みなさん
こんにちは!
WRMのぐっちぃです。
今日は
卓球のラケット。
グリップについて
書いていこうと思います。
グリップ!?
卓球界のシェークグリップの
①STグリップ
②FLグリップ
③ANグリップ
④COグリップ
シェークで
ざっくりと4つのグリップがありまして
それぞれの
特性・特徴・使ってる選手たちなどを
紹介したいと
思います。
まず
①STグリップですね!
ストレートグリップというのは
ある意味一番有名で
グリップが
ブレードの付け根から、そこまでが
一定の
長さ
一直線な
グリップになっているものです。
このグリップのメリットとデメリットは
こんな感じです。
得意
①面を変えやすいので・・・逆を突くバックストレートドライブが打ちやすい
②面を変えやすいので・・・巻き込んでサイドを切る巻き込みドライブがしやすい
③ストレートは基本フォアドライブ主戦に多い傾向があり、面をあけてフォアドライブを打ちやすい
④台上のレシーブの角度でフォアの流しが角度が出しやすい
⑤バックドライブの手首をしならせる感じで打ちやすい
⑥面の自由度が高く、常に手首を使いやすい状況にあるので回転系プレーが強い
⑦フォアとバックでグリップを大きく持ち替えたりする場合はストレートがしやすい
⑧テクニシャンタイプで比較的前中陣ドライブスタイルに適す
⑨いろんな打法がやりやすい
苦手
①面が変わりやすいので・・・ブロックが押されやすい
②すっぽ抜けることがある
③汗をかくとグリップ内で滑りやすい
④MAX威力が少しでないかも?
こんな感じです。
昔から
ヨーロッパ選手に
非常に多く好まれている傾向があり
非常に
多くの選手が使ってます。
プレー領域は
中陣で手首を効かせたドライブ連打がしやすいというので
まさに
両ハンドで
下がって打つ選手に
大好評。
手首が
自然と入るため
しなり系
両ハンドがやりやすいんです。
ただ
最近は
卓球が
前陣高速ドライブ化し
STグリップ選手は
昔ほどはいなくなりました。
ただ
依然として
2番目に多い
グリップとして
大人気です。
現在でも
ティモボル選手が長年STグリップで
手首を
効かせた強烈な両ハンドドライブで
非常に強い回転を
与えてます。
他にも
昔、ワルドナー選手が
STグリップ好きということで
有名でした。
ワルドナー選手は
グリップを打法ごとで
最適なものに
持ち替えていた。
なんという
器用な方なんでしょう。
って
思いますが
この
STグリップの
持ち替えのやりやすさが
ワルドナー選手の
1つ1つの天才的なプレーをサポートしてました。
このSTの
いろんな打法を繰り出しやすいのが
いいメリットとしてあります。
ドライブラリー中に
急にカーブドライブで大きく曲げたり
シュートで
外側に大きく曲げたり、、
ワルドナー選手は
両ハンドを
左右に曲げるテクニックで
ラリーの引き合いを制するのですが
そういういろんあ
ドライブ面が咄嗟で作れるのが
STグリップ。
やはり
テクニシャン系のドライブマンには
現代卓球でも
非常に大きな武器となりますね。
水谷選手も
STグリップを昔から愛用しているイメージがあります。
まさに
↑の通りの
武器を
彼は発揮してますね。
逆に
パワフルなボールが
ちょっと出づらい感じがあるので
パワーがある方が使うのと
ちょっと物足りなく感じます。
ただ
回転量とテクニックのやりやすさは
ピカ1な
ミラクルグリップです。
次は
②FLグリップですね!
これは
ぶっちゃけ
1番人気のグリップになります!!
昔から
STとFLが一番人気で
どっちがいいのか?
みんな2択で
選ぶことが多かったですが
最近は
FLがSTよりも多く使われています!!
なぜか??
理由は3つあります!
1つ目は
中国選手がほぼ全員FLグリップを使っているから!!
2つ目は
中国選手が使っているラケットがFLグリップの販売になっているから!!
3つ目は
卓球が高速化し、FLグリップのプレー領域が多くなってきた!!
というので
FLはSTを
超える人気となっています。
グリップの形としては
ブレードの付け根のところがからグリップ底まで
カーブして
太くなっていく。
こういう
太さが変わるグリップなんです。
底が
だいぶ太い。
というので
技術的には
こういった
メリットデメリットがあります!!
得意
①面が固定されやすく・・・相手の球に押されない
②ブロックが止めやすい
③握りを固定し早いピッチで卓球できる
④前陣でスピードとスピンのバランスのよいドライブが打てる
⑤すっぽ抜けない安心感
⑥負けないのでカウンタープレーに適している
⑦比較的時間がないようなときでも相手の勢いでいいボールが返り易いグリップ
⑧前陣ドライブ型・速攻型・ブロック型、ピッチ両ハンドドライブ戦など時間がない場合にFLが適している
⑨振った時にパワーがでる!
苦手
①角ばってるため、フォアとバックで大きく握りを変える場合はしにくい
②台上でフォア面の流しレシーブの面作りが難しい
③シュートドライブなどの面を開けてドライブなどが難しい
④面の自由度は低い
こういう感じですね。
特徴を見ると
テクニック系というよりも
シンプルに数少ない技術で
決まった正統派ドライブ型で
前で高速両ハンドを
ひたすらかけていく!!
そういう感じに向いてます。
FLグリップは
握りが固定されるのですが
相手の球威にも押されにくいので
ブロックがしやすくて
握りを変える時間があまりない
現代の高速卓球では
この
FLで握りを変えずにやると
とても安定した両ハンドを
早く振ることができます!!
技数のテクニックで勝負というよりも
威力と高速卓球で勝負という感じで
中国選手を始めとした
アジア系の選手に大人気です。
中国の卓球が
まさに
前陣高速卓球なので
こういう
握りをフォアとバックでそこまで変えずに
素早く
両ハンドで対応していく。
そして
ブロックが安定しやすいFL。
さらに
遠心力をかけたときに
FLは
とても威力が出る印象なんです。
振ったときに
パワフルなボールが走りやすい感じがFLにあります。
大きくテイクバックを取ると
テイクバックを
より大きくしてくれるような感じがあり
FLは
力がある人が使うと
かなりの威力が出せます。
実際
パワーのある選手たちも
結果的に
FLにきている感じがありますね。
STだと
力ない状態でも
手首の超しなりで
威力が出しやすいですが
力が余ってくると
大きくスイングするときに
STだとすっぽ抜けるような感覚になり、超パワーが出ずらいです。
FLはその点
大きくスイングしても
グリップが
すっぽ抜けることのない
がっちり
太い底の部分で、手がサポートされている感じがあり
全力で
振ってもグリップが抜けることがないので
自信持って
遠心力をかけれると思います。
馬龍選手、張継科選手、ファン選手、王励勤選手、劉国正選手など
みんな中国の高速パワー卓球には
FLですね。
ただ
ぶっちゃけ私たち一般クラスだと
STもFLも
そこまで威力の違いがわからないかもしれません。
ボル選手や水谷選手が
STなので
実際
私たちには
ボールがまず
相手コートに入れること。
ここが一番大事で
回転をかけて入れること。
これが
かちやすいので
STグリップの
自然に
超回転をかけることがしやすいグリップ。
これが
地味に
私たちクラスでは
まず、安定して多く返す。
これが
できるので
ある意味
STの方がいいんじゃないかなって思ってます。
トップは
超パワフルで、高速卓球だからFLがいいでしょうけど、
私たちレベル
回転をかけて入れたもの合戦のクラスには
意外と
STグリップが合ったりするんじゃないかなと思ってます。
どっちもいいんですよね。
前で
戦う女子の選手なら
FLの方がいいでしょう。
FLは
女子選手が全体的に好む傾向が使いですね。
前で戦ってる
握りも変えない
男子ほど
下がって曲げたりしない。
ひたすら
前で高速卓球をする。
女子選手には
フレアがかなり向いているのは間違いないです。
フレアのパワーが出せないとしても
前のピッチ卓球には相当強いのがFLの武器です。
なので
表選手とかも
FLを
多く使ってますよね!?
バック表選手のラケットは
FLが多い。
なぜか?
それは
表の武器である、前でのブロック力や、高速ピッチ卓球が
FLだと
面を固定できるので
表のプレーが
さらに生きるから!!
というものですね。
超パワーが出せるラケットでありながら
前での高速卓球に向いた
今一番人気な
FLです。
③ANグリップ!
これは
少しレアなグリップでして
うねうねと
カーブを内側と外側にしている
珍しいグリップ形状です。
昔は
ANも多くシリーズが揃ってましたが
今は
ほとんどない状態になりました。
ベースは
FLとST!
たまに
ANもあるよーくらいなものです。
まあ
それだけ
使う人が
少なかったものでもありますね。
ただ実は
ANは
熱烈ファンがいるのも
事実です。
実際私は高校の時
熱烈なAN使いだったので
AN以外使えない!!
そういう
状況だったのを覚えています。
こちらが
高校の時に使っていたラケットです。
孔令輝AN特注です。
握ると
STやFLでは感じれない
手とグリップの
密着度の高さ。
これに
尽きますね。
特に
FLとSTみたいに
特技があるわけでもないのですが
ただ
異常なほど
手とグリップの
隙間がなくなり
謎の超安心感がある
超安定型グリップなんです。
この
ANの安心感で
ラケットを握れるので
他のラケットだと
FLだと
手前が
スカスカ
STだと
全体的に隙間が・・
ANなら
手とグリップの密着度高い!!
というので
卓球というのは
手の感覚が
非常に重要視されるスポーツなので
FLやSTほどの
グリップの個性がなくても
ANのような
絶対的な繊細タッチ。
これが
あれば安心して全力で卓球ができたり
手の感覚が
さらに出やすくなるので
プレーが発揮しやすい。
などなど
正直STやFLに
一切引けを
取らないグリップだと思ってます。
実際
中国選手が
ほぼ全員FLと
書きましたが
1人だけ
FLがいなくて
ANグリップの中国選手がいました!!
それが
孔令輝選手でしたね。
手の感覚を大事にする。
中国の中でも
精密機械・テクニシャン・超安定卓球として
活躍しました。
彼を
支えていたのが
この
超安定のANです。
今でも
もっと増えてもいいんじゃないかなって思うグリップです。
最後に
④COですね。
コニックは
今
バリエーションとして
一番少ないですね。
ANよりもない!!
昔は
COはかなりあったイメージなんですが
一気になくなりました。
イメージ的には
STとFLのちょうど中間。
こういう感覚の
グリップ形状で間違いありません。
きれいに
一直線に広がっている感じです。
性能としても
ちょうどSTとFLの中間。
要するに
超バランスマンなんです。
オンリーワンな
グリップ性能はないけど
STの舞台も
FLの舞台も
そつなく
熟せる。
というものですね。
あとCOは
FLやSTよりも
全体的に細いグリップが多くなります。
なので
イメージ的には
細めのグリップが好きなら
CO選んどけばいいんじゃない!?
昔は
そんな風潮でCO好きが大勢いたと思われます。
というので
グリップの形状の武器・大きな個性・実際使ってるトップ選手などの傾向を話させてもらいました。
ここで
気になる
グリップ自体の太さの
性能も変わってくるの??
ってことですが
同じSTでも
太い・細いで
若干性能が変わります。
いろんなメーカー
いろんな種類のラケット
あるいは同じラケットでも
1本1本の
ラケットって
厳密に言うと
若干グリップの握り心地って違いますよね?
ラケットのグリップの製造は
機械化されてるところと手でやってるところ
両パターンがあり
どちらも
グリップの差があるときがあります
そこで
今回は
同じFL.AN.ST.COの
グリップ内でも
太めのFL
細めのFL
標準タイプのFL
平ぺったいタイプのFL
角ばってるタイプのFL
短いFL
長いFL
など
FLの形状は
似たようなものですが
いろんなFLがありますね!
左が太めのLEGEND
右がやや細めのMASTER
(FLやや細めのMASTEグリップ)
(FL太めのLEGENDグリップ)
そこで
今日は
代表格である
太めのグリップと細めのグリップのメリットとデメリットを
箇条書きで
どんどん書いていこうと思います。
みなさんに
あった本当のグリップの太さは
どっちなのか?
それとも中間の
標準なのか
確認の意味で
ごらんください(。
細めのグリップのメリット
①手首を使ってドライブがかけやすい
②巻き込んだりシュートさせたりドライブ面の自由度が高くテクニックを駆使するタイプが光る
③ラケットの重心が先端寄りになりやすい。(スイングできる人だと遠心力が出やすい)
④台上でのラケット操作がしやすい
⑤フォアとバックでグリップの持ち替えがしやすい
⑥サーブの時手首を効かせて回転をかけやすい
⑦中陣からのドライブがしなりやすく盛り返しやすい
⑧中陣ドライブがしなりが強く安定する
⑨フォア前の角度が作りやすい
⑩ミドルの球の面が作りやすい
⑪面の自由度が高く、常に手首を使いやすい状況にあるので回転系プレーが強い
⑫テクニシャンタイプで比較的前中陣ドライブスタイルに適す
細めのグリップのデメリット
①面がブレやすいので相手の強打を食らいやすい
②ラケットがすっぽ抜けることがある
③ラケットの重心が先端になりグラム数値以上に重たく感じる
④ブロックがブレるので不安定
⑤スマッシュの面が作りにくい
⑥フリックがしにくい
太めのグリップ
①手の中の隙間にフィットし安心感がある
②面がブレにくいので相手の球に負けない
③重心が手前に来て前陣プレーがしやすい
④ブロックが安定する
⑤スマッシュの面が作りやすい
⑥相手の球に負けないので前陣ドライブで相手をさばける
⑦カウンターが安定する
⑧フリックが安定する
⑨かける感覚がある方が使うと相手の球の威力に負けない状態でドライブができるので中上級者にはメリットが多い
⑩比較的時間がないようなときでも相手の勢いでいいボールが返り易いグリップ
⑪前陣ドライブ型・速攻型・ブロック型、ピッチ両ハンドドライブ戦など時間がない場合に太めが適している
デメリット
①面の自由度が低い テクニック系よりも
②レシーブのフォア前の角度が作りにくい
③フォアとバックでグリップを持ち替えるタイプは太めなのでしにくい
④中陣に下がった時にドライブでしなりを使いにくい
これで
みなさんの自分のプレーを生かす
グリップの太さや形状がわかったと思います
まだ
これ以上に
グリップの
効果があると思いますが
基本的にはこのような感じになってますので
前陣両ハンドドライブ・ミート卓球は
太め
前中陣でドライブで
粘っていく感じの方は細め
という感じです
なので
中国選手に多いスタイルは
太めのレジェンドグリップが多い傾向
前中陣ドライブスタイルの
ヨーロッパ選手には細めのグリップが多い傾向
(但しヨーロッパも前陣寄りになりつつあるため太めが増えてきてます)
という感じですよね。
しかし
グリップに関しては
こういう特徴がありますが
一番大事な選ぶ項目が
本人が一番握りやすいと感じたグリップ!!
これが
一番大切ですので
自分に
合ったグリップを見つける中で
握りやすさ
フィット感と
今回の
自分のプレースタイル・使う技術にあったグリップの太さ!!
自分に本当に適したグリップが
選べるようになります。
やっぱり
STがこういう性能だからー
というよりも
超フィット感が
生まれたものを使えば
自信持って振れるので
結果的には
そっちの方が球威や超回転が出せるというものです。
ぐっちぃも
FLやSTの性能ではなくて、ANを最初選んだように
手にぴったりと感じるものが
1番です。
手の最高のフィット感が1番で
その中で、
グリップの差でプレーの生きやすい特徴があるのも事実なんで
2つを
バランスよく考えながら
自分のベストグリップを探し出してみください。
少しでも
参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。
こんにちは!
WRMのぐっちぃです。
今日は
卓球のラケット。
グリップについて
書いていこうと思います。
グリップ!?
卓球界のシェークグリップの
①STグリップ
②FLグリップ
③ANグリップ
④COグリップ
シェークで
ざっくりと4つのグリップがありまして
それぞれの
特性・特徴・使ってる選手たちなどを
紹介したいと
思います。
まず
①STグリップですね!
ストレートグリップというのは
ある意味一番有名で
グリップが
ブレードの付け根から、そこまでが
一定の
長さ
一直線な
グリップになっているものです。
このグリップのメリットとデメリットは
こんな感じです。
得意
①面を変えやすいので・・・逆を突くバックストレートドライブが打ちやすい
②面を変えやすいので・・・巻き込んでサイドを切る巻き込みドライブがしやすい
③ストレートは基本フォアドライブ主戦に多い傾向があり、面をあけてフォアドライブを打ちやすい
④台上のレシーブの角度でフォアの流しが角度が出しやすい
⑤バックドライブの手首をしならせる感じで打ちやすい
⑥面の自由度が高く、常に手首を使いやすい状況にあるので回転系プレーが強い
⑦フォアとバックでグリップを大きく持ち替えたりする場合はストレートがしやすい
⑧テクニシャンタイプで比較的前中陣ドライブスタイルに適す
⑨いろんな打法がやりやすい
苦手
①面が変わりやすいので・・・ブロックが押されやすい
②すっぽ抜けることがある
③汗をかくとグリップ内で滑りやすい
④MAX威力が少しでないかも?
こんな感じです。
昔から
ヨーロッパ選手に
非常に多く好まれている傾向があり
非常に
多くの選手が使ってます。
プレー領域は
中陣で手首を効かせたドライブ連打がしやすいというので
まさに
両ハンドで
下がって打つ選手に
大好評。
手首が
自然と入るため
しなり系
両ハンドがやりやすいんです。
ただ
最近は
卓球が
前陣高速ドライブ化し
STグリップ選手は
昔ほどはいなくなりました。
ただ
依然として
2番目に多い
グリップとして
大人気です。
現在でも
ティモボル選手が長年STグリップで
手首を
効かせた強烈な両ハンドドライブで
非常に強い回転を
与えてます。
他にも
昔、ワルドナー選手が
STグリップ好きということで
有名でした。
ワルドナー選手は
グリップを打法ごとで
最適なものに
持ち替えていた。
なんという
器用な方なんでしょう。
って
思いますが
この
STグリップの
持ち替えのやりやすさが
ワルドナー選手の
1つ1つの天才的なプレーをサポートしてました。
このSTの
いろんな打法を繰り出しやすいのが
いいメリットとしてあります。
ドライブラリー中に
急にカーブドライブで大きく曲げたり
シュートで
外側に大きく曲げたり、、
ワルドナー選手は
両ハンドを
左右に曲げるテクニックで
ラリーの引き合いを制するのですが
そういういろんあ
ドライブ面が咄嗟で作れるのが
STグリップ。
やはり
テクニシャン系のドライブマンには
現代卓球でも
非常に大きな武器となりますね。
水谷選手も
STグリップを昔から愛用しているイメージがあります。
まさに
↑の通りの
武器を
彼は発揮してますね。
逆に
パワフルなボールが
ちょっと出づらい感じがあるので
パワーがある方が使うのと
ちょっと物足りなく感じます。
ただ
回転量とテクニックのやりやすさは
ピカ1な
ミラクルグリップです。
次は
②FLグリップですね!
これは
ぶっちゃけ
1番人気のグリップになります!!
昔から
STとFLが一番人気で
どっちがいいのか?
みんな2択で
選ぶことが多かったですが
最近は
FLがSTよりも多く使われています!!
なぜか??
理由は3つあります!
1つ目は
中国選手がほぼ全員FLグリップを使っているから!!
2つ目は
中国選手が使っているラケットがFLグリップの販売になっているから!!
3つ目は
卓球が高速化し、FLグリップのプレー領域が多くなってきた!!
というので
FLはSTを
超える人気となっています。
グリップの形としては
ブレードの付け根のところがからグリップ底まで
カーブして
太くなっていく。
こういう
太さが変わるグリップなんです。
底が
だいぶ太い。
というので
技術的には
こういった
メリットデメリットがあります!!
得意
①面が固定されやすく・・・相手の球に押されない
②ブロックが止めやすい
③握りを固定し早いピッチで卓球できる
④前陣でスピードとスピンのバランスのよいドライブが打てる
⑤すっぽ抜けない安心感
⑥負けないのでカウンタープレーに適している
⑦比較的時間がないようなときでも相手の勢いでいいボールが返り易いグリップ
⑧前陣ドライブ型・速攻型・ブロック型、ピッチ両ハンドドライブ戦など時間がない場合にFLが適している
⑨振った時にパワーがでる!
苦手
①角ばってるため、フォアとバックで大きく握りを変える場合はしにくい
②台上でフォア面の流しレシーブの面作りが難しい
③シュートドライブなどの面を開けてドライブなどが難しい
④面の自由度は低い
こういう感じですね。
特徴を見ると
テクニック系というよりも
シンプルに数少ない技術で
決まった正統派ドライブ型で
前で高速両ハンドを
ひたすらかけていく!!
そういう感じに向いてます。
FLグリップは
握りが固定されるのですが
相手の球威にも押されにくいので
ブロックがしやすくて
握りを変える時間があまりない
現代の高速卓球では
この
FLで握りを変えずにやると
とても安定した両ハンドを
早く振ることができます!!
技数のテクニックで勝負というよりも
威力と高速卓球で勝負という感じで
中国選手を始めとした
アジア系の選手に大人気です。
中国の卓球が
まさに
前陣高速卓球なので
こういう
握りをフォアとバックでそこまで変えずに
素早く
両ハンドで対応していく。
そして
ブロックが安定しやすいFL。
さらに
遠心力をかけたときに
FLは
とても威力が出る印象なんです。
振ったときに
パワフルなボールが走りやすい感じがFLにあります。
大きくテイクバックを取ると
テイクバックを
より大きくしてくれるような感じがあり
FLは
力がある人が使うと
かなりの威力が出せます。
実際
パワーのある選手たちも
結果的に
FLにきている感じがありますね。
STだと
力ない状態でも
手首の超しなりで
威力が出しやすいですが
力が余ってくると
大きくスイングするときに
STだとすっぽ抜けるような感覚になり、超パワーが出ずらいです。
FLはその点
大きくスイングしても
グリップが
すっぽ抜けることのない
がっちり
太い底の部分で、手がサポートされている感じがあり
全力で
振ってもグリップが抜けることがないので
自信持って
遠心力をかけれると思います。
馬龍選手、張継科選手、ファン選手、王励勤選手、劉国正選手など
みんな中国の高速パワー卓球には
FLですね。
ただ
ぶっちゃけ私たち一般クラスだと
STもFLも
そこまで威力の違いがわからないかもしれません。
ボル選手や水谷選手が
STなので
実際
私たちには
ボールがまず
相手コートに入れること。
ここが一番大事で
回転をかけて入れること。
これが
かちやすいので
STグリップの
自然に
超回転をかけることがしやすいグリップ。
これが
地味に
私たちクラスでは
まず、安定して多く返す。
これが
できるので
ある意味
STの方がいいんじゃないかなって思ってます。
トップは
超パワフルで、高速卓球だからFLがいいでしょうけど、
私たちレベル
回転をかけて入れたもの合戦のクラスには
意外と
STグリップが合ったりするんじゃないかなと思ってます。
どっちもいいんですよね。
前で
戦う女子の選手なら
FLの方がいいでしょう。
FLは
女子選手が全体的に好む傾向が使いですね。
前で戦ってる
握りも変えない
男子ほど
下がって曲げたりしない。
ひたすら
前で高速卓球をする。
女子選手には
フレアがかなり向いているのは間違いないです。
フレアのパワーが出せないとしても
前のピッチ卓球には相当強いのがFLの武器です。
なので
表選手とかも
FLを
多く使ってますよね!?
バック表選手のラケットは
FLが多い。
なぜか?
それは
表の武器である、前でのブロック力や、高速ピッチ卓球が
FLだと
面を固定できるので
表のプレーが
さらに生きるから!!
というものですね。
超パワーが出せるラケットでありながら
前での高速卓球に向いた
今一番人気な
FLです。
③ANグリップ!
これは
少しレアなグリップでして
うねうねと
カーブを内側と外側にしている
珍しいグリップ形状です。
昔は
ANも多くシリーズが揃ってましたが
今は
ほとんどない状態になりました。
ベースは
FLとST!
たまに
ANもあるよーくらいなものです。
まあ
それだけ
使う人が
少なかったものでもありますね。
ただ実は
ANは
熱烈ファンがいるのも
事実です。
実際私は高校の時
熱烈なAN使いだったので
AN以外使えない!!
そういう
状況だったのを覚えています。
こちらが
高校の時に使っていたラケットです。
孔令輝AN特注です。
握ると
STやFLでは感じれない
手とグリップの
密着度の高さ。
これに
尽きますね。
特に
FLとSTみたいに
特技があるわけでもないのですが
ただ
異常なほど
手とグリップの
隙間がなくなり
謎の超安心感がある
超安定型グリップなんです。
この
ANの安心感で
ラケットを握れるので
他のラケットだと
FLだと
手前が
スカスカ
STだと
全体的に隙間が・・
ANなら
手とグリップの密着度高い!!
というので
卓球というのは
手の感覚が
非常に重要視されるスポーツなので
FLやSTほどの
グリップの個性がなくても
ANのような
絶対的な繊細タッチ。
これが
あれば安心して全力で卓球ができたり
手の感覚が
さらに出やすくなるので
プレーが発揮しやすい。
などなど
正直STやFLに
一切引けを
取らないグリップだと思ってます。
実際
中国選手が
ほぼ全員FLと
書きましたが
1人だけ
FLがいなくて
ANグリップの中国選手がいました!!
それが
孔令輝選手でしたね。
手の感覚を大事にする。
中国の中でも
精密機械・テクニシャン・超安定卓球として
活躍しました。
彼を
支えていたのが
この
超安定のANです。
今でも
もっと増えてもいいんじゃないかなって思うグリップです。
最後に
④COですね。
コニックは
今
バリエーションとして
一番少ないですね。
ANよりもない!!
昔は
COはかなりあったイメージなんですが
一気になくなりました。
イメージ的には
STとFLのちょうど中間。
こういう感覚の
グリップ形状で間違いありません。
きれいに
一直線に広がっている感じです。
性能としても
ちょうどSTとFLの中間。
要するに
超バランスマンなんです。
オンリーワンな
グリップ性能はないけど
STの舞台も
FLの舞台も
そつなく
熟せる。
というものですね。
あとCOは
FLやSTよりも
全体的に細いグリップが多くなります。
なので
イメージ的には
細めのグリップが好きなら
CO選んどけばいいんじゃない!?
昔は
そんな風潮でCO好きが大勢いたと思われます。
というので
グリップの形状の武器・大きな個性・実際使ってるトップ選手などの傾向を話させてもらいました。
ここで
気になる
グリップ自体の太さの
性能も変わってくるの??
ってことですが
同じSTでも
太い・細いで
若干性能が変わります。
いろんなメーカー
いろんな種類のラケット
あるいは同じラケットでも
1本1本の
ラケットって
厳密に言うと
若干グリップの握り心地って違いますよね?
ラケットのグリップの製造は
機械化されてるところと手でやってるところ
両パターンがあり
どちらも
グリップの差があるときがあります
そこで
今回は
同じFL.AN.ST.COの
グリップ内でも
太めのFL
細めのFL
標準タイプのFL
平ぺったいタイプのFL
角ばってるタイプのFL
短いFL
長いFL
など
FLの形状は
似たようなものですが
いろんなFLがありますね!
左が太めのLEGEND
右がやや細めのMASTER
(FLやや細めのMASTEグリップ)
(FL太めのLEGENDグリップ)
そこで
今日は
代表格である
太めのグリップと細めのグリップのメリットとデメリットを
箇条書きで
どんどん書いていこうと思います。
みなさんに
あった本当のグリップの太さは
どっちなのか?
それとも中間の
標準なのか
確認の意味で
ごらんください(。
細めのグリップのメリット
①手首を使ってドライブがかけやすい
②巻き込んだりシュートさせたりドライブ面の自由度が高くテクニックを駆使するタイプが光る
③ラケットの重心が先端寄りになりやすい。(スイングできる人だと遠心力が出やすい)
④台上でのラケット操作がしやすい
⑤フォアとバックでグリップの持ち替えがしやすい
⑥サーブの時手首を効かせて回転をかけやすい
⑦中陣からのドライブがしなりやすく盛り返しやすい
⑧中陣ドライブがしなりが強く安定する
⑨フォア前の角度が作りやすい
⑩ミドルの球の面が作りやすい
⑪面の自由度が高く、常に手首を使いやすい状況にあるので回転系プレーが強い
⑫テクニシャンタイプで比較的前中陣ドライブスタイルに適す
細めのグリップのデメリット
①面がブレやすいので相手の強打を食らいやすい
②ラケットがすっぽ抜けることがある
③ラケットの重心が先端になりグラム数値以上に重たく感じる
④ブロックがブレるので不安定
⑤スマッシュの面が作りにくい
⑥フリックがしにくい
太めのグリップ
①手の中の隙間にフィットし安心感がある
②面がブレにくいので相手の球に負けない
③重心が手前に来て前陣プレーがしやすい
④ブロックが安定する
⑤スマッシュの面が作りやすい
⑥相手の球に負けないので前陣ドライブで相手をさばける
⑦カウンターが安定する
⑧フリックが安定する
⑨かける感覚がある方が使うと相手の球の威力に負けない状態でドライブができるので中上級者にはメリットが多い
⑩比較的時間がないようなときでも相手の勢いでいいボールが返り易いグリップ
⑪前陣ドライブ型・速攻型・ブロック型、ピッチ両ハンドドライブ戦など時間がない場合に太めが適している
デメリット
①面の自由度が低い テクニック系よりも
②レシーブのフォア前の角度が作りにくい
③フォアとバックでグリップを持ち替えるタイプは太めなのでしにくい
④中陣に下がった時にドライブでしなりを使いにくい
これで
みなさんの自分のプレーを生かす
グリップの太さや形状がわかったと思います
まだ
これ以上に
グリップの
効果があると思いますが
基本的にはこのような感じになってますので
前陣両ハンドドライブ・ミート卓球は
太め
前中陣でドライブで
粘っていく感じの方は細め
という感じです
なので
中国選手に多いスタイルは
太めのレジェンドグリップが多い傾向
前中陣ドライブスタイルの
ヨーロッパ選手には細めのグリップが多い傾向
(但しヨーロッパも前陣寄りになりつつあるため太めが増えてきてます)
という感じですよね。
しかし
グリップに関しては
こういう特徴がありますが
一番大事な選ぶ項目が
本人が一番握りやすいと感じたグリップ!!
これが
一番大切ですので
自分に
合ったグリップを見つける中で
握りやすさ
フィット感と
今回の
自分のプレースタイル・使う技術にあったグリップの太さ!!
自分に本当に適したグリップが
選べるようになります。
やっぱり
STがこういう性能だからー
というよりも
超フィット感が
生まれたものを使えば
自信持って振れるので
結果的には
そっちの方が球威や超回転が出せるというものです。
ぐっちぃも
FLやSTの性能ではなくて、ANを最初選んだように
手にぴったりと感じるものが
1番です。
手の最高のフィット感が1番で
その中で、
グリップの差でプレーの生きやすい特徴があるのも事実なんで
2つを
バランスよく考えながら
自分のベストグリップを探し出してみください。
少しでも
参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。
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