研究家の家なんです^^


商品数はおそらく
3000点ほど。


しかも
現行品ではなくて


ほとんど
もう販売されてないもので3000点。。


恐ろしいですよね。


そこで
彼に



40年以上前終了した
ラバーを


生きた状態で
手に取るという



大変貴重な
経験をすることができました!!



それがこちらです。

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おわ!!!






み、、



ミドリのラバーだって!?




実はぐっちぃも
新品で緑のマークファイブ持ってます笑



ただ
開封してないやつです。
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こんな感じで
1つあります。




昔のパッケージです。

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パッケージは
赤黒シートのマークファイブが出てますが



横を見ると
緑シートが確認できますね!!


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緑シートに白スポンジです。


この1枚しか
自分はないので



大切に
保管してあります。



裏側を見ると

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愛用者サービス券が!!


懐かしい><

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この
ご愛用者サービスは

10枚集めたら
好きなラバー1枚もらえるという



かなり
いい感じのサービス券なんですよね!!




今やってても
人気になりそう笑



これ
10枚



ヤサカさんに
今送ったら



ラクザXとか
送ってくれるのかな?笑








それは
冗談ですが笑

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もったいなくて
開封できないのですが



かんなぎくんは
この緑のマークファイブを


たくさん持ってるから



1つ開封するという。。



さすがの余裕具合ですね笑




なぜ
緑のラバーなのか?



40年以上前は



卓球ルールが
ラバーの色が同色オッケーな時代がありました。





両面黒黒を貼って


アンチとウラソフトを
反転させながら戦う選手が



非常に多くて
世界を制してた戦型なんです。

ただ
お客さんから

その変化が
わかりづらいというので


今の赤黒の
色分けがされるルールが整いました。




なので昔は
グリーンラバー、イエローラバー、ブルーラバーなど


シート自体が
カラフルだったんです笑



今はスポンジが
カラフルですが


当時は
シートがカラフルでしたね。




そのときの
40年以上前のラバーが





今2018年で
シートがちゃんと生きた状態で

打ったり触ったりすることができる
ありがたみを感じました。


こちらです。

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すげー


マークファイブの
2018年のロゴと変わらない!?


40年前から
ノーマルのマークファイブは


ロゴずっと
変わってないっぽいですね。


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やっぱりロゴ変わってないですね。


そして
シートが生きてる状態で触って







あ!!



このグリップ力
マークファイブで間違いありません。



高弾性ラバーの
代表の


超引っかかる
シート。


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グリーンの
透き通ったシート。


きれいなシートですね><




これに
かんなぎくんに


グルー塗ったら?笑



って
言いました笑




昔は
マークファイブにグルーを塗った状態で



世界中で
スレイバーとマークファイブという


大人気化してたんですよね。



この40年のラバーに
グルーを塗ったら


現代でも
通用しますが



絶対寿命来ちゃいそうですよね汗


40年も
経って


もう
体力がないはず。。


そこで
グルーで



終わらせちゃうのも
勇気がいります。
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色だけ違和感あるけど
マークファイブの質感そのまんまです!!



40年生かし続けるかんなぎくんには
尊敬しかありません。



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J.T.T.A.Aの
マークがありますね。


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ここらへん
まったく一緒笑





スポンジを
見ると
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マークファイブ特有の
クリーム色ですね!!




これも
変わってない気がする。。


今も
クリームだし。




白ではないんですよね。



側面を見ると
グリーンシートが


凄く新鮮な感じが伝わってきます。

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そして
この赤面も次いでに紹介しておきます。

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トリプル!!!



うわー




TSPの粘着ラバー
トリプルですよ!!




それの
大昔のやつですね。
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もうこちらの方は



シートが
死んでます><



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サインが消えかかってる。。






懐かしのトリプル。





さらに
ラケット!!



ずーーっと気になってたと思います。





緑のマークファイブすごいけど



このラケット形状
見たことないぞ??



ってなりますよね?汗

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ラケット名は
LUCUS!!



ルーカスという
名前なんです。



とにかく
グリップが



長くぐいーーと
曲がってます。

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ラケット単体では
こんな感じです。


カーブ&ウエーブしてます。




これは
実は



テナリーの
元祖だったという噂があります。




現代の
テナリー系が



こういう


ヘッドが落ちるタイプの
カーブグリップを



昔のラケットでも
実践していた??



ただ
テナリーは


違和感なく使えましたが


この
ルーカスは


ウエーブと
ブレードが曲がりすぎて



逆に
ノーマルラケットと違いすぎて


自分は
違和感がありました。



なので
ある意味


テナリーってすごい。



今のラケットからすんなり
移行できる



慣れた状態から
テナリーでいきなり使える。



ただ
テナリーができる前に



思い切って



ブレードやグリップを
大きく崩したものがあった!!



衝撃のラケットを
お目にかかれるとは光栄です。


ブレード形状も

左右統一されてません。


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左側が長くなってて
右側がちょびっとしかない!!



左右不対象な
ブレード形状。


すごい
ぐねってる感じで


テナリーは
ここまでいかないですかね。


ルーカスは
究極にしすぎたんですね笑

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バックだと
バックハンドの上の方の打球面がなくて


下の方打球面が
超いっぱい!!!



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テナリーの
先端が落ちる仕組みを



もっと
極端にしたラケットという感じです。




扱うには
ちょっと難しそうです。



フォア面でも
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フォアドライブを打つとき
打球上の方がなくて


打球のした方の面が
ながーくある!!


という感じです。



右にブレードが
ほとんどなくて

左に
大きく流れ込んでます。


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超ヘッドが落ちて
カーブ系打法やドライブがしやすい仕組みですが



打球位置の芯が
ノーマルよりもズレそうなので



慣れさそう。





極端だから

ハンドソウを使っているような

距離の遠さ。




リーチが長いといえば
いい感じですね。




ただ
ぐねぐねのブレードとグリップなので








ちょっとインパクトを
安定して出すのが難しそうです。



いろんな試行錯誤を
経て



テナリーの形が
万能だったんですね。






それを
逆に知ることができました。




極端な
くねくねラケットは難しい。



打球が卓球っぽくない。


ルーカスは

それを
感じちゃいました。

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というので



大変貴重な
テナリーの元祖ラケットと

40年前の生きた
緑のマークファイブ!!!


これに
リアルで

お目に書かれて
少し打てたことに感動でした。



貴重な
昔の用具の資料として


みなさんにも
生きた状態を



知ってもらえてうれしいです。



生きた状態を
キープさせたかんなぎくんに拍手です。


卓球界にとって彼は



卓球の歴史用具の
重要なコレクターです。



彼は
卓球界に非常に有益な方です。
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ありがとうございました。

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