2016年

グランドファイナル決勝戦!!






男子シングルス決勝に


勝ち上がってきたのが



馬龍選手と
樊振東選手の対決です






実は





この前



超級リーグのとき
樊振東選手が勝ったり





最近
ちょくちょく樊振東選手が




勝ったりするのですが





大事な大会で







馬龍選手強すぎ汗






高速ピッチの
樊振東選手のバックハンドについていく!!




どころか
むしろ



馬龍選手は





バックハンドが
どんどん上達して





また
世界チャンピオンに

この前なったときよりも
また一つ強くなったんではないか?






そんな感じの
試合になってます。




樊振東選手も
意地で


勝負所の
強さが

半端ないのですが



それを上回る
馬龍選手・・・








どうして
そんなバックがうまくなってきたのか・・








バック面キョウヒョウにしてから


どんどん強くなってます。







①バック面キョウヒョウの効果1





バックの球が
少し弧になり




自分の時間が作れるようになって




馬龍選手の得意のフォアドライブやバックの連打が




落ち着いてできるようになった。





これが大きいですね。



そして


②バック面キョウヒョウの効果2



ボールが



バックなのに



引っ付いてから
飛んでくる。




選手がみんな
慣れてない。



というのもあります。



振ってるわりに
回転が強く伸びて、初速は遅い




という
なかなか合わせずらい





水谷選手も
1セット目馬龍選手の粘着バックの球に





合わなかったそうです。





なのでやりにくさが
あるんですよね。





元々
馬龍選手は
バックテンションのとき




バックバックの高速戦は




世界のトップ10内では






押されてしまうシーンが





今まで多かったけど




バックのスピード対決では




張継科選手や王晧選手に押され気味で



少し苦手にして





苦しんでたときが多々ありました。








そこで
スピンが他の選手よりも粘着で





強くすることによって





同じスピードバック舞台で
闘わなくなり







スピンバックの
1人舞台に持っていたのがデカイ!





③バック面キョウヒョウの効果3





レシーブの精度がより一層強化される!





ですね。



キョウヒョウの
馬龍選手のバックで





ストップやツッツキで
レシーブしたり




台上ドライブで攻めたり





・・・




トップ選手にいけばいくほど



台上の先手争いが重要になってきてます。






そこで
スピンがより一層強くかけられる粘着ラバーは





バックのレシーブ先手時代に
もってこいなんです。





上田選手も
粘着ではないですが



バックのチキータで
押せるように



回転量のより高いテナジー64からテナジー05に
乗り換えた




チキータや台上ドライブを
重視したラバー選びをした。





という
台上先手取りの現代卓球は



まさに
回転系が適す時代なんですよね。




ということで

バック面粘着・キョウヒョウにすると




3つの効果があります。

①「弧と回転が増え、自分の時間が作れる」

②「周りにいないから、相手が慣れてなくてリズムがとりにくい」

③「回転が強いので、バックの台上先手取りに強い」




こういったとこに
注目しながら馬龍選手の戦い方を

ご覧ください!


ただ
今の話だと最高じゃんってなりますが





キョウヒョウぐらいの硬さやバック面粘着になると




バックである程度スイングが速くないと
使えないので





スイングスピードがやや速い




中級者以上の方に
おすすめな用具チョイスでした!





馬龍選手が
しっかりバックで弧を描かせる伸ばすバックハンドで




チャンスと時間を稼ぎ




フォアハンドに持ってったり




バックバックの対決で 
樊振東選手の方がバックのスイングが速いのですが




それでも
馬龍選手のバックの弧のテンポと回転の高さに苦戦してますね。





見た目以上に





回転量の高いバックハンドを
扱う馬龍選手





それで
時間稼いで

少しリズムが崩れたところを
フォアドライブ強打!




より、死角がなくなった
馬龍選手でした。