みなさんこんにちは!


WRMのぐっちぃです!


以前


世界選手権シングルスベスト8
全日本選手権優勝



そして
去年全日本で3位


先日
プロツアーでも準優勝した



活躍中のペンドラ選手




吉田海偉さんと
試合したときに





この世界で活躍する選手の
異次元な




2つの衝撃の
収穫があったので






なかなか
一般のみなさんにお伝えすることがないので






それを今日は


書かせてもらいます!!


強くなれるヒントを感じてみてください。

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まずは



①世界5本の指に入るフォアの未体験の威力を体験!



一緒に
練習&試合させてもらえる機会があり 



ぱっ!!



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当時


新調したばかりの
ラザントとターボですが

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新しいラバーで


吉田選手と
一緒に練習&試合をさせてもらい




フォアドライブを受けたら


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ラバーの端っこに


吉田選手のボールがかすりまして


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ラバーに
ボールが摩擦した跡が



ついてたんです(((( ;゚д゚)))



これを見て



恐ろしかったですね笑



マンガの世界で


キャプテン翼で
必殺シュートが


芝生に
摩擦でめり込む!




という
シーンが


ありましたが



少し
それに近いものを感じました


摩擦の
跡がしっかり残ってます(; ̄Д ̄)


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吉田選手のフォアドライブ。


ぐっちぃがやったときで
世界ランキング50位前後で



全盛期より下がっていた感じでしたが


それでも
世界の5本の指に入るのかと思うくらいのフォアハンドの威力と強さ。



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みなさんも
気をつけてください(*・ω・)ノ笑 




回転も
スピードも


すごいことになってましたが



軌道も今まで
受けたことがないくらい


すごい
真っ直ぐ突き刺さってくるんですよね(((( ;゚д゚)))

びっくりました。

弧線を描く系、うねる系かなーって


動画を見てて思ったのですが


実際受けると

結構軌道が
突き刺さり系なんですよねー


要するに
低い軌道で


相手に時間を与えないタイプです。


そして
その吉田選手の

低い軌道っていうのが


直線的だから
球が軽い系?


って
一般の私たちでは


そういう意味合いで感じることが多い
直線的な軌道なんですが

吉田選手の
低い軌道のドライブは

あまりの回転量の強さに
衝撃を受けたのをしっかり覚えてます。




真っ直ぐな球だと



回転が少なくて
やや球が軽い?



というのが
今までの感覚であったのですが



非常に 

重たいです(; ̄Д ̄)




早くて低くて
直線的で



球は
強烈な回転ボールとなっています



どうやって
ボールを繰り出しているのか


わからなかったですね汗



ドライブの
引き合いもやってもらったのですが




安定重視の
自分からしたら


返球することはできて
ラリーにはなりましたが



自分は山なり



吉田さん
スマッシュのようなドライブ



自分は
山なり



吉田さん
スマッシュのようなドライブ 




ということで


勝手に
劣勢でした(; ̄Д ̄)




低くて直線的なボールで


非常に強い回転ボールでもある。



要するに
狙える球ではないということです笑



上がってくる弧線なら
引き合いができたり

自分が有利になるパターンも作れたりするのですが

吉田選手のは
低くて回転量が強いので


質が高く

上からカウンタードライブで
狙える要素がありません。



だから
吉田選手のフォアドライブ対決したりするトップ選手は


みんな
吉田選手の球を受けきれなくて敗れてます。



この低い軌道で
回転量が高いから、安定もしてるし、相手がカウンターしづらいです。



フォアでカウンターはこの低い球に対しては、おそらくできなくて
バックでなら低い球もカウンターできるので

まさに
現代のバックカウンター卓球には


合ってしまっているものの



昔のオールフォア時代なら


フォアでカウンターをするのが
難しい吉田選手の低い回転ドライブ球に



みんなカウンターできなかったんだろうなー




それで
下がってブロックになり、吉田選手のペースとなって




全日本は優勝してましたね。




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次元が違う。




1球受けるごとに
手にくる感触や軌道を見て


躍動するぐっちぃでした。





そして
試合をしてて思ったのが



②ペンはバックが弱点だから、バックを狙った結果。。。!!!


吉田選手と対決する前に


動画で国際大会を見てまして



海外のティモボル選手が
ドイツオープンで吉田選手のバックにドライブをかけて吉田選手がショートを飛ばしてたので



やっぱりペンはバックが弱点だよね!!




って思いバックにドライブで連打しにいった結果・・・






ぐっちぃが
吉田選手のバックに


ループドライブ!!





そしたら





鬼プッシュでストレートに
ぶち込まれました!!!





全然効かない・・



むしろ
バックの方が


プッシュが速くて
タイミングも早い、


どっち来るかわからない


ドライブ連打しても

ショートを
浮かしてくれません。



逆に待たれて

鬼プッシュされまくりました。



吉田選手といえば
フォアが鬼!!



ペンはバックが苦手な傾向。


というのが
あり


バック攻めをドライブで
叩きこんでったのですが



ティモボル選手は連打で
吉田選手のバックショートが完全に浮いてたので、成功してましたが




なんで
ぐっちぃのはだめ?笑



むしろ
バックショートのカモにされている。。



鬼プッシュで
点を取られ続けちゃいました。



どうしてなのか?



吉田選手は
当時はバックがやや苦手な領域だったようなイメージがあり




国際大会で
よくヨーロッパ選手にバックを狙われていた感じでした。






世界ランキング20位30位クラスの選手の

トップクラスの数値で


例えばですけど

フォアが300
バックが250
台上300



という能力値があるとすると



世界トップだと
バック250というちょっとしたバランスの落ちたところが




一気に弱点として
狙われてしまいます。





トップ選手は
弱点が少しでもあると一気にそこを突かれてしまうのが卓球なんですが





実は
バックの250という数値



ぐっちぃの一般クラスからすると





ぐっちぃのフォアが
200ぐらいだとすると






吉田選手のバックよりも
能力値が低いことになります。





なので
吉田選手は




バックが
ぐっちぃのクラスからすると





ありえないくらい



鬼プッシュ


鉄壁ブロック



ミスがない



コースが読めない





という
超バックがうまい人になっちゃうんです。







なので
ぐっちぃは吉田選手と試合させてもらったとき





もう
バックショートが打ち崩せませんでした。






鉄壁で‥汗








歯が立ちませんでした。





だめでした。






吉田選手の
バックハンドの能力の偉大さを知った。





試合をして






トップ選手って
本当にすごい舞台で戦ってるんだなと・・




思いました。






ほかに例えるとするなら





水谷選手が





ボールに威力がない



言われたりすることがありましたが







実際
ほかの全日本選手たち、代表候補の日本選手よりも




ボールが速かったですからね笑




ただ
水谷選手は中国選手と比較しないといけないから




威力がないように感じちゃいますが





全日本で観戦してると
全日本上位でも、水谷選手はボールが速い方です笑






中国からみると



ちょっと
ボールの威力の面の能力が落ちただけで






そこを
狙われてしまうんですよね。







吉田選手も
同じでした。





バックハンドが
その世界ランキング20位クラスでは





わずかに
劣る能力。




フォアよりも劣る。





それだけで
トップクラスは





すぐ弱点のバックを
高速で突いてしまうんです。




それで
動画で見たりすると




トップ選手の試合ほど






弱点を
狙われ続けているような感じになります。




でも
一般クラスの中だったら




驚異的なレベルのバックハンドで
とても崩せるものではない。






これが吉田選手の
バックハンドの強さです。






試合をすることで
知ることができました。






トップ選手の
弱点と言われている能力値の高さ。。。






一般の選手からすると
雲の上の能力値ばかりなんです。





でも
トップ同士のハイレベルな弱点がない世界の中だと





少しでも
数値が低いところが狙われてしまい、目立ってしまう。






ただ
ぐっちぃが吉田選手にバックにドライブを狙い込むと






プッシュで
逆に遊ばれてしまいますね汗






すごい世界を感じてます。





世界トップの実力者の感覚だと思いました。





ペンはバックが弱点といわれる中で





一般のクラスの選手の弱点って
本当にボールが入らないことが多く、ガチな弱点になっている方も多いと思いますが





トップ選手の弱点って
バックが振れるんだけどバックが弱点
という感じの






弱点の質が
全然違うんですよね汗





これに
気づかされました。






吉田選手の
フォアハンドがすごいのはもちろんですが







こういった
世界で狙われてしまうバックが







ぐっちぃからすると





えげつないほどの
強さを持ってたバックハンド。






これが
弱点のレベルの違いですね汗




世界クラスの弱点って




一般クラスからしたら
弱点じゃないくらいのものだと思います汗






本当に勉強になりました。






世界の選手って
弱点って弱点じゃないんですよね。


一般クラスは
バックが振れない弱点、バックが振れたら得意になります笑


トップクラスは
バックが振れるけど、フォアよりちょっと打点が落ちると、、、その瞬間から弱点へと相手の認識が変わっちゃいます。



トップクラスの弱点は
連打できるけど、弱点なんです


一般クラスの弱点は
ボールが安定して入らないという弱点なんです。


全然弱点の質が違うことに
気づかされました。



これが卓球上級者になれる
全面性の高さなんでしょうね。




吉田選手も




ずっと練習だと
片面ペンのバックでがんがん振ってますし




むしろ
シェークよりも





体の使い方が難しいはずなのに






技術力としては
かなり高いです汗







トップ選手の弱点は
根本的に弱点というわけではない。





少しロスがあったり
時間がかかったり、回転や球威が少し落ちたり・・




それが
弱点に繋がってるだけで





ボールが入ってることは
フォアと変わらないので





本当に
トップ選手の弱点って





弱点じゃないよなー笑




って
思った





世界クラスの恐ろしいくらいの
レベルの高さをひしひしと感じた対決でした。





吉田選手の
バックハンドの能力の偉大さを知りました。





というので
吉田選手のバックハンドに攻め込んだら

見事返り討ちにあったわけですが


そのバックハンドの
強靭さに


ただ、衝撃しかありませんでした。


トップ選手の全面性って
一般の私たちからは想像のできないくらい




全面性の能力値が
非常に高い。


とてもバランスが
いいんです。


さすが世界選手は
違う



わずかなもので
勝手に自分では思ってなくても、弱点になってしまう超シビアな世界。


それが世界ランクを持つ卓球の世界なんです。






吉田選手のフォアドライブは
低い弧線の超回転ドライブ!



バックの鬼プッシュと鉄板ショートの
びっくりするほどのうまさ!!


鳥肌ものでした。





普段なかなかできない方だと
思いますので




みなさんにも
少しでもお伝えできればと思います




上級者の弱点って
全然レベルが違うことを指してたということに気が付きました。




①一般クラスは
弱点の技術が、入る入らないのレベル


②上級者は時間のロス(打点が遅くなる)
球の質(回転スピードが低く、コースがバレてる)の低下と判断されてしまうと弱点になる!




なのでやっぱり弱点も
大幅強化が上級者になる近道なんですね。



どんな状況でも全面性が高いに越したことはないということです。





大きな大きな
ヒントをくれました。



さらに
③直線的な低い軌道で超回転のかかったドライブを駆使することで
相手の時間を与えない、カウンターさせない。
中級者に多い、ただの威力ボールではないという秘密。




どうやったら
効率よく低い軌道で超回転出せるかな、、






回転重視スタイルのぐっちぃも
この軌道があればよりカウンターされずに攻めることができます。





とにかく収穫だらけでした!




世界で活躍するペンドラ吉田さん





直接打たないとわからないことが
たくさん手に残りました。







みなさんにもヒントになれば嬉しいです。



本当に、ありがとうございました。


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