こんにちは!
 



卓球の用具って
どんどん高性能になっていきますよね!




そこで


今回は




基本的な
ラバーの考え





弾道についてやっていきます!




弾道とは、
打球が描く放物線の高さ・低さの感覚。




弧線が高い方が
ボールの安定感がある




弧線が低く、直線的の方が
ボールに威力が出る





など



意外と重要な




ラバーの弧線について
基礎的な法則を






みなさんに
教えていこうと思います!
軌道3


弧線が高いラバーが
赤線です。


弧線が低いラバーが
青線です。



弧線の違いですがあくまでも
イメージなのでよろしくお願いします。



知ってて当然だーっていう方も
多いと思いますが


ラバーの選びの大事な基本知識です(*・ω・)ノ







最近よく
弧線が高いラバーが好まれる傾向で


一つの
ラバー選びの大きな基準になってますよね?


ラバーで
今まであった


スピード、スピン、コントロール


これらの
カタログの数値が


一昔前の
選び方でしたが


最近は
このラバーの数値表にはない


ボールが上がるような軌道を描くものを
選んだりする



弾道で
ラバーを選ぶ
というのが


実は
近年主流化してきているんです。


もはや
スピン、スピード、コントロールの


メーカー数値は
目安程度に見るくらいになり




弾みよりも
実は弧線の高さを重視した選び方をする方が




かなり
多くなってきている。





この事実をもとに



そもそも
弧線の高い・低いって


どんな効果があるのか?





それぞれの軌道の
メリットデメリットを紹介します!




弧線が高い軌道はこちら(*・ω・)ノ
yt_Still0422_00014



まず
①ボールの弧線が高いと得られるメリット

1.ボールが安定する

2.後ろからでもボールが入りやすい

3.ドライブがかけやすい

4.回転量を多くしやすい

5.ラリー中の打ち合いが入るので強い

6.自分の時間を作ることができる

7.様々な打点からでもボールを入れることができるのが強み

8.体勢が崩れても回転をかけて運びやすい



ボールの弧線が高いデメリット

1.弧線が高いので相手に叩かれやすい

2.相手にも時間の余裕があるので、待たれて反撃を食らいやすい

3.守備時ブロックが上に上がって、相手にチャンスがいきやすい。

4.浅く高く入ると絶好球になってしまう。

5.弧線が高め主体だと、スマッシュや強打を食らいやすい。

6.スマッシュが弧を描くため、取られやすい。

7.ミートやブロック系で返すと、相手にチャンスがいくことがある。

8.相手の回転の影響を受けやすいラバーが多く、敏感で調節が難しい。

9.ラリーで決めたいとき、決まりづらい。




そして
弧線が低いラバーがこちら!

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ボールの弧線が低いと得られるメリット

1.相手に時間を与えない

2.ドライブの威力がUPして相手のブロックが押されてくれる

3.スマッシュやミートが直線的でナックルになって威力抜群で効果的。

4.ブロックで当てるだけで、カウンターのような速さで相手を追い詰める。

5.相手の回転の影響を受けづらいラバーが多いので自分のプレーを押し通せる。

6.低い軌道を描くラバーほど、ドライブを強くかかったときのボールの重さ、超一級品の破壊力ドライブ!(中上級者限定のボール感覚)


7.相手のサーブの回転を受けづらいのでレシーブは返しやすい。

8.相手のループドライブなどの回転系ドライブの処理(ドライブ返しやミートやブロックなどで)が
しやすい。

9.頂点で打球できるととても強さを発揮する


ボールの弧線が低いデメリット

1.打点が大きく落ちると入りづらい

2.基本的には強い回転をかけづらい

3.ラリー中安定して入れるのに、かける感覚が必要。

4.打点を落とすプレーがやりづらい

5.卓球が速くなりすぎる可能性がある

6.ドライブがちゃんとかけられなかったら軽くなる(中上級者は弧線が低いラバーでしっかりかけると超重くなる)






どうでしたでしょうか?


これを見てますと


弧線が高いから
いいラバーなんでしょ?




っていう
風潮が


今ラバー界に起きてますが






確かにそれは
トップ選手や両ハンドでドライブガンガン振れる選手には





弧線が高いラバーを
両面貼らせるのがいいと思います。





しかし
私たち一般の選手だったり



破壊力を重視したドライブを打ちたい中上級者は





弧線が上がればいいというわけでもないんです。



この2つの弧線比較を見て





自分のプレー全体に当てはめるのではなくて





みなさんのフォアとバックに
それぞれ両方を当てはめてみてください!!!





そうすると
弧線が上がればいい。


というわけでもなくなってくるのがわかると思います!!






ぐっちぃは
これを見ると




フォアは弧線が高いラバーを選び、
バックは弧線が低いラバーを選んでいるのがわかります。





フォアは超回転、自分の時間を作ってドライブ粘り方


バックは回転の影響を受けずに、ブロックミートレシーブで
がんがん相手の威力関係なしで振り回せる。





やはり
両方弧線を描く両ハンド型が強豪校には多いですが





ぐっちぃは
フォアは超弧線、バックは弧線が低い系がドンピシャなんです!




ただ弧線を描き過ぎるのは威力が足りませんし
直接的過ぎるのは安定感が足りませんので

極端過ぎるラバーも難しいのも事実です。




ということで
自分のフォアとバックの使うものレベルに応じて





自分のプレーを最大限に生かせる
軌道の高さのラバーを選ぶことによって





ちょっと勝ちが見えてくるのは
間違いありません。





ぐっちぃが
フォアもバックも弧線を描くラバーをつかったら





バックドライブを
そこまでラリーで振らないでミートが多いのに




弧線描いたら
狙われてしまいます。。





影響もうけるのでブロックやレシーブが
バックでしづらくなって





ぐっちぃは
バックがだめになって、今できるミートとブロックが半減したら




フォア頼みになって




勝ち星が
少なる事でしょう。



ということで
今までのスピード、スピン、コントロールといった


メーカーカタログ数値から
選んでいたラバーたちが



時代とともに
新しいラバー選びの感覚・基準が



弧線が上がるかどうか?



そこに
現在いきついてる方が非常に多く


ラバーの数値表は
目安程度になった。


という
大きなラバーの選び方の基準が変化してきているんです。



そこで
みなさんは


弧線が上がるラバーを
必然的に選んでますが


トップ選手でも
弧線が低いラバーを使ってる選手もしっかりいる現状なんです。


正直



日本選手は
テナジー05で弧線が高い



両面使ってますが


中国選手は

キョウヒョウで弧線が高い

テナジー05は
弧線が直線的





という
感覚の違いがあります汗



まあ
キョウヒョウが基準になると

どのテンションも直線的になってしまいますし


テンションしか使わないなら
その中で高い低いの違いを明確に知って使うのもいいと思います。




なので
どこを基準にして弧線が高い・低いというのが

ズレては
しまうので


いろんな解釈ができますが



とりあえず
自分ひとりひとりの基準の感覚から


弧線の高いラバーと弧線が低いラバーの


メリットデメリットを
それぞれ知ってもらうと


フォアとバックで
それぞれで、本当に弧線の高さを活かしたラバーが選べているのか?



弧線が上がればいいと
思ってラバー選びの流れですが


みんなに合わせて
流れるのではなくて


本当に
自分に必要、勝てるものを活かした弧線の高さをそれぞれ知っておくと


より正確なラバー選びができたり
より正確に自分の卓球が開花できると思います!


少しでも参考になればうれしいです。
新基準の弧線。これはまだまだ研究しがいのあるジャンルです(*・ω・)ノ

軌道3