みなさんこんにちは!


WRMのぐっちぃです(*・ω・)ノ


今日はみなさんに



深いグリップと
浅いグリップの違いについて


話をしていこうと
思います。
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先日
グリップの持ち方は



フォアハンドグリップ
バックハンドグリップ
バランスグリップ


シェークは
このようなグリップの違いがあるのですが



その中でも

みなさん


シェークペンそれぞれ
共通して


グリップの
深さが


みんなそれぞれ違うんです。


例えば
同じバックハンドグリップでも


浅く握るバックハンドグリップと

がっちり深く握るバックハンドグリップ



もしくは
バランスグリップでも


浅く握るバランスグリップ
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深く握るバランスグリップ

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それぞれで
ボールの感覚の伝わり方や得意な打法などが


実は
この深さの違いで


起こることがわかってます。


要するに
深い握りしてる方のプレー

浅い握りをしている方のプレー


大体
どんなプレーしてくるのか想像がつくことが多いですね。



これはシェークでもペンでも
同じ傾向なんですが


大体
中間というのはあまりなく

みなさん
力を入れるようにするときに


どちらか
深いか浅いかで結構しっかり分かれることがわかってます。

では




まずは


深めに握るタイプの
メリットデメリットを話をしていこうと思います。




①深めグリップ

まずやり方は
しっかりラケットを深く握り


親指がラバーに入ってくるぐらい
がちっとラケットと手に隙間なく力を入れ込んでます。

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親指と人差し指の中間が
かなりブレードの根元でも上の方に位置していきているのがわかると思います。

そして
深く握ると大体親指が上に出てきます。



このような
ややがっちり目に握ってる方





メリット

①パワーが出る
②ブロックが安定する
③スマッシュやミートがやりやすい
④スイングスピードが速いとしなる
⑤弾く感覚を覚えやすい
⑥大技が全体的に強い傾向
⑦バックミート・フォアミートがやりやすい
⑧パワーボールに全然負けない
⑨スイングが速いとパワフルボールでラリーで圧倒、球威・回転・スピードが格段に違う
➉ロング戦にめっぽう強い
⑪前陣で高速ラリーがしやすい。前にいても球威に押されないのが便利。
⑫カウンタードライブ・カウンタースマッシュが押し負けないので安定する





デメリット
①スイングスピードが遅いとしならずにフラットで打球してドライブが覚えられない
②かける感覚を覚えずらい
③小技できれいに面を作りずらい
④ラケット操作の可動範囲が狭くてパワー単調になることも・・・
⑤細かい台上の面が不器用になりやすい



という感じですかねー





ざっくりと
あげました。




やはり
深めグリップは

ある程度回転をかけるタイプ・スイングが早い人が深くすることで
パワードライブ主戦になることができます。

中国選手は
この深めグリップが多いんですね。



ぶつけても
手首が使えなくてもかかるので汗




それか
カウンターとブロックとミートを主体とした最新の両ハンドドライブスタイルなら

深い方が
がっちりブロックや両ハンドで振り回せますね。




ある意味




現代卓球の速さを出しているのは
この深いグリップで握ってる傾向が多くなってきている!




という現象が起きてます。




深いグリップが
今は昔よりも流行ってるんです。







そして
2つ目は

浅いグリップです。



こんな感じなんです。

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若干グリップの上に隙間があるような感じ
ラバーの上に親指は乗らないです。




親指と人差し指の中間が
ブレード面ではなく
グリップ面になってます。





これが
浅いグリップですね。





浅いグリップのメリットデメリット




メリット
①回転をつよくかけやすい 
②手首を使うことがしやすい
③かける感覚がなくても、しなるのでかける感覚を覚えやすい
④ツッツキやストップがしっかり切れる
⑤台上の細かい操作性に優れてて、台上争いに強い
⑥ドライブの回転量が高い
⑦ツッツキ打ちのループがよくかかる
⑧少し距離を取って中陣で、ドライブラリーをするとしなりが強くなるので回転が強くなり、弧線が上がってラリーが強い。
⑨いろんな面・角度を瞬時に作りやすくて技数が増える。
➉カーブさせたり・シュートさせたりしやすい






デメリット
①相手の球に押されやすい
②しなるのでミートやブロックがしずらい
③前陣では押されやすい
④弾く感覚を覚えにくい
⑤威力が少し出ずらい



ということです。



上の例外もありまして


カットマンは


深い方がツッツキが切れて

浅いほうがカットが切れます。





どうでしたでしょうか?





深いグリップは
前陣向け・パワータイプ




浅いグリップは
中陣向け・テクニシャン回転タイプ


というのが
一般的な傾向で


ドライブのかけやすさ自体では
浅いグリップの方が回転が強くなります。






ただ
これを見て


面白い
組み合わせができるんです。





実は


①浅いグリップでラケットをしならせ
かける感覚を覚える


かける覚えてから↓


②前陣が強くてパワーが出る
深いグリップで両ハンドを覚える!


これが
今一番多いです。



強くなる子達の傾向です。






最初は
小学生の子供たちは





浅いグリップで握ってる子が多く(手が小さいということがあり)




それで
しなりやすいグリップで




しなり・かけやすさ・回転を覚えてから



中高生で
深い握りを覚えて


回転を覚えた状態で
深い握りでパワーボールをマスターする!






これが
回転+パワーボール+高速卓球を覚えやすいグリップの握り加減なんです。



小学生からやってたり、指導者がいる中学生なら


これが今一番早いかもしれません(笑)



ただ
指導者がいない状態だと


浅い握りを中学生1年目で



いきなりやらせると
面が不安定になりやすいので



順番的には

①基本のフォアとバックを続けられるまでは
深めグリップで面を固定


基本を覚えたらドライブをかけるときは

②気持ち浅めグリップでドライブをかける。
しなりでかける感覚を習得   



ドライブでかけられるようになったら、
③前陣が強くてパワーが出る
深いグリップで両ハンドを覚える!



こういう感覚で
やるといいと思います。






逆に
ドライブがどうしてもかけられない中学生・高校生の方は





深く握りすぎて
ミートして当たっちゃってる可能性があるので



一度
回転を覚えるために

浅いグリップで
ドライブにチャレンジしてもらう!






このやり方で



かけられるようになった子達が
何人か講習会でいました。




なので
ぜひいろいろ自分に合ったグリップの深さ


やってみてください。

少しでも参考になればうれしいです。


あくまでも
一般的な傾向なので

浅いほうがパワーで深い方がテクニックという逆も
ありますので、

目安としてやってみるのがいいと思います^_^


そして最後に
深めのグリップと浅めのグリップは


あくまでも
少し変える程度で、極端なグリップの握り方


深過ぎるグリップ、浅過ぎるグリップ

これはプレーのバランスが崩れるのでだめです。



あくまでも適度なグリップの写真ぐらいまでの中で
やや深め、やや浅めで取り組んでみてください。


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