みなさんこんにちは。

WRMのぐっちぃです。


本日は


シェークの

フォアとバックのグリップは
変えるべきなのか?


変えないべきなのか?



という悩みの相談がありまして
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話によると





フォアとバックの
グリップが結構違うので


切り替えをするときに
グリップを治すのに時間がかかる。


という
悩みの話でした。


実際



いろんなグリップがありますが



結論から
言わせてもらうと


フォアとバックで
影響のない範囲で


グリップを変えるのは
ありだと思います。



ただ
切り替えが遅くなってしまうほどの

フォアとバックの
極端なグリップの違いは


作ってはいないということです。



今グリップの持ち方は

ほとんどのトップ選手が


フォアとバックの
握りをできるだけ


統一化させた
グリップワークをやるようにしています。

ただ
今日のとある握り方をすることで


グリップの中で
ちょっとした1球1球変えることができたりもできるし、

そのまま全部
同じ握りで卓球もできる状態になっているのが現代卓球のシェークグリップの秘密です。






昔の卓球選手は

1球ずつ

やることによって

そのときの
最適なグリップを作り出し

いいボールを放つ。


という


ワルドナー選手が

そういった
グリップワークが得意な選手としても有名だったのですが



最近は

前陣で
高速卓球、超ピッチスタイルが

当たり前の用になり

バックハンドとフォアハンドを
半々で前で

やらないと
いけないので


極端なグリップは

できない時代となりました。



なので
現在のトップ選手は


大体
二つのグリップの持ち方で定まってきています。


トップ選手のフォアとバックのグリップワーク


①フォアもバックも完全同じままで振る!



ぐっちぃが卓球をやり始めたときから今にかけて思ったことがありまして




フォアハンドグリップの選手が
そのままバックをやりにくいけど、


バックと
フォアを変えてたら

卓球が遅くなって
速い卓球に間に合わないので



フォアハンドグリップの選手が少なくなりました。


フォアハンドグリップは
フォアドライブを打つ時に

ラケットの面が
相手のバック側に開き気味になるグリップです。






親指と人差し指の間の手の溝が
バック側にあるとフォアハンドグリップになります(黒線で〇を付けてます)

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そして
バックハンドグリップの選手は

フォアハンドで打つとき
威力が出ないので



バックハンドグリップも少なくなってきてます。

親指と人差し指の間の手の溝が
フォア側にあるとバックハンドグリップになります(黒線で〇を付けてます)

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じゃあ何が
流行ってきてるのかというと






標準バランスグリップが流行ってるんです(笑)
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これが、親指と人差し指の間の手の溝が
ラケットの板の中心にしっかり収まっている握り方になります!





フォアもバックも
バランス系ラケットの持ち方



極端なのはなし


フォアもそこそこ
バックもそこそこ

そういうグリップで
今は持つ方が多いんですよねー


それで
切り替えしやれば


両ハンドで
簡単に卓球することができます



あとは
慣れが大きいです。


フォアハンドグリップは
大きな弱点

バックハンドグリップも
大きな弱点


標準バランス型グリップは
なんともないが弱点がなく、慣れてしまえばパワーの出し方がわかる。


というので

トップ選手を始め
だいぶフォアもバックも標準の握り方が


実は
一番流行ってます(笑)




さらに
先ほどのグリップをちょっとだけ持ち替えたりする方、


フォアとバックで
ほんの少し変えるようなタイプ


打法によって
少しだけ変えたりする場合でも

この
バランス型グリップをベースにしておけば

かなり両ハンドの高速卓球についていけるスムーズさを
覚えることができますし対応できます。




そして
トップ選手で流行るグリップ②
フォアとバックのグリップは同じままで、バック時のみ親指を立てる!



これは
ぐっちぃも実はこのグリップでやってます。



親指を立てるだけの違いなら


かなり
両ハンドの高速ピッチでも

すぐ動いてくれます。


なんといっても
一番手の中で

力が入って
速く動かせるもの



これは
親指です。


なので


トップ選手の多くが

バックは親指立てて
フォアは親指ひっこめる!


あとは
基本の握りは

①の
標準バランス型グリップのまま!



実は
中国の選手に非常に多く握られてるやり方ですね。
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これなら
バックハンドで面出せるし

フォアハンドで
指ひっこめればしなるし・・・



高速ピッチでも

グリップの持ち替えを
する感覚がまったくないので


ちょっとした違いぐらいだったら
素早い高速両ハンドが可能で、相手に両ハンドにもついていくことができます。



ということで

実は


最近
トップ選手、そして最近の両ハンド化が進むほど



この
バランス型グリップが増え、



2パターンの
持ち方が


主流となってきています。



もし
フォアとバックで大きなグリップ差がある方は

今はまだ
中学生だったり、相手のレベルが低かったり、速いピッチや、両ハンドを振らないから大丈夫かもしれませんが



高校や大学や社会人で
どんどん卓球が高速化していくときに


昔のその
フォアとバックで違うグリップを大きなものでしてしまっていると


後で
伸び悩む、対応に苦しむ可能性があります。





なので
今若いうち、中学生のうちに

フォアとバックのグリップを
バランス型の2パターンのどちらかで握ってもらうことがおすすめです。


最初は
やりにくくて威力が出ないかも知れませんが


若さで
慣れれば対応、両ハンドで安定しながら素早いボールを出せるようになってきます。




トップ選手は
このバランス型グリップで握ることにより


これで
1球1球若干の力の入れ方、握り方を変えて打球もしやすくなってるんです。


支障のないちょっとした範囲で
1球ごとグリップを変えるような卓球をしているトップ選手も何人もいます。


そこで
バランス型グリップで握ることで

基本フォアとバックのロスが
ない何でもできるグリップで


手の中でグリップを変えても
高速卓球ができる状態になっているのも事実です。


なので
グリップを変えるタイプ、変えないタイプ、親指を出すタイプなどの選手は


支障のないグリップワークをしながら
より手堅いバランス型グリップで握ることで


もっと
スムーズな卓球をやるようにしてます。





グリップというのは
本当に大事なものなので



フォアとバックで握り治すのに時間がかかる方は



大きな大会を終えた状態ですぐにバランスグリップに変えることを
推奨します!!


早ければ早いほど
速い卓球ができる可能性が上がってきて、実力も今後高いレベルに上がったときに


大きく成長できる選手になります。



とても大事な
最近のグリップ事情について

話をさせてもらいました。


ぐっちぃも
講習会で口酸っぱくいうのが


このグリップの持ち方なんですよね。


フォアハンドグリップバックハンドグリップは少し時代遅れな感じになってしまいました。


ただ気を付けてほしいのがですね


フォアハンドグリップやバックハンドグリップがだめというわけではないんです!!



これは自分の武器を出せるすごいいいグリップなんです。




自分の卓球ができる世界の中でしたら

フォアハンドグリップ、バックハンドグリップで
やると

自分の
強い部分がめっちゃ出てくれるので


それがいいですね。


市内大会での結果や年代別の戦い
周りよりも自分が強い環境で力を発揮するにはこのグリップ。


それか
強烈なフィジカルを持って


許シン選手みたいな
フォアハンドで打つ回数が多い!


そういった方は
フォアハンドグリップで威力を出して

バックは
ちょい苦手で合わせるだけスタイルですが


自分の時間が
フィジカルで作れるので

フォアハンドグリップにしてください。

大丈夫です!



ですが
トップ選手を目指す選手、トップ選手、これから卓球を始める若手選手や、学生卓球などで


高速卓球の両ハンド世界に混ざりそうな感じなとき


自分の時間が
どんどん取れない試合が増えていくので


これからは
バランス型です!


初期設定がとても
大事なグリップの話でした!


少しでも参考になればうれしいです。


ありがとうございました。


バランス型グリップの持ち方です♪
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これが、親指と人差し指の間の手の溝が
ラケットの板の中心にしっかり収まっている握り方になります(*・ω・)ノ


これが
超万能、高速卓球までついていける、現代の卓球についていくためのグリップです。