みなさんこんにちは!


WRMのぐっちぃです!





本日は






今旬な
巻き込みサーブとYGサーブの違いについて書いていきたいと思います!
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2つとも





同じ逆横回転サーブという







通常の横回転とは
反対側に曲がるタイプのサーブなんですが






どうして
卓球界の世界では


同じ回転のサーブを
違うサーブ技でやるのか?






そして
YG派と巻き込み派






この
2つがしっかり分けられることが圧倒的に多く


両方使うというよりも


片方だけ使う方の方が多いです。





そこで




全体的に






YGをうまく試合で使ってる方



巻き込みサーブをうまく使ってる方の傾向をピックアップしてみました。








YGサーブを覚えやすい方の傾向

①手首が強い

②手首が柔らかい(YGのしならせる感覚を出しやすい)

③回転をかけるのが得意(YGはかける感覚を持ってる選手じゃないとなかなか出せない)

④擦る感覚がわかる

⑤バックスイングを取るのが得意

⑥手首でしならせる感覚が必要

⑦バックが得意な方が覚えやすい傾向

7についてなんですが





これは、
手首を使ったバックドライブなどの使い方が上手な方は、


YGの手首のしなりと若干似てるようで、


全国回ってて思うのが、
バックが得意=YGができる!という傾向があるようです。








巻き込みサーブを覚えやすい方の傾向は

①かける感覚がない

②手首が固い

③バックスイングを取るのが苦手

④バックよりもフォアが得意な方が覚えやすい傾向




4なんですが、
各地見てますと





バックの手首を使ったバックドライブよりも
あまり手首を使わない、フォアドライブの方が得意な方ほど



手首を入れ込む感覚が少なく
逆に硬く手が固定されたように芯がしっかりしてるので




巻き込みが出しやすい、巻き込みを使い込んでる方が多い傾向がわかってきました。







ということで
今2つのサーブの傾向をザっと見ますと









明らかに
YGは感覚系・手首が使えるタイプに習得しやすくて








巻き込みは
かける感覚があまりなくて・手首も固いタイプに習得しやすいんです。







なので





小学生や中学生の手首の強さ・かける感覚の発達途中に活躍するのは

巻き込みサーブなんです。








まだ
手首の強さがない状態なので








それで
YGを出しても

回転が弱かったり
上手く出せずに安定しません。






しかし
巻き込みなら








手首を使わなくても
回転がわかりにくい巻き込みサーブが


覚えやすいから


超流行る!






というものなんですよね。







これは
私達

高校生以上の方にも
当てはまります。






高校以上の方でも

まだ感覚が発達途中であったり

バックが苦手だったり

手首が固い方は






限りなく巻き込みサーブを
覚えた方がいいサーブになりやすいということです。









逆に
手首の力と柔らかさがあって
かけるのがうまい、センス系っぽい卓球をする方が








YGの方が
いいサーブが出せるんですよね。








手首が柔らかかったりぐにゃぐにゃだと





巻き込みの
面をしっかり作って入り込む感じが弱くなり






逆に
うまく回転が出ずらかったりして





意外と
YGの方がしならせて切るので簡単、かかる!




という風に
感じる方も多いです。










ちなみに
ぐっちぃはどっちかというと






フォア重視で
ぶきっちょで手首もそんなうまく使えてないので







完全に
巻き込み派です(笑)







なので
サーブ動画は巻き込みが多いですし






試合でも
巻き込みが主力になってます(笑)






手首が固い感じで


巻き込みの鋭さ、スイングが上がり


シュッてぶつかるように切れてくれるので







この
手首の不器用さが


いい感じなんです(*・ω・)ノ







もちろん
手首が柔らかい、バックが振れる方は


YGで
しならせて出すと






超スピンで


わけわからないですよね汗







なので
どっちの方がサーブ的に上なのか?






というのではなくて





自分の感覚・能力値に合わせることで


巻き込みサーブもYGサーブも
最高のパフォーマンスが発揮されることでしょう!







つまり


いつまでもYGができない





いつまでも巻き込みができない






というのは
非常に悩みで多く聴くのですが







実際は

もう片方の
逆横回転サーブの方が


そういうときは
適している方が多く








そちらの
得意な方を

自分の能力に
見合わせながら


最高のサーブへ
力を注いでみる!







それが
サーブの必殺技となりやすい逆横回転サーブを


みなさん
一人一人が最高に引き出す秘訣になります。








無理に
両方覚えようとするより







巻き込みがうまいなら
巻き込みでさらにアレンジやわかりにくさを磨くことで









そっちの方が
試合では使える可能性が高いです。





ただ
感覚や成長度合いや用具でも変わってくるので







定期的には
YGに挑戦してください。






それで


閃いたり・きっかけをつかむことができれば


両方マスターできます。






しかし





巻き込みしかできなくてもいいんです。







得意な巻き込みを
磨けばいいんです。






無理しないでいいということですね。





要するに
試合で勝つには、巻き込みやYGか



どちらかの
自分の得意な方を使える状態に持っていくことが大切です。



トップ選手も
両方使う選手よりも


片方だけを
メインにやってます


YG派
張継科・馬龍・ファンジェントン



巻き込み派
劉詩文・丁寧・王晧


という風に
トップ選手でも

どちらかしか使ってません(笑)





最後に
一言でまとめると


手首が固め・フォアハンド主戦には
巻き込みサーブがよくて



手首が柔らかめ・バックハンドが振れる選手は
YGサーブが覚えることができます。 



ほかには

回転量の絶対値は
YGの方が上で


回転のバレにくさ、変化の度合いは
巻き込みの方が上


こういう傾向もあります。



みなさんは
巻き込みサーブ派かYG派か


これで
本当に適した1つのサーブがわかったと思います。



そのわかったサーブで
得意な変化をつけアレンジをすることによって


サーブエースが取れるものになります。


少しでも
参考になればうれしいです。

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