先日

日中ピンポン外交交流大会で




北京チームの元主将

甲Aリーグで優勝した実績のある



郑韦田さんと対決したのですが




フォアは
めっちゃボールが、2速が伸びてきて


バックは
めっちゃ沈むドライブとブロック



これが
本当に

なかなか
うまく狙えませんでした。





回転が非常に強い
中国スタイルですね。




そこで


用具を
拝見させてもらいました。





せーの




2016-11-21-19-23-04



やっぱ
キョウヒョウ3ですね^^





しかも

中国の方にしては




珍しい
赤面がフォア


赤面キョウヒョウなんです。




そして
ラケットは



スティガの



5枚合板





メープルウッドですね!

2016-11-21-19-23-21


しなり系でややソフトな
メイプルです!




グリップ底は
海外スティガのシール!





そして


きになったのが






2016-11-21-19-23-06

フォア面を
1センチ近く空けた状態で


貼っていることですね!





パッと見

ペンの方のような
ラバーの貼り方をしてます。







このキョウヒョウは


NEOではなく


ノーマルタイプの
省狂3だそうです。








飛ばない(笑)





こういう
飛ばないセットは



ぐっちぃの好みと
かなり似てますね(笑)





なぜ
1センチ空けるか聞いてみたら





1、ラケットの先端が
回るようになるから。






これが
重要なポイントのようです!




やはり
粘着ラバー

キョウヒョウは




ある程度重量のあるラケットの方が




ボールが
強烈に加速しやすいのですが




ちょっと
ドライブを打ったとき




パワーが伝わりにくく




重くなりにくいと感じたから




少し空けて
ヘッドを重くして





遠心力を利きやすい状態にして





ブンブン振る!




たしかに




ドライブ
めっちゃ重たかったです。。





回転量が
高すぎて



2速が速すぎて





ぐっちぃらしいプレーがあまりできなかった印象なんです。




ナイスこだわりですね!
2016-11-21-19-23-08


オレンジスポンジです!




そして
バック面が





じゃん!!
2016-11-21-19-23-11



おお!!







天極3じゃないですか!!!







フォアキョウヒョウ


バックテンキョク




両面粘着ですね!




やはり
中国は



フォア粘着バックテンション


フォアバック両面粘着




この2つが
主流です。






もう
郑韦田さんの




ツッツキめっちゃ切れてるし

ブロックはスピンすごいし

バックドライブ沈みすぎて狙えないし・・




ザ中国


という感じのセッティングです!







ちなみに


この
天極は


どんな
仕様かというと


2016-11-21-19-23-14


スポンジが
やや気泡が大きくなってます!


これは













天極3-60の
弾力あるスポンジを使ったやつだったんです!




だからバックは
多少弾みますね!



フォアが回転なので
バックが回転とスピードのバランスを取ったのでしょう。


ただ
中国的にはそうですが


日本的にはどっちも回転重視という認識になりますね(笑)



中国の
向こうの方は


テンキョクが
ぶっとびの系ラバーになっているようです。






やはり
中国では

テナジーがスピード系って言われるだけありますね(笑)




テンキョクがぶっ飛ぶ

テナジーがスピード系




日本からすればどちらも
回転重視のジャンルです(笑)





面白いなー




この
感覚の違いが


交流してて


とても
面白かったです!






郑韦田さん




対決していただき
ラケットの話もしてもらい


本当にありがとうございました。




2016-11-21-19-23-04


キョウヒョウや粘着ラバーで
回転量を増やしたいなら




重くなりますが
1センチ空けることで




先端を加速させやすくし、遠心力ドライブで
回転量アップさせるという




ナイスアイディアの
郑韦田さんでした!






ただ
遠心力を使ったしなりドライブをそこまで使わない方や、




ラケットの重さに
今ちょうどいい感じぐらいの方は




逆に1センチ空けると
スイングが鈍り、回転が減ります。




なので
腕をしなり系の遠心力ドライブで




ラケットがちょっと軽いなーって
思ってた方は




1センチ空けてキョウヒョウや粘着ラバーを使うと
ドライブで回転量を増やす方法として成り立ちます。







じゃあなぜ
トップ選手はそういう貼り方をしないのか?



ということですが





それは
トップ選手は



ラケットとラバーが
自分の振れる範囲内で、すでに重たいものをチョイスできるので





遠心力がすごく出せます。





ただ
一般の選手、普通にやっている分には




ちょっと
ラケットが軽めになっちゃったり




そう簡単にラケットラバーが
新しくできなかったりするので






軽いけど
我慢して使うことも多いと思います。






そこで


ラケットラバーはそのままで



少し
1センチ空けると




重量級のラケットをチョイスしたような
感覚が出てくるそうです。




素晴らしいお話をいただきました。





ぜひ、今 



ラケットが軽めの
粘着ラバーユーザーの方に




知識として
知っておくだけでもいいと思いますが




試してみるのもありなのかもしれませんね^^

2016-11-21-19-23-11