WRMに勤めながら

かなり
矛盾している話なんですが



よく話をしてて



「卓球は用具じゃない!・・・



腕だ!!」



という
話を耳にしたことがあると思います。


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おそらく
卓球をやっている方なら


誰でも
一度はそのような言い回しをされたり、逆に言う側になったり・・・


というのがあると
思います!



特に
ぐっちぃのブログを見てくれてる方は


ラケットラバーの用具研究が好きな方が
多いので


周りの方から
何回か言われることがあるかもしれません



ただ
これは




本当に
正論だと思います



実際
強い人は



何使っても強いんです(*・ω・)ノ笑



しかし

ぐっちぃは
思います


強い人は
一通りの感覚を覚えてしまえば


ある程度
どんな用具でも


実力通りに出やすい。


日本のトップ選手が
どんなラバーを使おうと


ぐっちぃは
勝てないのは変わりません。






本当に用具を
選ぶ必要があると感じるのは



私達
一般の選手で


全てのかける感覚、
弾く感覚を身に着ける成長段階


技術
フォア打ち、バックうち、ドライブ、ツッツキ打ちなどを


まだ
完全に試合で使い込めない、ミスが出てしまう状態ですね






成長段階・課題が残る・感覚の習得が微妙




こういう
選手に


用具が必要なんではないかなって
思ってきてます







どういうことかというと



感覚は用具の力を借りると
覚えやすい!


ということがあります


たとえば
摩擦力の高いラバーを


感覚を覚えたい時期に使っていると


かける感覚をしっかりマスターし
得意になります


ドライブやツッツキ打ちも

回転量の高いボールを打てるラバーでかけることによって



用具によって
感覚を発達させる効果があります。


逆に
バックが非力で弾ける感覚がない方が


バックに弾きのいいラバーを貼ることで


パチン!っていう弾き方のコツや要領を覚え


そこから
違うラバーに変えても

パチンと叩く感覚が
生まれる効果があり



それで
自分の短所をどんどん伸ばして



穴のない
中上級者選手に登っていく!!




なので
上級者になれば感覚がすべて備わっているので


用具は
一度納得いくものがあればそのまま固定させちゃってもいいんだと思います(*・ω・)ノ



逆に
一般の私達は


まだ
技術や感覚が完全でなくミスが出てしまうので


そこは
用具で


感覚を養うことが
大切なんじゃないかなーって思います。




弾けないラバーで弾く感覚を鍛えて手打ちでがっつり打っても


安定した弾きは覚えないですからね。



さらさらのラバーで
ドライブをかけようとしても

摩擦がないので
かけうる感覚は覚えません。


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しかし

小学生からやっている子たちや
強豪校で活躍する選手、トップ選手は


この
考え方は当てはまらないと思います。




これは
指導者がいない状態でも

自分で自らの
弱点を補っていく

欠点をラバーで
改善して鍛えていくやり方


これが
指導者がいたりする学校や強豪校じゃない、一般の選手が強くなっていくひとつの近道なんだと思います。




指導者がいる名門に行ってるところは
用具をそのままでも指導者が感覚を教えてくれます。毎日修正も入ってくれます。



しかし
そうでないところでは、自分たちで感覚を磨くしかないんです。



ぐっちぃも
普通に卓球やってきただけなので


指導者とか
中学校の時はいませんでした。

完全我流!



なので
かける感覚とかは最初できなかったので

先輩にみたいなドライブやサーブで
スピンをかけたい!


という
願望が生まれ


粘着ラバーを使うことによって

今のかける感覚を
掴むことができました。


指導者がいないところは
こうやって自分で

自分が苦手な感覚を
一つずつ挙げてって

それを
ちゃんと補える用具選び!




そして
補うだけでなく、感覚を生ませてしまう効果が卓球の用具にはあるんですよね。




なので
一般の卓球選手であれば


1枚のラバーを使い切ったら、
同じラバーを何枚も使うのではなく


感覚成長の進み方によって
選ぶ・変えるべきなんです。

 

全技術・全感覚が
試合でも自信が出た時


このころには
用具を変更する意識がなくなってて

用具を変えるよりも練習の質を重視し

用具を変えるのは手間、時間がかかるという感じになっていくことが多いです。

これは
上級者へと進んでる証拠です 。



ということで
指導者がいない一般の選手向けなんですが



ラバーで
自分にない弱点の感覚を鍛えさせ効果をあげて

一つずつ
感覚や技術を埋めていく。

それで
自分の短所をどんどん伸ばして



穴のない
中上級者選手に登っていくから


一般の選手の
用具変更は必要だと感じています。


みなさんは無意識だと思いますが


何かの感覚を
覚えるためにみんな用具を変えて次に進んでいるんです。

もっと回転ー

もっと弾みー

もっと安定性ー


などなど(*・ω・)ノ

無意識に思ってますよね(笑)


あれは
自分に足りない感覚でもあるんです!




なのでゴールを
上級者になるというのを設定するなら


卓球の用具は
一般の選手が自分自身でやって強くなる近道・成長するためにはとても大切なことだと思ってます。



ということで

卓球は用具じゃない!腕だ!っていう正論がありますが・・・


ラバーは
自分の持ってない感覚を鍛える、できない短所を順番に埋めて習得していくために常に用具を選ぶ!

という感覚があります。



ただ、最後に
用具を毎週のように変えるとかあまりにも頻度がありすぎると逆効果なので


原則は
ラバー1枚が寿命になったら次の新しい感覚を鍛えるために違うラバーを・・・って流れが原則になります。




ぐっちぃの用具をうまく使って感覚を生ませて、伸ばす考え方でした。


いろんな考え方があるので
その中の1つの方法としてとらえてください!

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