みなさん
こんにちは!


WRMのぐっちぃです。



今日は


師匠である
偉関晴光さんのすごさを書いていこうと思います!


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実績は
ソウルオリンピック金メダリスト


元中国代表

日本に帰化してからも
40歳を過ぎてから全日本選手権優勝してます。





とてつもない
実績を持っている選手です。









日本の選手だと
まだ




オリンピックの金メダリストがいないので





そう思うと
偉関晴光さんの優勝はすさまじいです。






いつも
NHKでやる全日本の決勝戦で




松下さんや
渋谷さんや
吉田海偉さんと




対決しているのを
見たり




YOUTUBEの
動画を見て





ショートが超固い
フォアドライブがえぐい。



そういう強さは伝わりますが






映像だけでは
伝わりにくい




世界の偉関晴光さんの
能力を






直接何度も練習したり
対決させてもらってるぐっちぃが体験を素のままをお伝えします!






トップ選手の
すごさを知ってもらえたらと




思います。





①まずサーブが全く返せない






誰に聞いても、




トップ選手であっても





偉関晴光さんは
サーブで勝てる。






それくらい
強烈な回転サーブを持っているんです。






ぐっちぃも
久しぶりにやると




全く返せなくなります。



回転量もすごいです。





偉関晴光さんに
下回転出すよ。






って
言われて






合わせても

ボトって落としてしまう。







それくらい
回転の種類がわかったとしても







絶対的な量で

相手が






長いツッツキかミスかしか
ないから







すぐ
得意の3球目待ちをしているということです。











そして
回転量がえぐいだけでなく





偉関さんのすごいのは






前に飛んでこない







止まるような軌道を






生ませるのが
想像以上にすごくて

 


これは動画で伝わりにくいんですが






とにかく下回転は
低く沈み過ぎて






チキータで
かけることができないんです汗






偉関晴光さんのサーブは








現代技術のチキータを持つ若手にも
なかなかされないって言ってました。










チキータや台上ドライブしようとすると





超止まって
低いので


 


タメようとすればするほど、
遠く低くボールが離れてしまう感じになり






飛んでこなさ過ぎて
利用できない!!








というのが
偉関晴光さんのショートサーブです。








右選手のフォア前に
外側に曲がる横回転サーブなんて







まったく
右選手の方に進んでくれなくて







フォア前から
ネットの方に戻りそうなくらい







鋭角で
サイドに曲がっていくので






フォア前チキータも
されづらいと言ってました。







低すぎて
遠すぎて




シェークのフォア前の
手を精一杯伸ばした状態で





偉関晴光さんの
横回転サーブをフォアで取らないといけないので






もう
肘が伸びちゃってたら




質のいい
フォア前レシーブができないですよね?汗






ガツっとストップやツッツキや



 
フリックがしっかりできず





腕伸ばしちゃってるので
遠いから




ふわふわーって
返すしかない。





それを
3球目待ちしてドン!!



 


ハイ、終了笑





って感じです笑





偉関晴光さんのフォア前に出してくる横回転は





トップクラスでもなかなか
レシーブ側は合わせ系でしか





何もできない。





という感じなんです。



衝撃です。





青森山田にコーチで行った時も
サーブでみんながうまく返せないという感じだったそうです。




もし
フォア前の横回転を







フォアドライブで
レシーブドライブしてきたら






一瞬で
ショートで空いたバックを突く!!





はい、終わり!!






って感じです汗






結果的に
無理やりフォアでレシーブドライブかけても






フォアで合わせてレシーブしても






偉関晴光さんの



3球目は

防げません笑





①わかってても返すのが大変な
えぐい回転量



②フォア前の超手前から外に加速する横回転
レシーブの腕が伸びちゃう。






そして
もう一つ





ダメ押しの
バックに長い横回転サーブ!!




イメージ的には





サウスポーがよく使う効果的な
バックストレートの高速横回転サーブですね。





これが
切れすぎて

速すぎて




ちょっと台の横の方から
入ってくることもあるので




えぐいです。





合わせて
バックで振っても





次3球目待ってます汗





2球目間に合って
3球目ループしたらプッシュやカウンター待ちされますし、





フォア前の超止まるやつと
混ぜられると





もう
どっちも



待てない状況で




最悪になります汗







フォア前に
やばいやつある。





バックの奥深くに
やばいやつがある汗




それを
見せられた瞬間





もう
レシーブは




ツッツキ面で
合わせるしかできなくなります。





ぐっちぃも
偉関さんとの試合で




偉関晴光さんのサーブを
何度も取ってる中でもありながら





そーーっと
入れるしかできないんです。







上書きする時間がない。







上書きが間にあわない。





強烈なサーブの組み換えで




もう
偉関晴光さんのサーブをとれない状況になります。




①わかってても返すのが大変な
えぐい回転量

②フォア前の超手前から外に加速する横回転
レシーブの腕が伸びちゃう。

③バック深くの高速横回転サーブ
レシーブでループドライブしたりツッツいたら終わる。






なぜ、
超止まる前に来ないサーブがうまく出せるのか?




偉関晴光さんの
グリップと用具にも秘密があります。





グリップの
下三本指が




丸く
浅めに握っているので





それで
その握りでサーブを出すと




前に飛ばさない状態で
超切れを実現できる。





そして
用具が




999という
全然飛ばない
 



超回転従来の粘着ラバー系のものを
使っている。






キョウヒョウ2みたいな
カチカチの飛ばない超回転ラバーなので





サーブのとき
前に飛んでこなくて

超スピンがえぐぐ出る。





というのが
再現しやすいです。





なので
偉関晴光さんは





サーブで勝ててしまう
圧倒的な技術力に、用具、グリップに秘密があり






みんな
効いてくれるとのことです。





サーブ名手で有名な劉国梁監督にも
試合で勝った時、かなり効いたそうです。


 

サーブがえぐすぎる
見えない強さを体験してもらえたらと思います。





そして
さらにもう一つ



②ペン=バックが弱点!このイメージでいくとバックショートで相殺される!





なぜ、偉関晴光さんは





世界でもずっと勝てるペンだったのか!?






長年ずーーっと





それは
ペンの弱点といわれているバックが





偉関晴光さんの場合




バックの方が
得意!!





それくらいの
鉄壁ショートなんです。





ショートで相手を回させたら 
負けないです。






ショートで
ヨーロッパ選手を振り回しているシーンが





何度もありました。



バックがんがんに
振るような選手であっても





それ以上に
コースを厳しく




さらに
ピッチを上げ




何本も粘って揺って





体勢を
崩させたら







すぐ偉関晴光さんの
フォアのシュートドライブ!!





ですね汗






台から下がるヨーロッパ選手は
偉関晴光さんの格好の餌食になっていたようです汗





しかし、




ただ
マネをすると





なかなか打たれたりしちゃうものなんですが




偉関晴光さんの
ショートのすごさは





コースが狙うときは
ほとんどサイドを切る!!




えぐいほど
サイドを切って




ときには
サイド切りすぎて




フォア前にショート




バック前にショート





なんか

通常のショートマンと対決するときは




全面
フォア、ミドル、バックでの揺さぶりに対して




取れれば勝てる!!




という感じなんですが



偉関晴光さんと戦ってる時だけ





フォア前、フォア、ミドル、バック、バック前になるんです汗






イメージ的には






2台並べて使って
ショートをハジとハジで振り回してもらってる!!!





そのぐらいの広さがあるんですよ汗





動画での
偉関晴光さんのショートのコース


よく見てください笑



サイドえぐ切れです。




ぐっちぃもフォアで間に合わないから
体勢が悪いです汗



相手は1台分の広さだけど
こっち2台分の広さ使われてない!?汗




そんな魔法のような感覚を




偉関晴光さんと対決すると
よく感じます。


なので台から下がれば下がるほど・・






どうなってしまうかは

みなさん
お分かりですよね汗





どんどん広くなるから
ヨーロッパ選手は






バックが強い
両ハンドが強くても





リーチが長いヨーロッパであっても



間に合わない!!





という現象が起きます汗



これが偉関晴光さんの
地味に映像だけでは伝わらない





ありえないくらいの
えぐい鉄壁ショートだったんです。






もちろん鉄壁なイメージは
皆さんも持ってますが





鉄壁だけじゃないのが
たくさんありすぎて




やばいんです。


③逆回転チキータが実は超切れでシェークバック潰しだった!!


偉関晴光さんの
バック前に来た球を





バックで右のバック側に
逆回転チキータをすることが多いのですが


 


あれ






超切れてます汗






回転量の高さで





バック強打を
封じるそうです。






イメージ的には馬龍選手のカットショートみたいなものがありまして





ツッツキで合わせるのも大変




バックドライブ待ちも難しい。





最近の両ハンドに対抗して台上チキータも





あれで先にかけちゃえば





シェークのバックをつぶせます。





右の
バックストレートを逆チキータでつぶして
一発ドン!!



 
これがずっと
はまる構図になってて






取れないんです。





というので





偉関晴光さんはペンドラ!!
ショートが固い!!






という昔ながらの強さに感じますが


実際試合や打ったりすると





最近のシェークドライブ卓球
世界のヨーロッパ系、高速両ハンド系に対応した





ペンドラだったんです><






すごいですねよ。。






それで馬琳選手や王励勤選手にも
勝ったことがあるそうで・・・




中国選手にも強い。





本当に
すごいんです。




偉関晴光さんの強さ。



ぐっちぃ的には





2台分の距離でショートを回される感じ





サーブが取れない感じ





逆チキータがシェークバックを終焉させる感じ・・






本当にすごい方なんです。







今でも
絶望する強さです。






オリンピックチャンピオンの強さを知ってもらえたらと
思います!




ペンってこんなすごい戦い方があるんだ。




ペンドラ=フォア強打炸裂・粘り炸裂のイメージが





偉関晴光さんの強さを見ると
それに中国的な強さの要素や、バック技術の強さ、台上での先手取りの強さ





異次元です。








世界のペンドラ王者の強さを
映像では伝わり切れない、直接戦って強烈なペンのイメージをいい意味で変えてくる





全面ランダムフォアで
動きまくるぐっちぃが





 

偉関さんのバックを
全く打ち抜けないのは









2台分の全面ランダムで





同じようなタイミングとピッチで






動き切れないと
いけないのかもしれません。





そんなの無理だ、、泣






そうなると
なかなか常人ではできないので







いかに
偉関さんがすごいかがわかります。





少しでも知ってもらえたらと思い書いてみました。




ありがとうございました。
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