みなさん
こんにちは。

WRMのぐっちぃです。


今日は
みなさんがやりこんでいるであろう練習!


この
部活や練習をやりこむときに



必ずって言っていいほど

規則的なメニューと
不規則なランダムメニュー


これらを
どっちを主体で練習しようか迷ったりしませんでしょうか?

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イメージ的には

フットワーク練習をする時間だと
仮定します。




①1本1本の決まったフットワークをやりたいのか?


②3分の2面ランダムのフットワークをやればいいのか?



結構悩んだり
試行錯誤したりすると思います。


卓球の練習というのは
ほとんどのメニューが

規則的な決まったコースでの
システム練習か


ランダム要素のコースでの
システム練習になります。


この2択なんですよね。


今日は
それぞれ


どうやったら
効率よく自分の今の状況を見極めて、一番強くなれる練習ができているのか??


もしかしたら
今やってる練習が無意味??


になっている方も
実際いるので


せっかく練習をしているのなら


そういうのを
知ってもらえたらと思います。


そもそも
この規則的な練習とランダムの練習の2つは



目的が
違うんです。



規則的な練習=技術単体を極めるときに使う練習

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この
方式を覚えておいてください。



フットワークだったら
1本1本の規則的なフットワークで


足の動かし方単体を
理解して、極めるのに非常に効果的です。



規則的にやることで
足を動かすクセや習慣漬けされ、動きの速さも上がります。





効率よく
素早く動く感覚をどんどん身に着けられるいい練習になります。


技術単体を
素早く精度高く極めるのに


規則的なシステム練習は
最強です(笑)


フォアドライブを
しっかり覚えたいなら


ワンコースで
ドライブを打ったり


決まった1本1本のフットワークをしながら
ドライブを打ち続ける。


こういう
ことをやっていくと


動きながらフォアドライブ連打!!という


単体技術を
非常に高いレベルまで押し上げることができますね。




1つ1つの
技の完成度がすぐ高くできます。



気を付けてほしいのが
技術の基礎・ある一定のレベルのものがない状態で


ランダムの球を
打つと


しっかり
覚えずに、ラクに打つことを覚えてしまい


質の高いボールとは
ほど遠い状態で


ランダム練習をやってませんか?



1つ1つの
技の完成度が低いと


ランダムになったときに
上手くなりづらい。


続いてるけど
規則的なシステム練習よりも

明らかに
ボールの質が低い!!


こういった状況では
なかなか伸びないと思われます。


練習だけ背伸びしちゃってる選手が
多々いるということですね。


規則的なシステム練習を
ほとんどやらずに、オールばっかりやると土台の能力値が伸びないので


卓球人生の後半で
結構、伸び悩みます。


逆に
伸びる選手は



規則的なシステム練習を
少し時間かけて行うことによって


勝つ力を持つのには
ちょっと時間はかかりますが




あとで
ランダム練習をやることで

土台が桁違いにそろってるので
大きく成長することが分かってます。



そして
ランダム練習=無意識状態で質の高いボールを入るようにさせる!


という練習なんですよね。

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内容からして・・



ちょっと
もう中級者なんじゃないかな?



って
思いますよね?



指導者がいない状態で我流でやる選手は
よくこの1のシステム練習を飛ばしてオールばっかりやるので


1年・2年経った後半
きっちり規則的に伸ばしてきた選手たちがオールを覚えたときに


一気に抜かれる傾向が
卓球には超あります!!!



卓球というのは
試合になると


思ってたように
ボールが来ないことが

多々ありまして



①の練習では
自分の理想の100パーセント待っている状態での練習。
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②の練習では
5割から3割ほどしか待てない状態での練習。
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というので
実際試合は②の状態になることが多いので



①で土台を作ってから
②の練習に行く流れが単純に強くなりやすいということがわかってます。

特に
強い選手とやればやるほど、思ってたところで来ない状態になるので


全面性が
必要になります。


どの無意識状態でも
いいボールが送れる選手が強い。



待っている位置と待ちが外れた位置!!


卓球にはこの2つの瞬間が
絶対あるんですが



待っていたら決めるし
待ちが外れて逆つかれたら、打たれないようにできるだけ質の高い回転球などで

逆つかれても
攻撃できます!!


これが
中上級者の卓球の仕組みです。



なので
全面性を高めないと


レベルが上がると
当然ながら勝てない。


ということなんですよね。



中級者以上には
ランダム練習というのが


超超大切ということになります。




というので
2つの練習のやり方なんですが


これで
①と②の使い分けが


なんとなくわかりましたよね?





技術単体を極めたいなら①規則的システム
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②技術を磨けたらランダムで
無意識状態で出せるように不規則に変えていく。

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これが答えですね。





ここまでは

結構知ってる方も多いです。



強くなる順番としては
①をしっかり習得してからだんだんと②に移行していく!




実際
多い悩みが



どのタイミングで
①から②に移行すればいいのか?



どれが
技術として完成しているのか?


非常に
難しいところではあり

いろんな意見はあると
思いますが

いい基準がありまして


その規則的な技術に対して
ずっと続くような感覚があれば、もう②に行っていいでしょう!!


規則的な技術練習の目的はなんですか?



1つ1つの技術の完成度を高める。


ということです。


なので


例えば
フォアドライブをずっとワンコースで続くようになって



もうずーーーーっと続くのに



ランダムにせずに
30球、40球、50球

という風に数えるのもいいんですが


30球もワンコースで
ドライブが続いたら

もうロング戦のフォアドライブとしては

かなり完成しているといえます。


なのでそこで
40、50、と


目標を立てるよりも


もうワンコースができるから
②のランダム要素を入れて、フォア半面ランダムでドライブ続ける!!



どこにくるかランダム状態で
無意識に近い中でがんがんドライブで打ち込める精度を上げた方が


実力は
すぐ上がります!!



もっとわかりやすく言えば


バック打ち!!


バック打ちが
もう

50回できました。


しかし
レディースの方に多いのが



100、200、300と
続けようとします


これだけで練習時間を
大量に消費することがあります。


しかし
もう50本続けられるなら


もう100も200も変わらないです泣


もう
バックハンドの技術単体のロング戦は


身に着けてますよね?

50本続けば。



なので
そこで

もっと回数ではなくて


②のランダムバック練習にすべきなんです!


バック半面ランダムのバック打法だったり

切り替えしのランダム系で
練習したり


それの方が
全面性のバックハンドが付きますし、待ちとは逆の状態でもいいバックハンドをさらに

覚えることが出来ます。


なので①でずーーっと
やり続けるのは

実は非常に危険なんです。


というかもったいないんですよね。


もう技術的に
決まったコースでは完成しているのであれば


不規則なランダム系をすぐにやってもらった方が


自分の実力がすぐ効率よく上がってくれます。



よくコーチに言われてまだ
これができないからーって


ずーーっと
クロスで打ってて2時間終わる方も多いんです。



確かに
反復練習はとても大切ですが



長いこと続く技術に関しては

もうランダムを入れないと
それ以上劇的な伸びはないと思います。


長く続かない技術に関しては
この反復練習がとても重要なので


自分の
得意・不得意の能力に合わせて


システム練習のやり方を

2つ効率よくやるのがいいですね。



先日

中学スタートの選手で

卓球歴10か月の選手たちには


数を数える大切さを
教えました。



それは
完全にまだ1つ1つの技術が確立していない。



長く続けられない10本も続かない。


そういった
技術1つずつが未熟な場合には


①の規則的なシステム練習で
数えてもらって習得する!!


これが
絶大な効果を発揮します。


しかし
だんだんと


得意な技術や
苦手な技術が出てきます。


覚えが速い技術と
なかなか続かない技術



そういったときに

全部
続ける系だけで


やっちゃうのが
非常にもったいなくて


フォアが得意なら


もう
①の続ける固定練習がずーーっと続くような状態で


バックが続かない状態なら



フォアは
②の不規則ランダム系で・ランダムフットワークを入れてフォアドライブ!!



バックは
①規則的な練習で技術単体のレベルを高める!!



こういった感じで
自分の

今本当に
必要なものを

効率よく
鍛えることが出来ると言えます。




ぐっちぃも
①の規則的なシステム練習は


いつも
2つだけやってます。


1フォアとバックのハジハジのゆっくり大きく動くフットワーク!

これは
動ける範囲を広げたいというので足の技術単体を鍛えてます。


なので
私みたいな中級者も①規則的なシステム練習もちゃんとやります!


自分の中でこの1つの技を
鍛えたい!!


そういった
意志があるときは


①の規則的なシステム練習が
絶大な強さを誇ります。

例えば新技チキータを覚えたい。


そういった場合なども
規則的なチキータ練習がいいですよね。

いきなり②の試合さながらの
全面ランダムからチキータは
狂いそうです(笑)


なので
①を中級者以上でやる場合は



ちゃんと
1つの技を高めたい!!新しい技に挑戦!!苦手な技術を得意に!!



というのが
明確にある場合に、やると非常に伸びるシステム練習なんです!!

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あとは
フォアに自信があって続くから



②ランダム系フットワーク、ランダム系サーブからの展開などを
やって



全面性を強化する!!


30パーセントの全面待ち意識で
質の高いフォアハンドが打てるように、


待ち状態と、待ちはずれた逆つかれ状態でも


質の高いフォアドライブが
打てるように


ランダム系を
多くやってます!!


ワンコースのフォアドライブは
ずっと続くので

形としては
一応できているので


これ以上
回数を数えても


意味がほとんどないと
感じています。


ただ
練習が超久しぶりで、感覚がない選手は


①で
確認してから②をやる!!


というのも
多く使う手段です。


中級者以上になると


くるところで
いっぱい打てても、それ以外で打てないのが致命的なので


それ以外で
待ってる状態に近いような球が出せるように



ランダムで
フォアハンドでがんがんやってます。


というので
今現在、卓球の練習というのは

決まったシステム練習と
ランダムのシステム練習の2択があるというのは

なぜか??



それぞれが、

どういう
目的でやっているのか?


どういう効果があるのか??


適した選手の
能力値!!


などなど
話をさせてもらいました。



これで
みなさんがシステム練習で



どっちを多くやればいいのか?


より
明確にわかったんではないでしょうか?



規則的な練習と不規則な練習のバランスの難しさについて

結構相談を受けることが多いので


このような形で答えさせてもらいました。

もう続くもの・続く技術に関して
さらにもっと回数を・・と、クロス練習でずっと続ける練習をしているのなら


ずっと続くような技術に関して

①の回数が続くようにやるのは
ちょっとした1分2分の確認や調子を上げる程度の位置にして


②の持ってない無意識能力値・ランダム系練習に行ってもらった方が
よっぽどバックやフォアが成長するということです。

回数が続かないって最初思って抵抗があり

規則的な①に
戻ってしまう方も多いのですが


次の段階に進むためには
必要です。


そして
ランダムをなれれば、無意識で続くようになります!!



そうなればすごい成長です。



なので
①の規則的なも+②ランダム不規則が


①が大ベースの状態。続く楽しさがあります。
②を鍛えると、勝ちという結果が出やすいもの。



両方の練習を自分の
それぞれのフォアとバックや台上やツッツキ打ちなどの能力に合わせて


最適なもの、
目的をしっかりした状態でやることで


非常に
高い質の練習をそれぞれ出来ると思います。


こういう感覚ですね。




全国的に
たまにずっとクロスで続くことをひたすら鍛えて

規則的なものオンリーで、
もう技としては50回超えて完成しているのに、1日全部の一通りの技術を毎日ずっとやり続け、


不規則は続かないからやらない!
という、偏ってるところがあったりしたので




何年も
クロスで続けることが
いいと言われてきてた選手もいたりして



せっかく3年4年も
1つの技術を覚えたのに



それ以外の球を打てない選手も
何度も見てきました。



こういうバランスを
知っておくと、いい感じに自分の練習ができるのではないかと思います。


効率よく強くなるヒントになれば嬉しいです。


ありがとうございました。
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